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新知事村井県政がスタート

 F153 9月1日新知事の村井県政がスタートした。昨日の役目上でている職員以外は、異様な熱烈支持者によって送られた田中前知事に比べて、大勢の職員が迎える中淡々と県庁舎に向かう村井新知事と、同じ劇場でありながら舞台が大きく違っていた。いずれにしても61万人の県民の付託にしっかり応えて頂きたいと願うばかりである。

 すぐ行なわれた県庁内講堂においての知事就任挨拶(訓示)において、選挙中憂慮しながら強く訴えていた県組織の重要性と、県職員の意識改革を求める内容となっていた。今後行政も厳しい時代がやってくる。必要なもの、不要なものの区分けが必要である。そのためには知恵が必要だ。多くの職員の知恵を集結すれば極限を超えることも可能となり、責任ある組織をつくっていきたい、と力強く職員に話しかけていた。

 更に知事の私と(職員と)の関係について、3つの協力を呼びかけた。
1 知事の顔色ばかりを見て仕事はしないでいただきたい。
2 知事に素直に意見を具申して、直言をお願いしたい。
3 知事の判断を待たないと何も出来ないと言うことであってはならない。
このように訴え、風通しの良い県にしたい。そのために各部局一定の権限を持つことが必要だ。(県職員が自己判断的に解決することが出来る)と優秀な職員の協力を求めていた。

 多くを語らなかったが今長野県として一番必要としていること、喫緊の課題が何かをよく理解されているからこその訓示内容であったと思われる。訴えられたとおり、まず県職員との意識を共有され組織を早急に見直しされ、県民の不安を解消される努力をしていただきたいものである。前県政から持ち越された課題は多い。村井新知事に託された期待は大きいものがある。

 村井新知事も選挙中、県議会に事前に打ち合わせをすることについて悪いことはない。県政をスムースに進めるためにも必要なことであるとも言っていた。県議会も決して県議会の考えをごり押しするつもりはない。しかし、誰が考えても不自然な内容や県政運営方法に対しては、事前に意見を言えることが出来る。そのことが村井県政の失政を未然に防ぐこともできることになる。特にスタートしたばかりの村井県政の大事な初仕事は人事問題である。知事の専権事項ではあるが、4年間の県政を占う初仕事をつまずかないように願いたいものだ。