現在位置:ホーム»としみつTime'sトップ»記事一覧ページ

 27日 本日、山口県教育長との懇談会が佐久市で、野沢南高校全日制・定時制を守り発展する会の主催により開催された。岩岡会長は冒頭「多部制・単位制を絶対反対をしているのではない。なぜ野沢南高校なのか。通学区全体の中での検討をされ結論を出していただきたい。」との挨拶をされた。会場に訪れた人たちも以前の県教育委員会を迎えた時と違い、穏やかな雰囲気の中で山口県教育長を迎えていた。

 山口県教育長も「当時現場の校長として進め方に危惧していた。」と素直に高校教育改革の推進方法に対して謝罪の意を示しながらも、「少人数の高校問題を考えた時、20年・30年後に当時の人たちは何をしていたのかと問われても困る(中学校卒業生の減少を踏まえて)」と、高校再編の必要性もしっかり時間をかけ説明を加え挨拶をされた。

 その後の意見交換会も以前のような激しいやり取りでなく、建設的な質問がされ、質問に対し参集者が理解できるように丁寧に答えていた。ここでも誠意を持って意見を聞こうとする姿勢(県教委側が)が見えればこそ、誠意ある紳士的な質問をしようと(県民側も)言葉を選んでいた。「最初から結論あり気の方式はとりません」との山口県教育長の言葉に尽きるように、話し合いの原点を改めてみさせていただいた感じである。又、人間性の違いもつくづく感じさせられた。

 岩岡会長が会を閉じる際の挨拶で、「今までは防水加工された布に水をかけていたようだったが、今日はスポンジに水をかけているように、しっかり受け止めていただいて感謝します」と話されていたが、まさにその形容に尽きる懇談会であったと思う。本日のような懇談会や説明会をしていく限り、県民の信頼と理解を得られていく事と思う。

 今までの2年間が全く無駄な時間のように思える。しかし、前県教育委員会とのやり取りは無駄な労力や時間は費やし、意見のすれ違いと言うより受け付けてもらえなかったが、各地域で議論をされてきた事は決して無駄ではなかったと思う。お互いに母校や地域の高校のあり方について、少なからず「魅力ある高校」に向けて意識を注ぐ事になったことは効果があったと思う。これからも時間をかけて理解し合える議論展開をしていくべきであろう。

|

 25日 移動志昂会in南佐久を小海町公民館で、郡下の町村長さんや議会の皆さん、住民の皆さんにご参集いただき開催した。志昂会所属議員全員に腰原副知事も参加いただき、各所属委員会の報告に続き県政の課題を副知事に質問するなど、超ミニ県会ならぬパネルディスカッションを繰り広げた。

 いつもの時も同様であるが、仲間がしゃべり始めると止まらなくなり、予定した時間がどんどん過ぎてしまい、今日も時間調整が大変であった。しかし忙しい日程の中で十分な打ち合わせもないまま、ぶっつけ本番にしてはよく話をつないでくれた。やはり皆さん普段から常に問題意識を持ち、課題解決に向けて学習をしている事が証明されたと思う。

 どうなる長野県の農業:宮本議員は「長野県食と農業農村振興の県民条例」に基づき数値目標を掲げるべき。農産物の販路拡大のために東京事務所などに専任職員を。などの質問に対し副知事は、審議会を設置し早急に数値目標を設定し、年度ごとに確認していくシステムをつくる。11月より東京事務所を拡充した。今後名古屋・大阪地区も拡充を図っていく予定。などと県の積極的な姿勢を示された。

 どうなる県財政:副知事の話の中で「金がなければ知恵を出さなければならない」と言われたが、柳平議員はその逆もある「知恵を出すために金を出さなければならない」、産業界の活性化のためにどのような財政運営をしていくのか。清水洋議員は平成19年度の当初予算編成方針の基本理念は、どこの県にも当てはまる内容だ。特徴がないがもう少し具体的に示すべきだ。と厳しい質問も飛び出した。副知事は中期総合計画を策定の準備に入っている、その中で方針を示していきたい。国の財政計画も前年比97%を打ち出している。補助金確保等に努力するが大変厳しい。など、苦しい胸の内を吐露した。いづれにしても産学官共同研究などに加え観光面など、市町村との信頼関係を保てるよう努力していくと現段階での精一杯の考えを示した。

 どうなる市町村への権限移譲:保科会長から自らの町長経験から「市町村が一番望んでいるのは仕事量の増える権限より、住民の多岐にわたる要望にこたえるためにも金(財源)が欲しい」。一万人以下の町村では自体の維持は難しくなってくる時代だ。県職員の派遣も年間約10億円を要している。県職員の派遣をしなくても良いような強固な自治体づくりが必要では、と厳しく追及した。
副知事は小規模町村は県職員の派遣を強く望んでいる。基本的に地域が出来る事は地域へ権限を移譲していく。市町村と何回でも意見交換をしていきたい、と両面の苦しみが理解できるだけに苦しい答弁となった。

