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自分の明日の利益より、県民の明日の利益になる判断を


 今日は佐久穂町の誕生祭が行われた。生涯学習館「花の郷・茂来館」の内外で、各種展示・グループ発表会・模擬店・ステージ発表などが一日行なわれた。そのイベント内で佐久穂町「町章」デザインを全国に募集して、1474点の応募の中から、選考された作品【9月14日に町章の告示がされた】の町章披露式典が行なわれた。豊かな自然と共生しながら未来へ躍進するまちづくりへの願いが込められて、佐久穂町を自然と文化を象徴された素晴らしい「町章」が披露され、入賞者へ賞状・賞品が授与された。

その後、東京都府中市と佐久穂町との「姉妹都市提携盟約締結式」も行われた。旧八千穂村とすでに姉妹都市提携されており、引き続き新町となった佐久穂町として改めて姉妹都市提携を継承したものである。今後の両市町の文化・教育・経済等の交流が図られ、共に良好な発展が期待したいものである。
久ぶりに地元町民の皆さんとふれあいができ、楽しいひと時を過ごすことができた。

本日式典に参加した佐久穂町議会議員の皆さんと、式典終了後県政について意見交換の機会を得られた。特に本定例会で注目されている「木製ガードレール」について話し合いをした。実は佐久穂町議会では6月定例会と9月定例会において「木製ガードレール設置」について、数名の議員が設置を望む一般質問を行なったことも承知している。町長からも本定例会の委員会前に電話で状況説明があった。

確かに佐久穂町には国道299号線の麦草峠付近には200m~300m位、景観形成上からみて設置可能箇所がある。地元県議として当然県とのパイプ役を果たし、町民の要望に応えてやりたい。私の支援者で木製ガードレールを製作している会社に携わっている人もいる。何とか応援してあげたい。しかし、現在の県が提案している予算においては、地元からどんなに要求があっても素直に応じることはできない。つらい気持ちを抑えながら、本日地元議員の皆さんにはっきり「木製ガードレール」の予算を残念ながら削除しますと、お伝えした。せめて全額削除だけはやめていただきたい。との意見も出たがお許しを願った。

地元の要望を汲み取って実現させることも県議として大きな役目の一つである。しかし県財政が依然として厳しい情況であるなかで、確かな予算の配分と使途を精査して、間違いや無駄な予算執行を認めることはできない。と、私が土木委員会で質疑をしてきた経緯を説明せざるを得なかった。分かっていただいた議員も多くはいたが、理解できない議員もいたと思う。

私は県が示した財政計画に改善が見られない限りは、当初予算で約束した検証のための1億円以外は認めることはできない。認めることによって時には景観形成上見た目はよいかもしれないが、後世に大きな付けを回すことになる。県議として現況と将来予測を知りえた以上は、自分の明日の利益より、地元町民を含めた県民の明日の利益を考えた判断を下さなければならない。今後も精力的にご理解を得られるよう責任説明を果たすつもりである。皮肉にもその予算削除の提案説明を私が行なうこととなった。地元の皆さんにも分かって頂けるように、しっかりと怯むことなく提案するつもりである。提案説明の要旨は本会議終了後ご報告したい。