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被災地支援の仕方に思う

 豪雨被災地への支援策はいろいろ考えられる。地域の皆さんだけでは心身に多くの苦痛が重なるだけに、ボランティアなど外部からの応援も必要である。まずは早急に現状復帰が急務である。県も積極的に支援することが必要である。県は支援策として「コモンズ支援金」を活用すると発表された。

 私は積極的に支援策を講じていくことに異論は無い。唯、コモンズ支援金の活用はいかがかと思う。災害救助法が適用された現在、救助法の制度をフルに活用することで、乏しい県の財政を幅広く有効活用できることになるのではないか。決して被災地の復旧活動に手を貸すなと言っているのではない。県の予算の使い方について疑問を感じたからである。

 コモンズ支援金の交付対象事業では、①先駆的でモデル性が高く、かつ他の地域への普及が期待される事業、②事業効果が広域市町村圏を超えて広範に及ぶものと認められるもの、が主な対象事業とされている。この交付要綱に基づいて県下各地から多くの申請があったが、認定されなかった事業が多く残っている。その中には県からコモンズ支援金を活用した事業として申請するようにといわれ申請したにもかかわらず採択されなかった事業もある。

 地域住民が川にたまった砂利の除去などに取り組む事業などを対象とするといっているが、それらの仕事は災害救助法内の仕事として適用されるはずである。まずは国の制度を大いに活用することが必要ではないか。「地域が立ち直っていく上で必要な事業」と苦しい説明をしないで、また交付要綱の対象事業としてムリな解釈をさせるのでなく、県として地域の立ち直り策に対しての支援策をしっかり打ちたて支援していくべきことが必要ではないか。

 その場限りの思いつきな行政では逆に県財政の破綻にもつながり、県民の本当の幸せを築き上げることは出来ないであろう。為政者選びは大切なことである。