 清水保幸議員には高校再編や高校改革について現況報告と、志昂会のとった判断について報告をしていただいた。時間の都合で会場からの質問を受ける事は出来なかったが、小海町の篠原町会議員から県の有事対策、小海高校の教員住宅の整備と管理について、広域農道の経過と整備促進の必要性など、宿題として課題を投げかけていただいた。

 腰原副知事には村井県政発足して3カ月ほどの中で、今後の方向の骨格が見え始めた段階での質問にも拘らず、誠意ある答弁を繰り返していただいた事に感謝したい。また、昨日のボイス81に続き本日も早めに南佐久入りをして、南佐久の課題箇所の現地調査をしていただいたとのことである。担当副知事としての積極姿勢を評価したい。今後の中期総合計画や要望箇所の整備等に大いに活かしていただきたいものである。現地機関の職員も会場に訪れて頂き熱心に聴いていただいたことに対しても感謝したい。会場に訪れた参集者からは非常に迫力があって驚いた。県議会とが身近になりよい事だ、などと評価をいただいた。

|

 24日 「ボイス81」佐久地域会議が佐久市の野沢会館で行なわれた。知事は東の玄関口で非常に重要な地域(佐久地域)と認識している。ボタンの掛け違いは県民にとって不幸だ。県民の一番近いところにいる市町村と意見交換することは大事だ。と言う村井知事の持論を紹介する挨拶からはじまった。

 2市9町村の首長から各市町村の課題を中心に要望・提案が行なわれた。それぞれ今まで地域の要望が言いたくとも言えなかっただけに、各市町村長は道路など切実なインフラ整備促進の要望が多かった。財政上から要望箇所の実施に即答できない内容もあったが、市町村長の意見に真剣に聞き丁寧に答弁していた事が印象的であった。

 佐久穂町など常勤医師の引き揚げにより、日常の医療業務に支障をきたしている例を挙げ、医師の派遣を訴えたが、知事は現状では即効薬的手段はないとの答えであった。佐々木町長は女医さんの復帰についての提案がされ、その際の住宅や子育て支援については町も協力するとの問いに、知事は非常に関心を寄せていた。今後の県側の医師対策の施策提案が待たれるところと感じた。

 さらに合併特例交付金の採択要件(使途)が実態に合っていない。言い知れない苦労をして合併したのに、本来合併に伴って利用されるべき事案に利用できないと、制度の不備により交付金が得られない実情を紹介して改善を要望した事に対し、知事は運用を絞り過ぎている嫌いがあるので、改善をしていきたいと理解を示していた。

 さらに御代田町では県と市町村の役割分担の再構築をするべきと、市町村が担っている国民健康保険事業や介護保険事業などを例に挙げ、「格差をなくし効率化の観点からも県単位の事業として運営していくことも必要、また県道の維持管理などなどは市町村が一元的に管理する事が合理的だ」などと提案された。知事はそのような相談の場は必要だとしながらも、明快な結論は先送りしていた。土屋町長は再構築の審議機関の設置をと重ねて見直しを迫っていた。

 やはり対話と言うものは相手の意見を誠実に聞く事からはじまると、ごく当たり前の事であるが改めて強く感じた。誠実に聞くことが出来るから誠実に答えられる。その結果が納得できなくとも何故か満足感が得られる。本日の佐久地域会議をオブザーバーとして聞いている限りそのように受け止められた。多くの要望をどのように整理され、中期計画にどのように反映されていくのか注目をしたい。市町村と良好な関係を保ちつつ県政を進めていくためにも、計画に漏れた要望等に対しどのような説明がされるのか、両面の判断について新しい長野県のスタッフの手腕に期待したい。

|

 最近の新聞・テレビでは毎日のように自殺や自殺に関わるニュースが報道されている。自殺にはそれぞれ自分だけしか分からない理由はあると思う。しかし余りにも命を粗末にしすぎる。相談が出来る友達など人間関係が疎遠になっていすぎる。人間関係を良好にしようとする気概もなさ過ぎる。昔からの日本の人と人との交わりなど、日本のよき文化・慣習が忘れ去ろうとされているのが残念である。

 特にこどもたちの自殺は「いじめ」が深く関係していると報じられている。確かにそう言った事例もあると思う。「いじめ」をなくす事も重要な要素であると思う。今日は「いじめ」について深く論じたくはないが、「いじめ」は昔も今も、こども間や大人の世界、嫁と姑間などあらゆる人の交わりの中には変わらずあった。その「いじめ」をどう捉え、自分の生きていくうえで、どのように吸収していくかも大切であろうとも思う。

 大事な事は子供たちに命の大切さを教えなければならない責任ある大人が、自分の責任を回避し簡単に自殺をしてしまっている事にも問題があると思う。何かの事件にかかわり自分に容疑が向けられ、善悪が分かる大人が説明責任や罪の責任から逃げてしまっている。少しでも有利にしたいとか、情状により罪の減免を図ろうとする事は許されている範疇である。単なるその場の苦しみから逃げるかのように自殺する事は避けるべきであろう。自分が問題解決に向かっていても、周りの誤解やエゴや過剰ともいえるマスコミ報道など、自分の意と逆の方向に誘引され、それが自殺に結びついてしまっている事もあると思うが・・・。

