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土木住宅委員会の県外視察が行なわれる・熊本県庁の土木行政


 土木住宅委員会の県外視察で熊本県のホテルから報告いたします。
2時半に熊本県庁に到着し3時から熊本県土木部を中心に、河川課、地域振興部(川辺ダム総合対策課)、農政部農村計画課の各職員から次のような設問に対し説明を受けた。

1 熊本県における建設業の新分野進出への取り組みについて
 ・ 新分野事業進出事例  ・ 支援組織の設置状況  ・ 自立支援のための県の補助金等の支援
2 川辺川ダム総合対策事業について
 ・ 水没する五木村の振興計画について  ・ 熊本県の費用負担について  ・ 県が行なう農業用水(利水)計画と受益者との利水調整について
 以上予定時間を越え5時過ぎまで質疑応答が行なわれた。それぞれの課題について行なっている施策は大きな違いはない。ただそれらを推進していく上でのプロセス、当事者に対する接し方など、心が通っているなと感じられた。

 建設業の新分野進出への取り組みについては、建設産業振興プランの進め方についても、その手段手法は建設業団体などと共に、アクションプログラムの策定に努めている。それも単に形上でなく建設業界の現状を心から理解され施策が実践されている。長野県も同じではないかといわれると思うが、心・思い入れが知事でなく当事者に目が向けられている。

 川辺川ダム総合対策も国のプロジェクトとはいえ、「地元の住民から、農業情勢の変化等から受益面積の見直しなど、当初計画の変更の同意取得手続きについて異議申し立てがなされた」ことに対して訴訟の結果、関係農家の同意が土地改良法上必要な2/3に達しないとの判断が下された。熊本県は新利水計画に対して、水を待ち望む農家に一日でも早く水を届けるためにと、国・市町村と一体となって取り組んでいる。そのプロセスは長野県と大きな差がある。明日はその現場の視察が行なわれる。

 県民を大切に、県民の目線に立ってといいながらも、本当に県民のことを考えているならば、奇麗事やうわべごとを並べるだけでなく、本当に県民の安全安心を考えた施策をもっと真剣にスピードを持って行なうべきと感じた。