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 29日、3日目を迎えた一般質問、志昂会の宮本衡司議員が登場した。陸の孤島といわれている栄村秋山郷など、準無医村地区等の医療対策について、任期付職員として衛生部長を努める澤田部長に厳しく質問した。部長から信州医療圏構想に基づく諸対策により、医師不足・緊急時対策など効果ある答弁を引き出した。県下の医療構想を語っている部長が6ヶ月ほどで、その構想を具現化できないまま副知事候補として今定例会に提案されている。一貫性のないちぐはぐな長野県政の現状を映し出している感がした。

 県産材利用促進については、年々増え続けている間伐材の利用促進について質した。現場を良く知る高野部長は建設用材・土木用材・熱源用ペレット材をあげ、今後もいっそう促進に向けて努力すると応えていた。しかし、チョットおかしいなと思ったことは、今回補正予算で提案してきている、「木製ガードレール」については一言も触れていなかった。確か長野県の望ましい森林の整備・保全及び山村地域の活性化を促進するため、県が総合的な事業計画を作成し、それに基づき関連する諸施策を効果的かつ効率的に展開する。となっている林野庁の「森林づくり交付金」が歳入原資になっているはずだ。今回の補正は土木部予算になっているとはいえ、林務部のそれらの計画に沿った事業計画に基づいているはずだ。それを一言もふれていなかったことは、当初から林務部では「木製ガードレール」は眼中にないということである。疑問の残る答弁内容であった。そのほか、宮本議員の得意とする農業振興策について質問を行なった。

 他の議員からは監査委員も監査意見で記している、事業費の多額な繰越額について質問があった。これらは委員会審査の際ご報告したい。

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 28日、一般質問2日目6人の議員が質問に立った。やはり昨日と同様に、組織再編問題、高校改革プラン、コモンズ支援金、知事の政治姿勢などに質問が集中した。議員の質問に対し答弁は相変わらずかみ合わない。かみ合わないと言うより、もともと知事をはじめ理事者側(経選局長)はかみ合わそうとする意思がない。それでも他の理事者は何とかつじつまをあわそうと、必死に努力しようとしている姿はうかがえる。ある面では責任を取れないトップに合わせなければならない「哀れさ」が感じ取れる。

 知事の政治姿勢を問う質問の中で、知事は①「自立的判断し、行動することはつらいことだ。」②「お任せ民主主義で良いとするならば、以前の県政に戻ることだ。それでよろしいのですか。」などと答弁していた。ここでも知事は聞く耳を持たず、ただひたすら自分の考え方が正しいのみだと主張している。これでは議会と県は車の両輪とはならないといわれても、自らが勝手にハンドルを切りすぎているだけではないのか。①については知事自身その判断が間違っていることに気がついていない。そして間違った判断で行動しているからこそ、摩擦が起きているのだ。②についても同じだ。県民の皆さんも、議会議員も職員も、決して以前の県政に100パーセント戻ることは望んでいないし、戻らせないだろう。その事に気がついていない知事こそ時代錯誤も甚だしい。むしろ県民の皆さんは田中知事にこれ以上お任せしたら、本当に長野県を壊されてしまうと、気がつかれたのだ。だから支持率が下がったことすら分からず変にいきまいていることが常人の姿ではない。

 産廃問題でのやり取りで、本城村の産廃施設を見に行き判断したいと答弁していた。トップが現場を見ることは大事なことである。その姿勢は評価してもよい。しかし、すでに何年も事実を知っていながら放置し、判断を示してこなかった責任は大きい。忙しい知事が日程調整することはこれまた大変なことだ。まして、新党の党首も兼務されている現況ではなおさらである。(知事のことだから無理をしても日程調整するかもしれないが) ただ大事なことは自分が全て現場を見なければ判断ができないということは、自分より専門的知識を持つ部下を信じられないということであり、本来の組織機能は全く働かないことになる。その姿勢が変わらない限りどんなに組織再編をし、ピラミット体制から地域主権体制にするといっても誰が信じられるであろうか。今知事がやっていることこそ典型的な独裁者的ピラミット体制そのものである。

