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高校改革問題・責任逃れは許されない県議会

 9月臨時会最終日、初日に同意した板倉敏和・腰原愛正両副知事が理事者席に着き、空席となっていた席が埋まり落ち着きを取り戻すことが出来た。二人の副知事に期待することは大である。知事同様県民の目線に立って、長い間不穏な情況となっている市町村との関係と、国との関係修復のために大きな汗を掻いていただきたいものである。

 「高等学校の統合について」の議案採決は、昨日の文教委員会どおりの結果となった。志昂会では今までHP等でお知らせしてきたとおり、長野県の高校教育のあり方を主眼において判断をした。出来うれば全議案を通して志昂会としての考え方を述べるつもりでしたが、議事運営の規定どおり1件ごとの質疑・討論・採決をしなければならないため、第8号の蓼科高校と望月高校の統合案について、原案賛成・委員長報告に対し反対の討論をした。討論の全容は次のとおりである。「本日の討論の全容」をダウンロード

注:討論の中の内7号は「長野南・松代」、9号は「岡谷東・岡谷南」の各高校の統合案である。

 個々の議員に本音の話を聞けば私ども志昂会の考え方と同じ方も多いが、地元の声に賛否を変えざるを得ない様子も伺えた。本当にこれでよいのだろうかと思わざるを得ない。特に今回の統合案でA高校は統合賛成であるが、同じ統合案のB高校は反対をしている。議員としてどちらの声を重視すればよいか迷われたことと思う。しかし今回の採決に至る以前に同じ地区の統合計画を、どのように収拾されたのであろうか。このような時こそ原点に戻り本来の高校整備計画に基づいた判断をすることが、求められたことではないだろうか。

 いずれにしても判断は下されたのである。今回の臨時会での結果は議員にとって大変重いものである。あとは県教育委員会の責任の下で解決をしなさい、という責任逃れは許されるべきではないと思う。より一層今県民から託された県議会議員として、しっかり今後の本県の高校の行くべき姿を明確にし、正しい判断と責任ある行動を示していかなければならない。村井新知事のスタートとなった臨時会であるが、村井県政の行く末と言うより、本県の高校改革の行く末に心配が残されての閉会であった。