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入学式の式辞を聞いてもらいたい人がいた

 この一週間各入学式が続いた。毎年入学式の日程がいくつか重なっているため、出来るだけ昨年と重ならないようにしながら出席している。出来れば高校再編の対象校となった高校へ出席しようと思ったが、ご案内がなかったことは残念である。私が今回出席した高校は高校再編の対象校となっていなかった高校であったが、新入生の希望あふれる姿を見たとき、多少の不安は自ら消してくれるだろうと思った。しかし、高校志望の際は少なからず高校再編問題の影響はあったものと思われる。力強く・明るい高校生活を送っていただきたいものである。

 入学式の校長先生の式辞等の中に、寛容・信頼・尊敬・礼節等の言葉が多かった。人間が集団生活の中で営みをしようとした場合、勉学であろうと就労であろうと、一般社会の営みの中においても極当たり前とする言葉である。また極自然体で身に付けていかなければならない内容の言葉でもある。校長先生が新入生に我が子に躾けるような口調で、改めて入学式の式辞で触れられることは、人が生きるために、生活をしていくうえに如何に重要で大切であるか伺えるものである。なぜか田中康夫長野県知事にも新入生の席に座っていただき、式辞をしっかり聞いて理解していただければと思った。

 高校入試結果の一覧表を見たとき、やはり高校再編問題は対象校にとっても、大きく影響があったと感じられる。何故ここまで執拗に議会や県民の意見を拒み続けてきたのか計り知れない。東北信のみならず周辺同規模校の欠員情況や、同種科目が重なる高校などの欠員情況や動向など、よく検証したうえで地域や現場と検討協議をしてからでも遅くはないはずである。県教委としての時間的目標は持っても当然であるが、それを県下一律に目標までに、県教委の考え方のまま実施するという手法は間違っている。やはり地域の実態に合わせながら辛抱強く、理解を求めながら再編を進めるべきであろう。今後の地域説明会に注目したい。少なくとも今までと同じような議論の展開は繰り返すべきでないと指摘しておきたい。