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的確性をかけたあるテレビ報道・・100条委員会・・

 本日の100条委員会は田中知事後援会の会計責任者等の証人出頭を求めて尋問が行なわれた。今までの証人尋問の中で知事後援会「しなやかな長野県をはぐくむ会」が、知事と県職員や各種審議委員の会合がその「しなやか会」の会計から支出していたこと、ホテルで県の人事を行なっていながら「しなやか会」の費用で負担していたなどの問題に対し、多くの証人からその事実関係について証言を得ていた。後日県議会から指摘されてから飲食費等を参加者が按分して返還していることも判明しており、当然当時の会計責任者及び職務代理者や会長、返還を受けたときの会計責任者等に事実関係を尋問する必要性が出てきたからである。
 
 当時の事務局長や会計責任者は私どもの想定していた以上に、丁寧に証言をしてくれたと思っている。結果は「やはり事務局長や会計責任者は、送られてきた請求書並びに領収書に対し、中身も確認しないで支払い行為をしていた」。これらもある程度想定していた通りである。むしろ、田中知事が自分のクレジットカードなどで支払いをして、後で「しなやか会」に伝票を回し支払いを受けていたことが明らかになった。更に、このことが支払いのチェックする人もなく、「しなやか会」の会計から規則でうたわれている活動以外の事項に、知事自身が勝手に会の会計から支払をさせていたことが明確となったことのほうが重要な証言である。
 
 「しなやか会」の会計は知事個人が勝手に使用できる金ではないはずである。飲食費やホテル代を仮に「しなやか会」が支払い拒否をした場合、知事は自らの選挙区内の県職員や県民に、知事自身のクレジットカードで支払ったことは、飲食を提供(供応)したことになる。また、審議会委員等の飲食に対しても、知事の意向どおりに審議を進めてもらう意図があったといわれても仕方がないことだ。
 
 夕方のあるテレビの報道では「午後の証人は尋問にほとんど証言されず、委員会の調査不足が露呈された」とコメントを述べていた。テレビ局の方こそ認識不足ではないか。委員会としては会計責任者職務代理者の証言は全く想定していた通りであった。午前の証人は前述の通り想定外の求める以上の証言をしてくれたのである。委員会の調査不足でなく、名ばかりの役員を羅列しずさんな会計処理を指摘するべきではないのか。調査不足で「答えられない証人」を呼んだのではない。答えられない事実も確認したいためでもあるのだ。調査が行き届いていたからこそできることである。むしろ調査をしていなければ呼べなかったであろう。新しい証拠と伴って出る事実を引き出すことだけが証人尋問ではない。主尋問をした竹内委員の尋問予定稿もそれ以上考えていなかったことも付け加えておきたい。報道は的確性をかけてはならない。

 委員会で出頭要求し、該当者に出頭依頼をしても家族が連絡取れないとしていながら、連絡取れない人から議長宛に「証人出頭請求に対する回答書」なるものが送付されていた。誰かの入知恵か知れないがおかしな話しである。もっと正々堂々と証人尋問を受けてもよいのではないだろうか。道義的責任は問われても罪にはならないと思われるからである。むしろ自分の財布のつもりで勝手気ままに使用した人こそ、きつく責められるべきであろう。その人が困るからなのだろうか。苦し紛れの「あがき」としか映らないと思うのは私だけだろうか。
 
 志昂会事務局書記からあるチラシが配られた。県から100条委員会対応として顧問弁護士となり県から報酬を得ていながら、100条委員会に田中知事が支払うことを(後に「しなやか会」から全額支出させている)承知で、他の審議委員と飲食をしていた事実に対し証人尋問を受けている人が、「信州市民オンブズマン」を設立するとのことだ。しかも、「税金が本当に住民のために使われているかをチェックし、見直しをすることを目指す」と活動方針を立てながら、「信州・長野県知事で新党日本代表の田中康夫氏が激励に駆けつけてくれる予定になっている」と案内に記されている。税金の使い方をチェックするオンブズマンが、時の知事をゲストに呼ぶという神経が不思議でならない。信州市民オンブズマン設立でなく、第2田中知事後援会設立とした方がふさわしいのではないか。
 
 その方は今日の100条委員会にも傍聴人として出席していた。そして会計責任者である証人が証人尋問を終了し退席と同時に、あわてて委員会室の傍聴席を後にして出て行った。少しでも100条委員会の趣旨をご理解いただける県民の皆さんは、このことを知っただけでもその後は想像できることでありましょう。今日のこの作業だけでやはり「4万円」なのだろうか。でたらめの県政、でたらめの信州市民・・・・・・準備会、いい加減にしていただきたいものだ。