 今日の答弁でも知事と経選局長は大きなイレギュラーを犯していた。すでに質問を終えた議員の質問に対し、他の議員の質問の答弁の際ついでに「先ほどの〇〇議員の☆☆は、これこれ、こうである」と言っている。なんと失礼なことだろう。その議員は反論したくも演壇に立てない。言われっぱなしになってしまう。議員の質問にまともに答えないで、あたかも気がついたように他の議員の質問の際に答えている。それは答えでなく身動きができない幼児に虐待しているようなものだ。人間としての節度も良心も、ひとかけらもない。前の議員の質問の答弁に対し間違いが分かり、自ら訂正を申し出て発言することは許されるが、絶対あってはならないことだ。議会としてもしっかり県側に抗議をし二度と繰り返させないことが必要である。
議場でのイレギュラーなエピソードは限りなくある。胃が痛くなるのも当然のことであろう。時間を作りまたご報告したい。

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 今日から一般質問が始まった。定例会前から予想されていた質問が各議員から出されていた。特に高校改革問題、廃棄物問題、組織再編問題、知事の政治姿勢についてなどなど。しかし応える知事及び教育委員会など、まともに誠意ある答弁はなかった。これが実態だと思えばそれでよいかもしれないが、神聖であるべき議場が場末の劇場で、ろくに稽古もしない三文役者がただ怒鳴っているだけの、やりきれない醜い場面に終始していた。

 高校教育改革問題でのやり取りで、知事は議会の皆さんは対案を提示するべきだと繰り返していた。議会のそれぞれの会派や議員は考えを持っている。あまりにもムリな手法に対し「まず白紙に戻すべき」と議員は主張している。その上で私たちの案を提示し議論をしていただきたい。それぞれ少なからずそう思っているはずだ。人の意見を聞こうとしない姿勢が、かたくなに白紙撤回もせずに、意見を聞くそぶりを見せているだけである。

 組織再編についてはまさに9月定例会前に、各市町村長や議員に一方的な説明ならず、知事の考え方を仕方なしに押し付け、皆さんの声を最初から反映しようとする気持ちは全くない。意見を聞きに言ったそぶりを見せただけである。組織再編のメリットをどんなに説明しようとしても、これまた真実味はなく仕方なしに言葉を発しているだけのように聞こえる。どんな奇麗事を並べても真実良いことを並べても、人の意見を聞き入れようと思っていない知事と経選局長が変わらない限り意味がない。そのことを本人たちが分かっていないことが、県民にとって悲劇なことである。

 例の長野県は540億円も借金を返したといっていることに対し、事実と異なるとして知事の考えを質しても、「財政改革推進プログラム」を県議の皆さんはお認めになっておられる。だから共同正犯だと知事は嘯いていた。そうだろうか。職員は財政危機の状態を知っている。だから県民のためにどのような事業を展開していけばよいか、よく理解しながら予算を組もうとしている。その県民のために有効な事業予算を要求しても、知事はことごとく認めずに、突然自らの思いつきな、自分の都合のよいわけの分からない事業を予算化している。推進プログラムどおりでなく、自分の都合のよい我儘な予算を強引に決めてきているのではないか。

 平野県議は「小さな事実を言いながら、大きなうそをついている」と知事に噛み付いたが、本人はなんとも思っていないから始末に終えない。今日もそうであったが、100条委員会での証言もそうであったが、良いことは知事自身が行なった、悪いことや自分にとって都合の悪いことは、全て職員がやったことであると言い通している。それで組織を変えて地方主権で金と権限を与えるといっても、職員はもとより市町村長さんも信じられないことはその通りであると思う。

 田中さんの仕事は終わった。この際速やかに退陣を宣言されたほうがよさそうだ。もう偽りの県政は許されない。荒れる9月定例会の一般質問、初日から言いたい放題で荒れ模様が続きそうな気配だ。全くやりきれない思いである。

