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山口村の越県合併を議決

12月22日
 朝からあわただしい一日が今日も始まった。宮沢委員長が山口村関連議案の提案者となったため、副委員長の私が歴史をぬり変える一日の指揮を執ることとなった。10時に本会議開会され、宮沢議員(総務委員長)から提案説明があり、提案者への質疑が行われ、本会議終了後直ちに総務委員会が開会し、宮沢提案者のほか、加藤 出山口村村長、市脇辰彦山口村議会議長、園原 仙山口村教育長、大山耕二中津川市長、平岩正光中津川市議会議長の皆さんを参考人としてお招きし、審議に入った。
午前中に2人の委員の質疑だけとなり、本日の本会議で午後1時までに議長に報告することとなっていたため、急遽委員会の審議を中断し、議長に委員会審査の延長の許可して頂くために申し入れることとなった。
 議長は延長となると再び会期延長となる恐れがあるので県民に説明ができない、と予定された時間内に結論をだすよう強く促された。しかし、委員会としては十分審議を尽くしたい。他の委員にも質疑をしていただきたい。私は特に田中知事の議案提出の決断が遅れ、ようやく審議再開となった現在、委員会の審議時間を打ち切ることはできない。十分委員会で議論を重ねることが必要であることを主張した。
 遂に議長も事の次第が分かっているだけに、委員会の延長を許可して頂けることとなった。当然のことながら一連の議会手続き後委員会は再開された。午後3時過ぎ木内均議員の最後の質問で加藤村長のお気持ちを尋ねた際、加藤村長がたびたび言葉を詰まらせての答弁に、加藤村長を初め参考人の皆さん、総務委員の皆さん時には嗚咽も聞こえる中、涙を拭きながらの光景はなんとも言えないものがあった。委員長席に座っている私も必死に涙をこらえることが精一杯であった。 質疑が終結しいよいよ委員会採決となった。勿論全員一致で採決すべきと決した。
信頼の上に立つ議員の関係
 本会議ではしっかり委員長報告を述べさせてもらった。ここまでくれば委員長に対する質疑はないと思っていたが、2人の議員から質疑を受けた。ここまで来る過程では、いろいろの会派で多くの議員が、知事以上に心の葛藤を繰り返し、お互いに言いたくもない議論を交わしてきた。お互いに信頼の上に立っているからこそ、議論を重ね山口村や中津川市の将来、岐阜県との関係など、県議会議員としてあらゆる角度から検討検証が繰り返され、良識ある県議会議員としての結論をお互い自らが見出し、苦渋の上にも最大公約数の大人の判断を下そうとしていたのである。長野県議会は良識ある議員が多かった。賛成49人・反対7人。遂に歴史は塗り替えられた。12月定例会は古田議長により閉会が告げられた。
 加藤村長と握手をしたときも、おめでとう。長い間お疲れ様と声を交わしたが、なんとなく心から喜んでいる自分ではなかった。この思いこそ反対された議員も理解されるべきではないか。