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 6月定例会が7月2日に8億6500万円の一般会計補正予算を可決し閉会となりました。本定例会では財政の考え方、特に税収等の確保のあり方など、理事者側に対し質問も出ましたが、全般的に満足できない定例会となってしまいました。本来もっと補正予算の中身も精査しなければならない部分もあった。行政判断のあり方なども質したかった。しかし時間切れとなり質疑が終局となった。議会側も会議のあり方など工夫も必要であろうし、反省の余地はある。それにもまして田中知事による本来の県政以外の行動や言動が多く、議会もその県知事としての識見を質し、県民のための県政運営に戻ってもらいたい、そんな願いからつい予算案などの審議が疎かになってしまったことは、否めない事実であろう。また委員会出席理事者の答弁も、以前より誠意ある答弁も見られましたが、まだまだ知事オンリーで本当の県民益を考えない答弁もあり、そのことも審議時間をいたずらに遅らせている要因にもなっている。9月定例会ではこの反省をいかし、来年度以降に向けての県民益となる政策予算を盛られるよう準備をしていきたいものである。

主な提出議案の結果

* 田中知事の給料を3ヶ月間20%減額するための条例案

田中知事が国民年金保険料の未納があったことに対し給料の減額をしようとしたものです。

賛成多数で否決しました。これは知事が当初未納未加入はないと公言し、国会議員の未納者たちを責めてきた。自分も未納が分かった時点で素直に間違いを訂正し謝罪すれば済むことだ。その上で年金の制度上の不備を改善するよう求めることが知事の役目であったこと。それらの説明責任が果たされていない。給料の減額で問題の本質をすり替えてしまうことを許せないとしたものです。

*「長野県ふるさとの森林づくり条例案」

2月定例会で知事の権限が強く、市町村自治に介入しすぎるなどとして継続審査となった案件でしたが、県側は一部修正し新たに条例を提出しなおして、本会議が深夜までに及んだ案件です。

内容はある程度理解はできましたが、市町村や各団体等に理解が十分得ておらず、意見を聴取するため。また知事は本会議の一般質問の答弁で、来年度予定されている超過課税(県民一人当たり約1000円均等納付義務)に結びつくとされていた。林務部長はリンクしていないと言うように、意見の相違も見られ、県民の家計に影響もあり県税のあり方も問われています。そのために継続審査としました。

*「知事に誠意ある県政運営に専念することを求める決議」

賛成多数で可決しました。これは知事が住民票の問題で市村まで巻き込んで混乱を起こしている問題。国民年金問題の不誠実な対応。「長野県」調査委員会や他の審議会、検討委員会の委員や県職員との飲食代を、知事の後援会会計から支出させていた問題。知事の旅行命令書の記載と実際の旅行と異なっている、いわゆる出張旅費問題。本会議で知事の答弁と経営戦略局長の答弁と食い違っていたこと。などなど不誠実な県政運営をしていることに対して、知事の県政に対する姿勢をただし、本来の県政運営に専念していただきたい、という願いを込めたものです。

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