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お粗末な教育委員会の事務方さん


 一般質問2日目、「高校改革関連問題」「木製ガードレール」など各議員が取り上げていた。高校改革関連問題は県教育委員会が、「高校名提示」について理解を求めようと努力されているが、答弁が支離滅裂で理解できる情況ではなかった。やはり無理がありすぎる。宮沢教育委員長も前日の答弁の際「高校名を提示する際の委員会の議論が未熟ではあったが、推進委員会に議論を求めることにした。」というような発言をしていた。その「未熟な議論」で高校名を公表することは無責任きわまる。しっかり議論を尽くしてから次のステップに進むべきと議員は追及しても、何を質問されているのか判らないで演題に立っている情況であった。これは自分が教育委員長として会議を統括されてきたことを振り返れば分かることである。

 成績不振な会社を見事再建させた方とは思えないほど、教育改革に向けた説得力の勢いが見えなかった。お歳のせいだろうか。これはむしろ教育長職務代理者や教育次長など、すぐ後ろに陣取っている事務方が的確に議員の質問の要旨をつかみ、教育委員長にメモを渡すなど、しっかりサポートをするべきである。質疑のやり取りを他人事のように見ていたように見受けられたのは私だけではないと思う。一度に多くの異動をする人事の歪がここにも出ているように思えた。
 
 少子化の現状と将来の生徒数の減少は誰もが承知しており、高校の再編は避けて通れないことは認識している。しかしその現実を理解していただき、更に在学中の生徒やこれから志望高校を目指す子供たちの不安を解消し、純真な心を踏みにじることがないように再編していくよう努力するべきである。拙速と言われる所以はそれらの議論が不足し、手順が間違っているからである。一時の後戻りは禍根を残さないためにも勇気を持って決断されることを望むものである。

 「木製ガードレール」 この論議は2月定例会の議会が示した判断を理解していれば議論が分かれることはないはずだ。木製ガードレールの全てをいけないといっているのではない。財政が逼迫している折だけに急がず、県民の多岐に渡る要望にこたえるためにも、他の事業に予算を回すべきであると減額したのである。このことを理解されていれば今回のような予算計上のあり方はなかったと思う。国庫補助が得られたことは事務方の努力の結果であり評価したい。だからといってこの事業量を増やすでなく、財源振り替えをするなど議会側の意も組み入れる努力も必要であろう。「木製ガードレール」については委員会で十分議論をしたい。