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 本日26日、田中知事が100条委員会に出頭した。その田中証人に対し宮澤副委員長が、各会派から尋問するべき項目を募り、それらを集約し田中康夫証人に対し尋問を行なった。県民の皆さんは一見そのやり取りに対し物足りなさを感じたり、尋問の趣旨が理解できなかったかもしれない。 しかし、田中康夫証人も自分が想定していた尋問と違い、戸惑いを感じながら証言していた。もっと自分の理念を語ろうと思っていたかもしれない。しかしあまりにも淡々と想定外の尋問に、焦りを感じ重要な証言をしてしまっている。

 まずは「知事後援会幹部の働きかけ」を認めてしまった証言をした。また「公文書破棄問題」も、岡部元経営戦略局参事が知事をカバーしようとして「私が公文書を破棄させたことにします。フロッピー等も消去させました。」と知事にメールを送信したことに対し、岡部氏にそれは良くないから取りやめさせて、その文書を公開させなさいといわずに、数日後岡部氏でなく関係のない宮津職員に「それは良くないね 」とメールを送ったと証言した。このことは自ら公文書を非公開とすることに対し「良くないよ」と認めながら、岡部氏の行為をとめようとしなかった。自ら直接指示しなかったと言えども、否定しなかったことは岡部氏の行為を認めたことになる。それは暗に指示していたことになる。

 今日の田中知事は100条委員会を甘く考えていたために、つい思わず不用意な証言をしてしまったことになる。県民の皆さんは分かりにくかったかもしれないが、田中康夫証人は想定外の尋問内容にしどろもどろの証言となっていたのです。「働きかけ問題も、公文書破棄問題も」全て否定もしなければ肯定もしなかった。尋問内容が核心に触れてくると「定かではないが記憶はありません」と逃げ、結果的にそのことを認めたことになったのです。

 「うーんだいじょうびかのう~」と付け加えたメールを、県職員でもない後援会幹部であった当事者の小林誠一氏にも、送信していたことに対しても、公社改革について心配していたと証言している。誰が聞いても無理があり苦しい「うそ」を言っていることが分かる。メールを送ったことも後援会幹部とも親しかったことも、全てを認めた。自分の得意としていたPC・メール行政が墓穴を掘ったことになる。証拠は自分自ら作り出していることが明らかになった。

 自ら「ガラス張りの県政を」といいながら、限りなくその逆の県政を進めてきた。名刺営業を禁止させながら、自ら後援会幹部との密接な関係を認め許していたことは、限りなくグレーの情況を認めたことにもなった。曇りガラスの上に黒のスプレーを吹き付けたかの情況を吐露したことになる。やはり自分だけのことを考え、自分の友達だけを大事にしてきたことを裏付けた今日の100条委員会であった。

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 21日、9月定例会が開会された。田中知事の提案説明は期待通り(?)、中身のないものであった。自画自賛といっても心がこもっていない、認める人は少なく、薄っぺらな内容である。補正予算も土木部予算等に緊急性など、うなずける提案もあるが、コモンズ支援車整備費は単に塗装費を削減したりグレードを下げたが、各地方事務所に車を配備するというだけである。議員から提案した乳房検診車など、県民が本当に必要として求めているものを調査研究したのだろうか。ほぼ全額が宝くじ事業団からの拠出金といえども軽薄に使用するべきではない。

 木製ガードレール設置費については、国土交通省で予算がつかなかったからといえ、林野庁の事業予算からこじつけのように利用しようとする姿勢はいかがであろうか。しかもその予算審議の委員会は農政林務委員会でなく土木住宅委員会である。サプライズ症候群の症状を持つ知事は仕方がないとは言え、その周りにサポートしなければならない職員まで、同じ病気にかかってしまえば本来の機能がストップしてしまうことになる。

 その木製ガードレール設置費に当てようとする事業は、「森林づくり交付金」であり、その実施要綱を見れば『趣旨:森林づくり交付金は、これら森林や山村をめぐる諸情勢を考慮すると共に、地域の力を最大限に引き出しつつ、重視すべき機能に応じた望ましい森林の整備・保全及び山村地域の活性化を推進するため、都道府県が作成する総合的な事業計画に基づき、関連する諸施策を効果的かつ効率的に展開しようとするものである。』としている。更に目標及び事業計画の項では、『知事は、本交付金による事業の実施に当たり、目標を設定すると共に、その達成のために総合的かつ一体的な事業計画を作成するものとする。』と記載されている。

