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宮城県七ヶ宿町を、トンボ帰りの現調

 王滝村現調を前に「王滝村に関する資料」を見させていただいた。見れば見るほどその深刻さが分かる。むしろ、何故ここに至るまで対策が打てなかったのか不思議なくらいだ。いずれ現地で様々な皆さんからお話を聞きたいものだ。その上で王滝村について意見を述べたい。
 
昨日(25日)夜出かけて、宮城県七ヶ宿町役場に伺い、古関産業振興課長さんに話を伺ってきた。「町営みやぎ蔵王七ヶ宿スキー場」も、ピーク時に10万人訪れたスキー客(入場者数)が3万人前後と低迷したため、この4月から指定管理者制度を導入したという。しかも、指定管理者になったのは、地元住民有志でつくる「七ヶ宿スキー場応援団」であるということだ。まだ結果は出ていないが、今までの経緯と計画など諸々をお尋ねしてきた。実は電話で済まそうと思ったが、やはり詳細な事項まで伺えないため、王滝村現調の前でもあり思い切って行ってきた。町の規模等は王滝村と類似点は多い町であった。

以下簡単に要点のみをご報告したい。
Q 入場者が3万人に減少した要因は。
* 少子化の原因と、バブル崩壊によりリピーターが、3回のところを2回となるなどスキーを控えた。(的を得ているかはやや疑問に思うが)
Q 指定管理者制度導入となった経緯は。
* 当初町が出資している第3セクターの「七ヶ宿観光開発(㈱)」に行わせ
る予定であったが、地方自治法の一部改正により「公の施設の管理」が指定管理者制度となったので、検討会を重ねる中で公募することとなった。
Q 「七ヶ宿スキー場応援団」に指定した経緯と、どのようなグループなのか。
* この組織は2年前から「まちづくり塾」として活動していた。七ヶ宿町の課題についてたびたび提言してきていた。スキ   ー場についてもいろいろ提言してきた経緯があった。このグループに決定した要因は「熱意」があったこと。任意団体で  あったため法人化した。
Q 立ち上げまでに問題はなかったか。
* スキー場再建以前の問題で議論がされた。このグループのほとんどが転入者であったため、町民等の理解を得るの  に苦労があった。従来の従業員の雇用の問題などあり町も指導(相談)した。
 
  その他いろいろ質問したが、資料が伴うものもあり全てをここでご報告できないのが残念である。役場での調査の後スキー場にも行ってきた。新社長は残念ながら留守のため、従業員に場内を案内してもらいながら話を伺った。民営となったが、まだ町営のときと気持ちの上で変化が見られない面があった。夏場の運営を含め社長の理念がどこまで浸透しているのかも疑問に思えた。
 施設はスキー場のほか(夏はグラススキー可能)、コテージ・オートキャンプ場など整備されており、経営の仕方によっては黒字可能も考えられる。どこも同じであるがやはり住民の意識が、自分たちの町のスキー場をどのようにみんなで再建することができるのか。それらの意識と町とが一体感が課題であろう。協定では5年間ということであるが、まだ移管したばかりの新会社の成功を期待したい。いずれ近い内に社長の考えをお聞きしたいと思っている。