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高校設置条例案はもっと議論展開をするべきだ

 6月30日の一般質問、やはり不自然さが目立った。清沢議員の残留農薬規制に伴い、専業農家や兼業農家など全てに法の理解が深められているか。等の質問になぜ衛生部長なのか。営農指導を含めやはり農政部長が、責任ある答弁をなされることが自然であろうと思った。  

 任期付職員の任用の仕方については以前にも考えを述べたが、高度な専門性を求めたにもかかわらず、その専門性を十分生かされないまま研修異動が毎年行なわれている。森田議員が故今橋参事から亡くなる直前に、知事や副知事との異動に際してのやり取りのメールが明らかにし「過労死」ではないかと追及した。人事委員会委員長も高度な専門性を生かされての任用か権限の許される範囲で調査したい、と応じられていた。結果を待ちたいものである。  

 高校再編に伴う募集停止は廃止につながるもの議会の議決が必要ではないか。との石坂議員の高校設置条例に係る質問は、職務権限に抵触するか、しないかは議論を要するところである。本会議終了後の議会運営委員会においても、委員会付託なく即決案が提案されたのである。私ども志昂会は条例修正案が単なる字句の訂正でなく、文言の修正追加となれば法的整合性など、しっかり議論展開し県民にも理解できるものでなければならない。と委員会付託をするべきと主張した。他の会派の委員からも同様意見が出され委員会付託に決定されほっとしているところである。

 県教委の強引な高校再編の手法には許せないものがあるが、県教委の暴挙に歯止めをかけると言う短絡的な動機で条例改正をするべきではない。県民にも分かりやすい結果となるよう文教委員会での議論展開に期待をしたい。  

 佐久市では「合併調整項目の実現のめどが立った」として、合併協議の進行を確認し助言する役目であった、加藤旧臼田町町長他が特別参与を退任したと報道された。施設使用料の補助や各種の受益者負担割合の調整など、制度面だけの調整はおおむね理解を深められたことと思われる。新市合併後大変な役目でご苦労があったことと思われる。そのご労苦には敬意を表しするところである。

  しかし、旧臼田町ではまだ地域住民との大切な約束事が残されている。飛び地となっている「岩水区」の佐久穂町との境界変更の問題である。三代前の区長さんから議論を重ね区民が「旧佐久町へ境界変更を認める」と合意していたはずである。市・町間の公共財産等を含む諸手続きなどが、短期間で出来ないため一旦新佐久市に合併し、「諸手続きが終了後新佐久穂町に境界変更をする。」と言うことになっていたはずである。そのための必要期間が概ね2年くらいは掛かると聞いていた。  

 合併協議内容には入っていなかったのだろうか。どのような助言をされたのだろうか。誰が見ても生活圏は佐久穂町が従である。旧青沼村が分村された際のわだかまりも克服され、住民合意が得られていたにもかかわらず、全くめども立っていない現況で役目を終了するとは、いささか早計ではないか。制度上の課題は職員間であっても実際は解決できる問題であろう。しかし「境界変更」の問題は時間が立てばたつほど約束事は忘れられてしまう。飛び地となっている住民の不便さをようやく解決できると思った矢先だけに誠に残念である。退任に当たってしっかり申し送り事項として残してきていただきたいものである。