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100条委員会の委員長報告が、賛成多数で可決される

 2日県議会代表質問が終了した。田中知事や副知事・出納長及び各部局長理事者、教育委員会の答弁については、今更改めてご報告するまでもない。私を含め議員の詰めの甘さもあるかもしれないが、不誠実な答弁というより何か正直さが見えなかった。何かムリがあり、自信を持ってそれぞれの部署で施策をつくっていない感じが取れた。代表質問では詰め切れなかった点は、明日から始まる一般質問で演台に立つ議員に期待をしたい。

 昨年7月から行なってきた100条委員会が、本年2月27日に委員会報告を全員一致で認定したことにより、30回にわたって調査活動してきた100条委員会を閉会した。それを受けて本日の代表質問が終了した後、小林委員長によって委員長報告が行なわれた。委員長の一言一言の報告を聞きいり、ようやくたどり着いた「県下水道事業に対する知事後援会幹部の働きかけ」に関する事実の解明ができたことに、こみ上げるものを抑えながら感無量の心境であった。

 真実を解明する難しさと、証人(県職員ら)の心の奥底が見え隠れするだけに、調査をする立場の私たちも苦しみの連続であった。良くここまでこぎつけたなと、辛い思いより胸のつかえ降りたような気持ちでいっぱいである。ご協力いただいた皆さんに感謝申し上げたい。地方自治法に基づく調査といえども、やはり限度はある。しかし、100条委員会で事実認定してきた事項は、賛成多数といえども自信を持って議会へ報告できたと思う。

 でも感慨にふけってばかりに入られない。県議会で報告書にある事実認定を、圧倒的多数の議員の賛成を得て議決できたことを受け、法に基づき今後の行動が問われるのである。当然ながら100条委員会での限度ある調査は、全て報告したから終了とはいえないのである。今後は捜査権のある機関によっての解明に委ねることになる。その為には虚偽の陳述をした事実を偽証の告発をすることについて、本会議で議決を得る必要がある。

 しかし、慎重な議員がいると聞くが、30回にわたり慎重に調査活動をしてきた委員としては、何故と、慎重になる考えが不思議でならない。各会派では100条委員会の都度報告をしてきたはずである。委員長報告の結果次第では、その後の行動はどうなるのか共有していたはずである。私たちはあくまでも真実は一つを追究してきたはずである。ためらう事は「知事の言う政争の具」と考えるからではないか。知事が政争の具と考えるのはかってであるが、議会はそう思っていないのである。明らかになった事実を県民の皆さんにお知らせする義務を果たさなければならない。

 告発とは罪人を裁くために行なう行為ではない。あくまでも疑惑があると思われるので、捜査をお願いして明らかにしてもらうことである。その結果はどうなるかは私たちが今判断することではない。100条委員会で調査してきた結果、疑義があると認定できた事項を、司法の場で判断を仰ぐだけである。今後の議員各位の判断に注目したい。