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議会が心配し指摘してきたことが現実となりつつある

 条例改正でなく組織規則の変更で組織再編がされた。近年にない大勢の異動が実施され、新しい任地や職場に席を移し、異動のあいさつや準備に要した一週間であったと思う。異動後初めての休日をどのくらい休めただろうか。いよいよ実質職務に入ることになるが心配だらけである。

 特に農政部から他の部局に移った課(チームだかユニットなのか良く分からないが)の職員はどう対処するのだろうか。聞くところによると再編後の現地機関の職員が、具体的な疑問点や事務処理方法について経戦局に尋ねたところ、答えなければならない経戦局ですら分からないという。心配していたことがすでに現実に起きている。  

 しかも仕事に不安もあり手探り状態で、考えてもなかった部局で仕事をしなければならない。本来であれば古巣に戻り「今度こそはより実力を発揮しよう」と過去を振り返っている人、新しい職場で意欲を燃やそうとしている人などで、フロア内活気がみなぎっている情況であろう。しかし今回は不安と不満などで不快指数100パーセントで暗いフロアとなっている情況であろう。  

 2月定例会で各委員会等において質問しても答えられなかったが、議会が指摘してきたとおり、組織的な協議も、打ち合わせも、すり合わせも、再編後のマニュアルも何もしてこなかったことが、現場で混乱がで始めている。確かに職員は何とか取り繕うとするだろうが、やる気を損ねた職員の士気の低下、事務処理の遅延などによる見えない損失は大きい。一番損害をこうむるのは関係する県民の皆さんである。

 まだ直接県民の皆さんまで影響がある所までは言ってないと思われるが、いずれ近々影響も考えられるだけに心配である。この組織再編を知事の言うとおり強引に進めてきたのを制止しなかった副知事や、出納長そして経営戦略局の面々はどう責任を取られるのだろうか。少なくとも混乱を最小限に食い止める手立てを考え努力をするべきだ。現地で困った挙句相談かけられた場合、「分からない」「知りません」などと戯言を言わないよう、ただ絵を描くだけでなく現実的施策を打ち出してもらいたいものである。