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やはり「つくること」を知らなかった田中知事

 一般質問2日目の28日、自民党県議団の小林実団長は50分かけて一般質問をした。人を大切にする性格からか丁寧な口調ではあったが鋭い質問をしていた。新党日本の党首としてこの夏の知事選挙に出馬するのか。との質問にはわけの分からない答えをしていた。(あとの質問者も繰り返し質したが明確に答えなかった。)私たちが無所属で出る立場と全く違う。党首には変わりはない。

 知事就任後壊すからつくると言ってきたが、何を壊し何をつくってきたのかとの質問に対し、「脱ハコもの・脱交付税」と語っていた。脱ダムから始まり壊し続けてきたが、つくることには得意でなかったのか、私どもの心に残るような答えはなかった。

 県が長野朝日放送の淺川問題について放映した一部分を「捏造」として公開質問状を出したことに対し、捏造ではないではないか、との質問に対し、コレも自分中心で報道の自由を奪いかねない、わけの分からない説明を繰り返していた。そんな捏造と叫ぶより、一日も早く地域住民の安全を確保できるため、国の認可が得られる河川整備計画【脱ダムの代替案】案を示すべきではないか。

 阿智村の産業廃棄物処理施設についても、「ハコもの施設」と全く問題を摩り替えていた。どんな説明【弁解】をしても、産業廃棄物問題は解決できない、どうするのか。また、小松稔県議の財政問題を質問した答弁では、「美しい景観と山河を守ることは大事なことだ」と答えていた。そのことは誰でも願っていることである。自然を守っているだけで県税が増え、財政が豊かになるのであれば苦労はいらない。

 今までの一般質問を聞く限りでは、知事は全く誠意が見られないばかりか県民を愚弄している。この一部始終を全県下に同時中継し、県の多くの人が見ればよく理解してくれると思う。「知事と議会と議論がかみ合わない」と報道機関は伝えているが、「誠意ある答弁をしていないだけである」ことを伝えるべきではないか。もう「かみ合わない」と言う言葉はふさわしいとは思えない。一考していただきたいものである。