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戸惑う委員会審査

 今定例会は予算面事業面においても課題は多いが、組織再編に伴う問題が多く指摘される。土木委員会においても各担当課長は、委員の質問に対しても誠意を持って一生懸命答えている。しかし答えには無理がある。

 土木部に農政部所管であった基幹農道を扱うことになるが、その事業採択に向けての手続き、誰がどのように関東農政局と折衝するのか。土地改良に絡む道路については、土地改良法に基づき土地改良を進める上で生じてくる、土地改良財産の管理及び譲与などの手続きを、誰がどのように行なうのか。現地の建設事務所が行なうのか、建設事務所から生活環境部を通じて行なうのか、建設事務所から本庁の土木部へ連絡し、本庁内で調整するのか、一つの例をとっただけでも複雑で今まで以上に事務量は多くなる。豊かな農村づくり、実りある農業振興計画に基づき基幹農道が計画されなければならない。単に道路の建設や管理だけでなく、バランスの取れた農業振興を同考えていくのか。

 組織再編に向けて組織規則案も各部に提示もなく、どのように事務所掌を掌握し、どのような人員配置をすればよいのかも分からず新年度を迎えることも大変心配である。しっかり所管事務をどこでどのように処理するのかを明確にし、いろいろな問題のすりあわせを行い、その上で組織再編を実施することが手続き上必要であろう。ちょうど小さな町村合併と同じである。本庁や現地機関の職員にも、各町村や関係する団体及び生産者など、全ての関係者との協議説明を経て実施にしなければならない。その大事な過程を全てカットしいきなり組織再編を実施することは、ただただ混乱をきたすだけである。再編に伴う予算も何も考えていない議会軽視も甚だしいが、それ以上に現場の混乱が一番心配である。時間が来てしまったので、また報告したい。