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知事殿、今の県議会は知事の思うような過去には戻りません

 3月1日志昂会を代表して「代表質問」をさせて頂いた。正直言って100条委員会にシフトをおいた1年間であったため、代表質問には不安があったが、志昂会の同僚議員や多くの仲間の皆さんからの、貴重な情報やご提言頂き何とか責任を果たすことが出来た。改めて感謝を申し上げたい。

 今日の代表質問に向けて心したことは、昨日の質問の中においても、この夏任期が来る知事の姿勢が明言こそしなかったが、時期への意欲をちらつかせていた。だからこそ知事の5年間の足跡を検証しなければならない。その検証結果を県民の皆さんにお知らせすることが、今携わっている私たち県議会議員に課せられた義務である。その基本を中心に現在,最も課題となっている県政の施策について質問したつもりである。

 知事はかなり興奮して語調を強めての答弁というより、自分の地方自治の意識の薄い持論を捲くし立てたという感じであった。まともの事を衝かれれば答弁の声が小さくなったり、他人に責任を押し付けたり、向きになりその挙句わけの分からない演説をはじめてしまう。知事のパターンは見抜かれているのに、知るか知らないか計り知れないが同じことを繰り返している。

 しかも痛いところを衝かれると、必ず古い体質だとか、前の県政に戻るつもりなのかとやり返してくる。その点、逆に知事自身が古い体質以上に、自分の権力志向を捨てがたいと吠えてるようにしか感じられないのである。今の県議会は知事の思っているような以前に戻る気持ちを持っている議員は一人もいない。時代錯誤も甚だしいものである。

 本日の質問と答弁のやり取りの一例を挙げてみれば、教育委員会への関与の問題である。知事は教育委員会は独立した行政委員会だから、知事部局からは口を挟むべきではない。といかにも教育委員会に関係なく独立した考えの下に行なわれているといっている。しかし、稲荷山養護学校やお話パケット号など教育委員会の事務でありながら、ことごとく自らが深い関与をしているのではないか。今回の高校教育改革推進プランに基づき、高校再編問題も知事自身完全に教育委員会をに、知事の権限でもって知事の思うとおりにリードしている。そのことが教育委員会も自らの考えを持っていながら、言いたいのに言えないでいる。その苦悩が誰が見ても明らかに読み取れるのだ。

 それでも教育委員会としての正論を堂々と発言するべきである。出来ない教育委員会がふがいない。特に私たちは良識ある教育委員長と理解して同意しただけに、知事部局から人事異動によって今のポジションにいる県職員と違って、少なくても4年間教育委員長として異動もないだけに、行政委員会の長としてはっきり教育委員会の立場での意見を述べていただきたいものだ。戸惑っているその姿勢に残念に思う。

 いずれにしても残念ながら田中知事は、県民のための県政改革の考えを全く持ち合わせていない。県民の皆さんに偽りを言っているが、その事実をカモフラージュすることは天才的なものを持っている。残念なことは長野県の農業を始め壊そうとしている知事の姿を、県民の皆さんに理解されていないことだ。もっと農業に携わる関係者は、危機感を持って声高に叫び行動に移されるべきだ。最もそこまで危機感を持たせなかった県議会議員にも責任がる。二度と〔知事不信任〕後の県民の戸惑いを深めさせたように、一番身近に見てきた知事の日常の在りようを、県民の皆さんが何も知らなかったと言われないように、良識ある県議会議員は知らせるべく説明責任がある。

 本日の質問に対してもある程度の答えは想定していたが、相も変わらず不誠実な答弁に終始していたことを報告しておきたい。私の質問の全容は〔定例会・一般質問〕の項をクリックしていただければ見ていただける。ただし、あくまでも予定した質問だけで、知事の答弁に対しての再質問等は記載してないのでご了承いただきたい。読者の皆さんからのご意見をいただきたいものである。