 林務部ではいつこのような総合的な事業計画を作成したのだろうか。一体的な事業計画はいつ作成されたのだろうか。この件は林務委員会で徹底的に調査審議をしていただかなければならないであろう。その上で交通安全施設としての事業展開するのに、どのような結びつきがあり、山村地域の活性化につながっていくのか。交付金の該当整備施設は「環境展示施設」であるとしているが、展示施設であるならば土木委員会の交通安全施設とは異なるものである。疑問点は限りなく出てくるが、林務委員会での審議結果がやはり必要であることには間違いはなさそうである。

 一つの例を挙げてみただけであるが、今定例会に向けての知事の提案説明は、県民を向いた予算編成でない、中・長期計画に基づいた施策に関係なく、場当たり的で思いつき予算編成であることが明白である。しっかり議論をしていくつもりであるが、大事なことは議会村だけが承知しているのでなく、県民に理解が得られるような審議を経て、しっかり説明をしなければ単なる「知事いじめ」と捉えられてしまう要素が含まれていることに、注視していかなければならないであろう。

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 いよいよ明日21日から9月定例会が始まる。志昂会でも事前勉強会を開き審議の準備に熱も入ってきている。独自の勉強会にあわせ各部局からも、補正予算提案事業の説明に積極的に訪れている。職員の熱心な説明には敬意を表したいが、その中身には6月定例会で減額修正した事業も多くある。県議会が減額修正した理由を分かった上で再計上しているのだろうか。
 
 県議会は県が示された財政計画に基づいたり、県が以前に提案してきた事業予算を前提にしていることや、今県民の皆さんが必要と思われている事業を優先するべき、などを基本に予算審議に当たってきている。なぜ、減額修正した予算が再度・再々度計上されてくるのだろうか。不思議でならない。知事もなぜか記者会見で議会を煽るような発言を繰り返している。本当に必要とされるなら、もっときめ細やかに丁寧に説明するべきではないか。

 多くの行政改革を進めている中で、規模を縮小したり苦しい中にも県の方針に対し、必死に協力しようとしている個人・団体等もあるのだ。ムダ使いは許されない状況下であることは優秀な職員は承知の上であろう。あまりにも県と県議会の乖離が続くことは決して県民のために好ましくない。県民のために本当に必要である事業予算を堂々と提案し、共に真剣に議論し合える関係を構築する努力をするべきではないか。
 
 9月定例会を前に予定されている予算概要を見て、県の考え方に不信感がおきていることは否めない事実だ。正常な議論展開を望むところであるが、重苦しい9月定例会前夜である。

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 長野県高校改革プランが各通学区ごとに、推進委員会を中心に論議が高まってきている。本来であれば不用意に改革対象高校を発表する前の議論であったと思われるが、冷静かつ客観的な議論のうえ判断を示していただきたいものである。志昂会では9月16日、より論点を整理していくために、先進地での高校改革の経緯などを調査してきた。

 群馬県太田市、県立新田暁高校では総合学科高校として、平成8年に群馬県としては最初の総合学科高校となり10年目となっている。総合学科の特徴は生徒の一人ひとりの、可能性と多様な個性、能力を伸ばし、自分の適性や進路希望に応じた学習ができる教育システムである。

 新田暁高校の沿革を見ても決して理想的な学校環境ではなかったことが伺える。当初は地域の産業の発展と産業人育成のために設置されたが、時代の変化と共にその使命が薄れ、高校名が何回も変わったり、特殊学科を次々と導入してきていることを見ても、その苦労が伺える。今10年目を向かえ関係者の努力により、誇り高い総合学科高校としての教育が進められている。生徒一人ひとりに曇りがなく、とても爽やかに私たち来訪者にも接してくれた姿は、教育もさることながら「将来に向けて人を育てている」感が強く印象に残った。

 総合学科のシステムや特徴・メリットなどは別紙資料【志昂会本部にて保管】によりたいと思う。問題は総合学科に改編した経緯がどうであったかである。県として学校名を公表し地域や同窓生、就学希望生のいる中学校などの理解をどう得られてきたかを訊ねてみた。新田暁高校では従前から生徒数の減少による学級数の減は予測されていたので、当時の校長先生が自ら総合学科を勧めたといわれる。そのことが関係者の理解を得やすかった要因にもつながったことと思われる。

