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高校再編の判断を自らに責任を課し、6月定例会を閉会

 10日に6月定例会が閉会した。焦点であった高校再編に絡む『高校設置条例』の改正案が賛成多数で可決された。これによって確かに来年度の一斉再編には歯止めをかけることになると思われる。ただし、進めなければならない高校改革の現実と、住民の要望との判断をどう処理していくのか、議会の責任は重く大きな問題として残された。

 今後の重要な課題は住民の反対・賛成両者の声を、どのような客観性基準を持って判断していくかだと思う。条例改正以前においては議会に提案された場合は、客観性に立って住民の意思を判断した上に、更に将来に向けて必要な高校改革と言う政治的判断を加え合わせ結論を導き出していた。その場合は住民の意思・要望・声をどのような手段で、どのように聞いて、どのように住民との合意を得たのか、その分析した結果を県教委に求め、議員らの調査活動の結果を踏まえ判断すればよかった。

 今後はややもすると声を大にした少数意見を良として、高校改革を必要とする声なき声を否とした判断をしてしまう恐れもある。県議会議員として長野県の高校教育を見据えた高度な政治的判断をしにくくなる面も考えられる。将来の日本の国と

長野県の地域づくりを担う子供たちに、些かも迷わせることなく学べる環境をつくり出していくのも私たちに与えられた責任である。

今度は私個人も条例改正案に反対したと言えども、県教委から条例に基づき提案されたときは、自ら議員として先を見据えた判断していかなければならない。改正した条例を悪用せず、常に将来あるべき長野県の高校教育をどうするべきかを、常に念頭に置いて判断していくことの意を表しておきたい。大きな間違いが起きないことを望みたい。

当面の間は地域のイベントに参加しながら、明日の長野県のリーダーを選ぶ知事選も間近となった。自然と選挙モードに突入である。私が3年間と数ヶ月接した県政を正しく検証し、自分がとってきた行動・言動に恥じない結果を得られるようにしたいと思っている。長野県は空梅雨模様であるが暑い夏になりそうである。