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自分のポジションと動きを確認しよう

 朝の散歩も長野へくると日課となっている。コースは日によって異なるが同じ道を歩いている。道端の庭先に咲く花などが日ごとに彩を変えていく姿を見るのも楽しみの一つだ。起床時刻によってスタートが異なるが気持ちよい汗を感じることには変わりは無い。
 
 ただ微妙に五感に伝わってくるものが違う。いつも行きかう人との違いや人の数、同じようでいてどこか違う家並みと草花、なぜか耳に入ってくる音の違い、鼻につく匂いなどなど。わずか数十分の違いだけであるのにである。地域社会がまさに活動している証であろう。今朝はしみじみそれらを感じながら新しい発見をしたような気分になった。

 しかし、どこか今の県議会、とりわけ「夏の陣」に向けての動きに重ねて見えてくる。入ってくる情報の確認作業をしながら、同僚と常に情報交換をしているのだが、今確認したはずの朗報が数分後には打ち消されてしまったりするのである。散歩もその目的・目標もゴールも同じであるが、時にコースを変えて行き止まりとなって引き返すこともあるなど、その過程ではさまざまな変化がある。それでも必ずゴールには予定した時刻にたどり着くことが出来る。

 「夏の陣」の動きはどうだろうか。目標は分かっているはずなのに、コースがやたらと変わってしまう。しかも行き止まりでも引き返そうとせず、道なき道を強引に行こうとしている。周りで気がついても注意してくれる人もいない。これでは目標としている時刻にゴールできなくなってしまう。気がついてみたら目標物がなくなってしまい、自らも疲れ果て自分の場所もなくなってしまっていた。悪い夢を見ているようであるが、あながち違いが無いように思える。

 団体スポーツでもそうだが勝負の形勢が悪くなってきたり、疲れてきたら周囲のチームメイトが声を掛け合い劣勢を挽回しようとする。控えにいる仲間も大きな声を出し元気付けてくれる。同じ目標に向かっているからである。勝負に勝とうとしているからである。目標に向かい全力を尽くしきるから、目標を達成したとき喜びも倍増するのである。

 スポーツは勝負に負けても自分たちのチームだけの反省ですむ。勿論周囲の人たちの応援や期待にこたえられなかった責任はついてまわるが、この次勝てば次ぎにつながることが出来る。この「夏の陣」はそんな単純な結論は出せれない。220万県民の生活を豊かにさせ、幸福や夢をかなえさせるためにもよい結果をださなければならない。

 そのために県議一人一人が、今のポジションで何をしなければならないか、ドイツで開催されているサッカーのように、単純にボールだけを追いかけるのでなく、目指すゴールに向かってボールの行く先を読み、それぞれが自分のポジションを有利な場所に移しいつボールが来ても処理できる体制をつくることが大切である。目標は一つであるので自分勝手な行動も、知らないうちにミスを犯そうとしている仲間を見て、みない振りでいることも許されるときではない。声を掛け合うことによって目標を見失うことも無く、思いを達成させることになるのではないか。

 散歩の話を「チョットいっぷく」コーナーに書き込もうとしたが、途中から現実と重なってしまったため、「私の意見」として載せる事にした。同僚県議の皆さんの率直な意見を聞きたいものである。