 群馬県の他のブロックにおいても、県教委は長野県と同様に改編高校の公表はするものの、全体を見て大変なところ(学級数の減少など顕著な高校)から実施している。しかも地域に皆さんと共に地域の高校を考え、活性化協議会なる組織をつくり検討がなされている。改革プランを立て同じように進められているようであるがどこか違う。それは、改編しようとする高校と、その地域を大事に考え、その上で共に作り変えようとする姿勢である。一方的に00高校を**制の高校にします。と強圧的な手法でなく存続そのものを考えなければならない高校から、真剣に地域の皆さんと協議を繰り返していることだ。そのことが地域からアイデアも生まれ、状況判断から改編か統合かを選択している。

 やはり同じ公表する手法をとっていても、県と当事者との信頼関係があってこそ改革は成しえるものであることが、改めて身にしみて感じた。それは長野県教育委員会も高校改革プランの必要性が、県民も理解いるだけに、もっと丁寧に地域の実情を把握し、県下一斉に押し付け的な手法を取るのでなく、本当に困っている高校に対しどうするべきか、地域の皆さんと胸襟を開いた論議を重ね解決策を求めていくべきであろう。今はむしろ地域(通学区ごと)の高校を重んじるより、県庁の一人にしか目を向けていることが、本来の高校改革が進められない要因となっている。このまま推移していけば、これから高校を目指そうとしている中学生などの進路に、大きな影響を及ぼすことになる。そのためにも今回の高校改編の公表した事実を白紙に戻し、本当に困っている高校から手を差し伸べていくべきである。もちろん、高校改革プランの総論は基本として理解をより一層求める努力はしていくべきであろう。そのことは県議会ももとより承知をしているものと私は理解している。

 16日の新田暁高校の現地調査を実施して、つくづく人間味のない事業推進は成功しないということを感じ取れた。なお、多部制・単位制を取り入れた、太田フレックス高校は他の案件と重なり現地調査に参加できなかった。その内容については志昂会の各議員のホームページを参照願いたい。

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 突然の衆院議員解散により総選挙が行なわれた。結果は自民党の圧勝となった。政権与党としての責任がより一層重くなったことは事実である。おごることなく国民に軸足を置いた国政運営をしていただきたいものである。

 軸足といえば、我が長野県の知事はどうなっているのであろうか。知事職も十分に全うしていなのに、【自分は全うしていると思っているから始末に負えない】新党の党首を買って出たのか、頼まれたのか知らないが、見識に欠けることおびただしいことである。「どうして私だけ二足のわらじは駄目といわれるのか」と記者会見で嘯いている。しかも、「石田冶一郎県議は農業者会議会長やいろいろな要職を兼ねておられる」というようなことを発言していた。チョット意味が違うのではないのか。実務者が他にいて、年に数回の会議の長や、あて職的な「長」とつくものは県会議員になればいくつもある。
知事職や党首は根本から目指すものが違う。それぞれ県民や国民の福祉向上のため、身魂を全て打ちこんでこそ成しうるものである。それでも半数の皆さんは満足できないのが常である。何を考えているのだろうか。知事に意見を言う側近はすべて排除してしまい、イエスマンを周囲に固め、全て細かいことまで知事の決済を受けなければ、ことが進まない現実はどう説明できるのか。

 副知事を置かないのは県議会がお認めにならなかったからというが、もともと副知事を飾り物だけで意見を求めたり、自分の腹心として実務を担当してもらおうとなど考えていないのではないのか。心から長野県を考え、そのために必要とする副知事を提案してくるべきである。候補に挙がった人たちがどれだけ精神的被害を受けているのか分かっているのか。あまりにも県民不在で自分中心的な振る舞いに本当に腹立たしい。

