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謝罪もトップとしての大事な役目だ

 総務委員会が2日も審議できずに延会となっている。議会が意地を張っているのだろうか。議会が嫌がらせをしているとでも思われているのだろうか。もしそうであれば何のために?・・・・やはり違う。原因はあくまでも松林局長にある。議会は決して無理難題を申し上げているのではない。冷静に事の次第を振り返ってみたい。
知事の住所移転問題について、松林局長は「住所のあり方について問題提起となり、違法ということにはならず、むしろ県民益にかなっている」と答弁したほか、知事に住所を決めるための審査委員会の設置や訴訟に要した費用についても「適切な支出」と答弁された。しかも泰阜村・長野市・長野県それぞれ通常であれば必要とされない事務を、多くの職員の手を煩わせてしまった事実に対し、またそれらの混乱に対し謝罪の意思が全くないことである。こうした一連の対立・混乱・出費がなんらの県民益にもつながらなかったことは明らかである。議会は田中知事の住所移転問題の訴訟を認めていない。勝手に田中康夫個人が訴訟をしていたのである。にもかかわらず、県や泰阜村・長野市及び県民に多大な迷惑をかけ、不要な出費を強いたことについて、松林局長が「県民益にかなっている」などとの認識している点を看過することができないのである。

このことについて松林局長は、田中知事に相談をしなければ答えを出せないとしていること自身おかしいことだ。田中知事が発言した内容を覆しなさいといっているのではない。松林局長自身が発言したことを、不適切だから訂正しなさいといっているのである。決して無理難題を押し付けているものではない。訂正するくらいなら県職員を止めるとまで広言している。私はそうすればいいでしょう。とまで言ってやったがどこまで分かってものを言っているのか計り知れない。第一、委員会を2日も延ばし、本会議を延ばし議員を足止めさせておき、尚且つ理事者側職員に迷惑をかけていることが、職員のトップとして恥ずかしいと思わないだろうか。何とか自分の謝罪で解決できるのなら進んで謝罪をし、事態を解決にしようと思うことが、局長の役目ではないのか。これ以上の混乱は許すことは出来ない。即刻17年度予算審議に入り、委員会採決まで行うべきである。そのカギを握っているのが松林局長であることを知るべきである。

田中知事が「議会の皆さんは、何ゆえに17年度予算をご審議いただく大事な委員会をストップさせ、県民益にどうつながるのでしょうか。」と、口を尖らせて語る姿が思い浮かんでくる。議会を議会と思わず、単なる対抗軸をつくり、県と議会をもてあそぶことは辞めてもらいたいものだ。22日こそ陰湿な殻を破り、正常な県政運営のルールに乗り、正常な議会審議に戻すべきである。松林局長は田中知事を向いた発言をするのでなく、220万県民を意識した行政運営に目を向けるべきである。