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初めて詫びを入れた松林局長


 いよいよ総務委員会の審査に入った。冒頭に宮沢委員長が松林経営戦略局長に資料請求した際、資料が提出されなかったことについて、今後議員や会派からの資料請求に対しても速やかに応じるよう求めた。それに対し松林局長は「議員個人や会派からの資料請求については、現在検討中です。議員個人の調査については疑義があるので、調査権の解釈を整理している。」というような発言をしたため、委員会では議員の調査権を踏みにじるものと、県の見解を統一させてくるようにとして休憩となってしまった。昼食時に正副委員長にお詫びをすると報告に来たので、午後は正常に1時から再開となった。松林局長は「私の発言で誤解を招いたことにお詫びを申し上げます。議員の皆さんに積極的に審査を頂くために、資料について積極的に提供いたします。」とのお詫びの発言をされ、総務委員会所管の議案説明に入った。最初からそのように謙虚な姿勢が松林局長には必要ではなかったのか。

 確かに議員の調査権には一定の制約があることは承知している。あくまでも議会として調査のための資料請求となるのであるが、もともと県は予算を調定し議会に審査を願い議決を得なければ、予算の執行にはならないのである。議員も県民の負託を受け県民の利益のために、限られた予算内で最少の経費で、効率よい事業執行を求めることは当然である。そのための資料請求に最初から拒むこと事態、どこを向いて仕事をしようとしているのか疑われても仕方がないことだ。この役1時間半は本当にもったいない大切な時間を浪費してしまった。局長は既に本会議場でも委員会でも、何回ともなく誠意ある答弁を求められていたのである。もう一度自分のおかれた立場と、自分が局長として何をしていかなければならいのか、知事と自分(局長)・職員と自分(局長)・議員と自分(局長)の関係と、どう向き合っていかなければならないのか、よく考えてみることであろう。

 明日(15日)は朝7時半から県市長会・県町村会の三役の皆さんと「コモンズ支援金」についての意見交換会を行うこととした。本来であれば市町村にとって有利となる新事業計画案は、委員会が始まり審査日程が取れないからといって、開会中の朝に意見を聞くことそのものがおかしな話である。十分な協議もせずふっと沸いたような思いつき予算案を提出してくるからである。もっと長野県の将来を見つめたビジョンに基づいた予算を編制して頂きたいものだ。