 更に「県のバージョンアップを求められるなら、それを一緒にお手伝い頂くのは県議会をおいて他にない。聡明なる県議会の方々が、あらためて県民益の観点から、共に手を携えるというご認識に立ち戻っていただくことを願う。」と会見で言っている。もともと県議会は団体としての役割は、県の施策に対し協力することは 当然な義務である。県議会の機能の中に県に対するチェックをしなければならない義務もある。チェック機能を果たす上に「イエス・ノー」はついてまわることだ。そのことは田中康夫氏個人がにくいからという判断ではない。あくまでも県知事の県政施策に対し判断しているのだ。同じ県民の利益に叶うか、かなわないかの判断は、知事の間違いを修正しようとすることであり、そのこと自身知事の失政を事前に防ぐことであり、県議会はお手伝いしていることなのである。

 新党日本の代表と県知事の兼務について「知事室にいなければ県政が滞るということがあれば、それこそ県職員が、全て私だけに権力や権限を集中するお任せ民主主義や,師事待ち症候群に陥っていることになるため、それを解決しなければならない。」とABNで言っている。チョット待ってください。自分が全てを目を通し指示を出さなければ気がすまない。更に突然自分の思い付きを発表し,県職員がその説明作りに追われる。それが実態であろう。権力は全て田中知事にあり、権力もてあそび症候群にかかり重症となっているのが、知事ではないのか。県職員よ怒れ!、実態は逆であると叫べ!、知事の指示を待っているのは県職員であることを発しなさい。県職員を単なる使い捨て小道具としか思っていない知事にもっと苦言を言うべきではないのか。現に富士見町は知事が新党日本の第一声を軽井沢から発表したことによって、予定されていた要請活動がキャンスルにされた。この事実一つとっても明らかに県民のための県政が滞ったことになる。

 自分中心にしか考えない方には到底理解はできないと思うが、ご自分の三役を お飾り的にしか考えていないで、心底から相談も投げかけることができない知事。県議会も単なる反対集団としか考えていない知事。その方に県のバージョンアップなどいう資格はない。新党日本も党首に相談があったか知らないが、国会では他党と連携を組んでいくとのことである。その現実は地方の議会とて同じで、一人や二人で国会での議員活動は非常に難しい。国会議員として現場の議員の行動は理解できるが、その党首はそのことを一番嫌っていたことではないか。これも説明ができないであろう。

 もう悪あがきはよして、素直に県民や県議会の中に飛びこみ、本当の県民益を求めるべきではないのか。県議会はいつでも門戸を開いていることを忘れてもらっては困る。素直になりなさい、と言っても分からない方ではあるが、少なくとも長野県知事の職にある限りは、県民の皆さんを大切に考えて頂きたいものである。

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 中信地区現地調査の2日目は、松本・安曇地区を調査した。特に7月1日に土砂崩落し、通行止めとなった国道58号【松本氏安曇・うすゆき橋下】の復旧箇所を調査した。すでに復旧され上高地や白骨温泉・乗鞍温泉など、県下でも有数な観光地のシーズンに間に合わせたことは見事としかいえない。その努力と苦労は大変なものがあったと思われる。復旧後の現況を見る限り、難工事の上日夜にわたっての工事は、想像を絶するものがある。仕上がりは良くできていた。大型観光バスや事業用と思われる車両やマイカーが通り過ぎるのを見て感動した。

 どなたかが、「この災害復旧は担当事務所が大きかったことも、組織的に早く対応できた要因であったのではないか」 と何気なく言っていた。まさにそのことは的確な指摘であったといえよう。今盛んに組織再編が行なわれようとしているが、組織をまとめ大きくすることもよいが、現地の情況を的確に把握してしっかりした現地機関としての組織を確立しなければならないと思う。
 
 道路整備・河川整備・砂防整備など全て広い長野県では、地域によってその対応が大きく異なるものである。全県一律で同じ感覚で現地機関を考えた再編は、将来に大きな危険をもたらすことになる。思いつきな命令によって、ただ命令だから行わなければならないということでなく、地域住民の福祉向上に、安心安全な生活を営めることができるようサポートしようと、崇高な使命感を持って県職員となられた皆さんは、あらゆる角度から眺め、将来に禍根を残さないよう的確な判断を示すことが懸命ではないか。その上で現地機関及び市町村と十分な協議を重ね、再び元に戻すような組織再編は避けるべきであろう。

