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お遊び的県政運営は断じて許せない

 15日土木委員会は一応質疑を終了した。採決については今回の県職労との交渉のおり、給与手当て等の妥結をされたが、提出された18年度予算案では県が(知事が)考えていた給与改定案のまま提出されている。しかし、知事は議会に予算案を事前提出直前に県職労側の要望を聞き妥結をしたのである。どのような思惑があったか計り知れないが、予期せぬ天の声によって予算書は修正できず約150億円減額されたまま提出されているのである。

 18年度予算を審査する2月定例会において、いずれも詳細の説明もなく委員会審査が始まっていた。議員からの指摘にようやく、予算書作成時までに間に合わなかったと釈明したのである。給与全体を所管する総務委員会で経営戦略局の考えと、当然ながら6月定例会での補正予算を組むことを明確に取り付けた後に、採決することとなった。

 この給与の問題ばかりでなく、詳細に審査すればするほど矛盾点は出てくる。背景に田中知事の強力な異常権限が予算策定上、ムリな事業や予算の査定がされていることは否めない事実である。しかし、ここの予算を全て異議を唱えていけば長野県そのものが大混乱を起こしてしまう。委員会でそれらを強く指摘をしながら、認めざるを得ない面もあることも事実である。

 栄村の極野(にての)~五宝木間の道路整備事業は、以前推進していた事業を田中知事によって中止をした経緯がある。それを緊急性があるといいながらも、組織内での協議もしないばかりか、中止撤回を覆し再開する説明もなく、突然事業発表し予算を付けることはあってはならないことだ。少なくとも長野県全体の道路計画を立て、その中から優先順位を決めて執行していくべきである。

 田中知事の身勝手なお遊び的県政運営は断じて阻止をしなければならない。そうでなければ県民の県民のための施策執行は望めない。毎日の記者会見で、100条委員会での委員会報告を議決しながら、議会は何も出来ないでいると、挑発を繰り返す知事こそが責めを受けるべきである。今の議会は時の情況を冷静に見つめられることを忘れてはならない。お望みに係らずやるべきことは粛々と議会の判断で義務を果たすのみである。