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組織再編の実態は「改革」でなく「壊革」だ

 22日 農政林務委員会の佐久地区現地調査が行われ地元議員として出席した。説明員や補助職員は昨年よりはるかに少なかった。それにしてもご案内いただいたのは「環境森林チーム」、説明者は環境森林チームと農業自律チームである。組織再編後であるので名前がなじまないのは仕方がないにしても、この2チームで本当に長野県の農業と林業施策は推進していくのだろうかと心配になった。勿論職員の能力を疑っているのではない。

 委員から「生産と販売、農薬指導はそれぞれ別々の課で、現実的に農業振興はマイナスにならないか」と言う内容の質問が出された。鷹野所長は「組織間の連絡調整を如何に密に行なうかが大切であり、総合行政としてのトータルマネージメントをしっかりしていけば効果が上がる。」と答えていた。確かにそうであるが、そうであるならば今まで通りでも何ら支障はないはずである。むしろ農業・林業部門を専門化させていくほうが効率が良いはずである。

 レタス栽培一つとっても生産は農業自律チーム、販売は商工部、病害対策は衛生部(現地機関では保健所)である。昨年までは一つの部で連携が取れていたはずである。一つの部でまとめきれない部分が出た場合、そのときこそトータルマネージメントが必要となるべきである。

 今日の調査で「土地改良」の問題も出たが、これも部署が異なりどこかの部が担当している。みんな関連があり農政林務委員会では調査の対象となるのは当然のことである。それぞれの委員会で質問しても単発的になり、農業振興につながらなくなってしまうではないだろうか。このことは林業にも畜産にも全てに言えることである。県議会がこの様であるから、生産農家等は今後どのような混乱が起きうるか計り知れない。朝令暮改がお好きな知事さんは早めに改編するべきではないか。今やっていることは「改革」ではなく「壊革」であることを自覚していただきたいものだ。