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山口村の越県合併を 素直に送ろう

 2月13日木曽郡山口村は岐阜県中津川市となる。それぞれの皆さんの思いは、いろいろ複雑な気持ちが交差しているだろうが、長野県から岐阜県に越県合併となった。この際今までの田中知事が合併申請にかかわる議案提出をされなかったこと、議員提案により越県合併を議決したこと、その議決を尊重してぎりぎり知事が申請したことなど、ここに至るまでの多くの議論は無駄ではなかった。まずは素直に「山口村、越県合併おめでとう。」と気持ちよく送り出してやりたい。山口村の新しい中津川市としての歩みの一歩を祝福し、一日も早く中津川市民として新しい地域づくりに参画し、調和のとれた町づくりをつくられる事を祈るばかりである。合併してもいろいろな課題はありますが、粘り強く話し合いを持って解決に向かってほしい。必ずや,よい道が開かれるものと信じている。
 
それにしても、昨日の「広報ながのけん」を見て驚いた。紙面の半数以上を山口村で埋めていた。そのこと自体は「惜別・山口村」の特集と理解できるが、内容を見て唖然としたのは私だけだろうか。山口村を送り出す長野県の気持ちが全く無い。ただ田中康夫氏個人の思いを掲載されているだけではないか。「広報ながのけん」であるならば、越県合併に至った経緯、今後、山口村が合併していく中津川市の紹介、嫁に出す親としての祝福の言葉など、長野県として越県合併する山口村に最大限の気持ちを表すべきであろう。確かに過程はいろいろあったが、決定したからには民主主義の原理に基づき、気持ちよく送り出してやることが大切であろう。少なくとも広報は長野県の貴重な経費を使っているのである。田中康夫氏個人の思いは自分で他の方法で知らせるべきだ。個人のメッセージを公費を使ってするべきではない。長野県知事としての礼儀ある挨拶を載せるべきであろう。「県民の皆様へのメッセージ」「山口村閉村式の知事の挨拶」どちらも自分の思いだけで、長野県知事としてのメッセージは全く入っていない。経営戦略局秘書広報チームは、しっかり自分たちの役目を全うするべきであろう。
 
情報公開問題を調査したり、来年度事業予算等の勉強会をみても、田中知事の独裁性と異常とも思える権力主義者が見え隠れしている。これでは職員に言いなさいといっても無理があることを理解せざるを得ない。それにしても、山口村の一件は最後まで納得のいかない、不如意な知事の行動に全く許せない気持ちだ。もっと大人になってもらいたいものだ。