 県下各地の現地調査を全て終了し、それぞれの現地機関の取り組みと姿勢を見てきた。改善を求めるべき課題もあるが、役割の重大さと必要性を強く感じた。やらなければならないこと、やるべきことを含め、各地区でほとんどの市町村から沢山の未整備箇所の陳情を受けた。財政との絡みもあるが計画を途中で中止するなど、まず地域の皆さんやそれを守っている現地機関の皆さんとの話し合いができていないことを痛感した。この現地調査の体験を今後の委員会を通して質していきたい。

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 今日は100条委員会も総選挙も、とりあえず休ませて頂き、当初の予定通り土木住宅委員会の現地調査が行われた。8時45分議員会館を出発し中信地区に向かいました。

 ① 国道361号地蔵峠バイパス ②木曽合同庁舎で関係市町村からの陳情と管内の概況説明 ③ 県営住宅ねざめ団地の改善事業 ④ 国道361号姥神峠道路【日義村~塩尻市奈良井】 ⑤ 県営住宅君石団地(塩尻市片丘)の現津調査をした。最後の君石団地を終了したときは5時30分を過ぎていた。
 
 ここでも職員の知恵が地域の日常生活と県内外の物流を考え、計画されているトンネル含むバイパス建設が、年数がかかるからといって、既存道路の整備改修を1年で5億円をかけて、利用者の利便性を考えて整備しようとして実施している。それを考えた県職員の発想をたたえたい。トップが誰であろうと公務員として、生活者起点で考えて頂けている事はすばらしい。何故か現地機関の職員のほうが、のびのびして見えるのは私だけだろうか。本庁の職員が全て萎縮しているとは言わないが、少なくとも違いは分かる。
 
 そんな職員の努力に【実質的に知事をカバーしている】気にも留めず、新党●●の党首といって勝手に県外を飛び回っている人の神経が計り知れない。しかも部長会議で新党●●の理解を求めようと、場所もわきまえず延々と選挙違反となるような行為をしている。全く自分の置かれている立場も分からず、勝手な振る舞いは許されるべきではない。しかも、ホテルでテレビを見ていたら、まだ懲りないで長野県の借金を減らした、といっている。その金額も540億円から550億円と数字もあがっている。

 やはり私たちは長野県の真実を県民にお伝えしなければならない義務がある。
ともかく11日は良識ある県民の皆さんの判断を期待したい。

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 8月31日に志昂会総会を開催した。協議事項は多くあったが、100条委員会の経過を清水洋委員から報告した。今後の想定される事項について私から報告やお願いをした。志昂会全員で今まで同様に取り組むことを確認した。

 もうひとつの協議事項は、先日オンブズマン松葉氏から我が志昂会に対しても、政務調査費に関しての住民監査請求が提出された件である。基本的には監査委員会の判断を静観する事とした。しかし、請求内容に正確性がないため、県民の皆さんに志昂会の見解をご報告することとした。以下、志昂会の見解をお知らせさせていただくが、ご意見等ありましたら是非お寄せいただきたい。

                                                                平成17年8月31日

             政務調査費に関しての住民監査請求に対する志昂会の見解
                                                                  志 昂 会

 8月25日に長野県監査委員に住民監査請求が提出されました。
この請求は、政務調査費の充当に関してのものですが、事実に誤認があります。志昂会の見解、又 志昂会の政務調査の指針を、お知らせ致します。

1、長野県議会政務調査費マニュアルについて
 「長野県議会政務調査費マニュアル」は、あくまで会派自らが判断するための指針として策定されたものであります。政務調査の実施、政務調査費の充当に当っては、各会派が実情に照らし責任を持って運用しています。
志昂会はこの「マニュアル」が策定される以前から会派の運用指針を決め、又 毎年見直しをする中で、積極的に政務調査活動をしているところです。
「按分率1/2」等々は、ひとつの基準です。個々の按分率は各会派において活動実態を勘案して定められているものであり実態が80%であれば、80%が政務調査です。
事実をそのままに報告することが、私達の責務であり、県民の皆様への説明責任と考えています。

