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田中知事も深く関与か 情報公開問題

 田中知事後援会幹部による県下水道公社などに、働きかけたことを記録した文書等の情報公開請求に対する不明朗な経過を質す、総務警察委員会の集中審議が本日で3日目となった。県から提出された文書と岡部参考人から提出された文書が、文面も活字も違っていたことを質したが、当時の下水道課長であった田附参考人は17日の委員会では、一目見ただけで岡部参考人が提出した文書は見たことが無いと明言していた。それがその日の夕方には岡部参考人が提出した文書に、自分の「田附」印が押してあったという事実が判明した。今日の委員会の冒頭に事実を認め謝罪をしたが、分からなければそのまま通すつもりであったのか。あまりにも議会を軽視するばかりでなく、知事が常に「包み隠すことの無い県政を」と言ってきた根幹である、情報公開のあり方そのものを疑わざるを得ない。
 
北原前知事秘書も、田中前県下水道公社専務理事も、皆さん口裏を合わせたように、岡部参考人が提示した文書は見たことが無い。県が提示した文書を見て、こちらの文書であったと発言されていた。文書そのものは仮に2つあったとしても、つづられている文書の前後を見ても提示された文書の活字が、岡部参考人の文書の活字に似ている。しかも田中参考人はその文書を下水道公社で作成して田附参考人に渡したと明言していたが、受け取った田附参考人はその後文書の行方が分からない、知事には渡していないと主張している。岡部参考人は知事からその文書を渡され指示を受けている。誰が知事に渡したのだろうか。この上は田中知事が自ら明確な経過を、自分の口で語るべきであろう。
 
委員会の質疑の結果を見る限りは、疑問を全て明らかにすることはできなかったが、知事後援会幹部による働きかけの事実や、田中知事はその幹部の要請どおり入札方法の変更、県職員の人事異動、情報公開請求にかかわる文書の隠滅など、全てに深く直接関与していたことがあったといわざるを得ないだろう。報告したいことは沢山あるがこの事実関係や、委員会での主なやり取りは各報道機関の報道のとおりであるので、今回は詳細を載せないことをお許しいただきたい。2月の定例会は昨日始まったばかりであるが、何故か通常の定例会を終えたような疲れを感じた。この際どんなに疲れても今回の問題は、しっかり精査し問題を明らかにしなければならない。県職員の皆さんも関連情報があったらお知らせ願いたいものだ。田中知事の先の見えない出たら目な県政、我儘な権力を嵩に組織を目茶苦茶にしてしまっている現実と、表向きクリーンな田中県政の仮面を暴き、将来希望と夢の持てる県土つくりにしていきたいものであると、強く感じた集中審議であった。