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不渡り手形を乱発している田中知事

 9日川上村で18年度植・育樹祭が行われた。村民をはじめみどりの少年団、隣村の南牧村、森林組合など多くの人たちが参加された。川上村の植樹祭は長い歴史の上に立って引き継がれている。今年は初めて「植樹」に「育樹」を加え、今までの植栽樹のみでなく育てることを加えたことも歴史がなしたことでもある。地域では真剣に森林を子々孫々まで守り育てよう、その森林の有効活用と県産材の利用拡大を何とかしようと努力をしている。

 県も「長野県ふるさとの森林づくり条例」を制定させ、県土の保全や水源涵養など森林の公益的機能を持続的に発揮させようとしてきた。しかし、それも田中知事によって幻の施策として葬られようとされている。その表れが4月からの組織再編である。農政林務部を無残にも解体してしまった。本当に森林を育てようと思っているのか。温暖化防止対策を積極的に推進しようと思っているのか。すべて見せかけである。これらは田中県政の本の一例であることもお分かりいただきたい。

 県民には良い知事ぶっているが、本心は自分を保身しているだけでないか。今日の植・育樹祭に参加し、一緒に植栽しながら無性に悔しさがこみ上げてきた。善人を虫けらのようにコケにし、8500億円もの県民のための大切な財布を、自分の小遣いを浪費するかのようにムダ使いを重ねている。コモンズ支援金もうまい話で町村に呼びかけながら、申請すれば採択しないで次回もう一度申請すれば何とかなるなど、不渡りを承知で手形を乱発している。

 そのために各市町村長はそれぞれの自治体が住民との約束もできず、施策の計画的な推進も出来ないでいる。コモンズ支援金は年度始めから採択を受けてこそ効果が上がるものだ。第1次だかなんだか知らないがこの時期に1500億円も残すべきではない。このことは「夏の陣」に向けてコモンズ支援金を悪利用しているだけではないか。県民も新しいトップを真から望んでいることを、私たちは改めて胸に強く秘め、事にあたらなければならない。どんな小さな情報も共有していかなければならない大事な1週間であることを忘れてはいけない。