2、支部事務所、事務費等に関して
 各支部事務所は県民と県議会(県政)との接点として位置づけ設置しています。
現場主義を理念とする志昂会は広く県民の声をお聞きすべくそれぞれの支部事務所を拠点として政務調査活動を行っています。
事務所の場所がどこにあるのかではありません。私達がどう活動しているかを県民の皆様には理解して頂いているところです。

3、県外視察について
 視察場所が「観光地」という事のみで「観光目的」と決めてしまってはいけません。
伊勢神宮~そしてその門前町として繁栄する「おかげ横丁」~そこには地元企業、又 地元の街並みを愛する人達の「まちづくり」に対する熱い思いがありました。どんな切り口や取組みで活性化に繋げたのか・・・それは空洞化が進む長野県各地の商店街の活性化にも応用出来るだろう・・そんな観点の調査をして来ました。地元運営本体の有限会社 伊勢福からは丁寧な説明や案内をして頂き大変参考になりました。
これからも必要な調査はあらゆる方面で実施して行きたいと考えています。

 志昂会は今後も県政発展、県民益創出の為に積極的に政務調査活動を行って参ります。
ご意見、ご支援をお寄せ下さい。

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 ガラス張りの県政と県民によい子ぶっていた田中知事、そんな姿が次第にあぶりだされてきている。まさに、曇り空ならず暗闇の県政、自分のお友達には利益誘導型と思われる県政運営をし、県民を偽り続けてきている。100条委員会の審査の段階で次第に明るみになってきている。
 
 私が入手したメールにより、その実態が克明に記されている、しかもそのメールが複数の職員に転送されているだけに、言ってません・知りません・分かりません・記憶にありません、と証言はできない。知事が公文書の破棄にかかわったこと、その文書の成り行きは紛れもなく、下水道に係る「働きかけ」につながっていることが明らかである。しかも、そのメールには田中知事は県職員のみならず、自らの後援会幹部である小林誠一氏にも転送されていた。当時の知事側近であった職員が知事に報告した公的メールである。それを知事が小林誠一氏に転送していることは、前代未聞の出来事である。そのメールの中身は公文書破棄をしようとしている文書で、小林誠一氏が絡む下水道の「働きかけ」と考えられていた文書である。そのことによって知事も知事後援会幹部の小林誠一氏も、都合の悪い公文書を破棄する判断となったことは否めない事実であろう。なんでも情報公開するといっても、県の情報を一県民に漏らし、自分も後援会幹部も有利にさせる行為は許しがたい。公私混同の県政は、もはやなんでもありの情況である。

 証人出頭を求められてくる県職員も、方や公務員なればこそ時の知事を守らなければならない。そのためには嘘を言わなければならない。(偽証罪に触れることとなる)本当のことを言えば守秘義務違反だと謗りを受ける。(100条委員会では手続きを踏まえたうえでの証言は守秘義務違反にはならない)県職員としてはどちらをとっても浮かばれない。田中知事ほど罪作りな人はいないだろう。

 田中知事はこの100条委員会に、県職員数名を委員会開会中傍聴させ、その一部始終を記録させ、その日のうちに文章化し知事に送られているという。ある地方事務所でもその日に全てを知ることができるといわれている。何のためにそのようなことをさせなければならないのか。大事な県民のための日常の業務ですらできないのではないか。全く「異常」としか言いようがない知事の姿である。このようなときに信州・長野県から国を変えるなどといっている場合ではないだろう。

 それにしても連日遅くまで委員会審査が行なわれ、そのあと暫しの夕食の時間をとったと思えば、翌日の尋問の調査や準備にかかるといった毎日である。連日深夜2時ごろまで続き、疲れも頂点に来ているが、責任ある地方の政治家として、県民の皆さんに田中県政の真実をより一日も早く明らかにし、本当の県民のための公正・公平な県政を取り戻すことが私たちの使命と頑張っているところだ。

 今回の100条委員会の調査での過程で、志昂会所属議員全員で協力がされている。それぞれが責任ある情報の提供となどしてくれており感謝しているところである。これからより本丸に近づこうとしているだけに仲間の応援は欠かせないところだ。共に頑張っていきたい。

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