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違和感を感じた所管事務

 F151 12日 県会商工生活環境委員会が佐久地区の現調に訪れ、地元議員として参加した。まず最初に何故建設事務所が来ているのだろうか、と不思議に思った。次に所長の説明を聞いているうちにまた違和感を感じた。何も所長の説明が悪いとか言う問題ではない。組織再編後の所管事務の違和感を感じたのである。

 説明資料の目次に①商工業の振興について、②観光の振興について、③県民生活に関することについて、④自然環境の保全について、⑤公害防止対策について、⑥防災対策についてとあったが、これだけ見れば何も違和感は無い。当然商工生活環境委員会で調査すべき内容であるからである。しかし説明を受けているうちに次第にこの委員会は何であったか、度々表紙の委員会名を確認をした。*農業基盤整備の情況、*農業農村整備事業の推進、*森づくり対策、*多様な森林の整備、*森林の保全対策、*森林病害虫防除及び野生鳥獣被害の対策、*林野関係災害対策など、なぜ商工生活環境委員会で調査対象にしなければならないのか、と本当に思ったのである。

 組織再編で所管が変わったことは承知していてもこの異常な違和感は尋常ではなかった。農政林務部で無くなぜ「商工」で「農業」問題を調査しなければならないのか。しかも野生鳥獣被害対策については・・・・、野生鳥獣と人との軋轢を減少させることを目的に事業を進めています。本当に農業生産者の実態を承知しての対策なのか疑われるものだ。

 現に委員会が佐久穂町の「コモンズによる野生鳥獣共存の里づくり推進事業」《今年度から、野生鳥獣総合管理対策事業と名称が変わっている》の実施箇所の現地調査を終えて帰ったあと、たまたまこの地域で耕作をしている夫婦が車で通り際、わざわざ車から降り生々しい被害状況の話をしてくれた。農家の皆さんは決して野生鳥獣と共存などと言っていられない情況ではない。そのようなことを言っても収穫間際に被害を受けその現況の様を見て、出荷も出来なくなり明日からの生活を考えたとき腰を抜かすほどであると言っていた。

 今でも毎朝現場に来るのは水や生育の心配でなく、鹿の被害があるかないか見に来るが、コレも無駄な作業が増えただけです、と言っておられた。もう少し早く来れば委員会の皆さんがいたのに残念でしたね。と言ったが私も県議会議員の一人として必ずお伝えいたします。と言うことが精一杯であった。やはり被害対策と野生鳥獣保護(共存)は、セクションは別のほうがよいと改めて感じた。ムリな組織再編のマイナスの部分を目の当たりにした。