 それが生活の苦しみからとか、介護の疲れとか、様々な理由はあろうかと思うが、許されない極めつけは校長先生の自殺である。親の次に命の大切さを教えてきたはずの教師が、その教師を束ね監督しなければならない校長先生が、自分の教育指導の誤りなど(現在の社会環境や教育環境の狭間の中での選択による)を苦にしての結果である。校長先生一人の問題ではないはずである。国の教育全般に関わる問題でもあるはずだ。何故素直に現実の状況説明をしなかったのだろうか。

 説明をしたからすべてが解決できる問題ではないし、そのことによって気持ちが晴れるものでもない事は理解できる。しかし、命の大切さを教えてきた教師の長が、自らの苦しみから簡単に(本人は苦しみぬいた結果かもしれないが)命を絶つことは、こどもたちから見ても命の大切さも尊さも肌で感じ取る事は出来ないであろう。正当性ある自殺などはありえないが、仮に周囲から00のために犠牲となったなど、一時は感傷的な評価はされるかもしれないが、子供たちに生きる大切さを教える事には結びつかないと思う。

 むしろ、理解されるまでの過程は想像以上に苦しいと思うが、真正面から問題の核心を説明する事によって、こどもたちも保護者も理解できる事になるのではないだろうか。その正直さの積み重ねが子供たちとの人間関係も深まり、その中で命の大切さを教えたならば、子供たちも納得して受け入れられるものと思う。 

 希薄な人間関係はそういった毎日の、何気ない会話や人間味あふれる肌と肌の付き合いによって解消され、親と子・教師と児童生徒が信頼の上に成り立つ人間関係ができるのではないだろうか。信頼関係があればこそ、決して優しさばかりでなく、怖さのある会話や態度を見せる事によって、生きていくうえで甘さでなく厳しさのあるメリハリのある生活が身についていくものと思う。校長先生の自殺に対して意見を述べているが、すべて教師など学校に問題があるといっているのではない。家庭での問題の比重が大きいと言うより、問題を解決できる場の原点である事も忘れてはならない。

 成人した人間は誰しも何らかの苦境に立たされ、自殺したくなるような心境に陥る事もあると思う。それらを乗り越えてきた原動力は何か、少なくとも親兄弟をはじめとする親族のしつけや、友人や先輩からの会話の中からの勇気付けであったと思う。やはり人間関係の尊さ、必要性を今の子供たちに教え継承していく事が必要ではないだろうか。「いじめ」という狭義の中での議論でなく、今忘れ去られようとしている人間関係の大切さ、人と人の交わりの大切さと言う広義の議論展開が必要ではないだろうか。

 短い紙幅(ブログ)の中で正確な意思を伝える事は出来ず、誤解を受けられるかもしれないが、問題の核心は「その事例そのもの」だけに目を向けるのでなく、もっと視野を広げその要因となる根を見つける努力をし、その根を根絶するか改める事が必要である事をご理解いただければと思う。
 

|

 17日 社会衛生委員会で厚生労働省にて柳沢伯夫厚生大臣他16人に、①障害者自立支援制度について、②医師・看護職員確保対策について陳情をした。いずれも当委員会で県下の現地調査を実施した際、各調査箇所において①の項目については、利用者や施設事業者などから個人の負担増や経営の悪化などを、②の項目については、長寿県といえども中山間地の多い地域柄医師・看護師等確保できず、医師・看護職員の確保が深刻であることが明らかになった。

これらの問題を解決するために、それぞれの課題解決に向けて法整備の見直しを含め、改善に向けて9月定例会で関係省庁に意見書を提出の決議をしたことを踏まえて実施となった。

 案内は東京事務所において綿密な下打ち合わせがされていたため、ごくスムーズに陳情が行なわれた。東京事務所には何回も訪れているが、この事務所も以前と違って変化が現れていた。勿論良い方向にである。職員に活気が戻って明るさがあった。任期付職員の村井知事の秘書であった小林東京事務所次長も、就任以来積極的に人脈を活かし各省庁との連絡を取られているとのことであった。

 陳情を受けてくれた各省庁の役人さんの対応も、田中県政時代の対応の仕方と心なしか違っていた。違いの中でも、それぞれ小松委員長の陳情口上のあと陳情書を渡しても黙って受け取る人、「法改正後国の数値的データは、6月以降出なければ正確さがないので、それらの数値結果等を分析して大臣にも連絡を密にして対応させていただきます」と、丁寧に受け取り返答してくれる人など、人間性が現れていた。私どもも県民の皆さんからの要望活動に対しても、しっかり要望を聞き取り、丁寧に誠実に対応しなければと教えられた思いである。

 25日土曜日は「移動志昂会in南佐久」が、午後2時から4時半まで小海町公民館で行います。志昂会の仲間が全員参加しますのでご来場ください。

|

 14日 昨日のつくば市から東京霞ヶ関に移動し、環境省と厚労省において調査活動を行なった。環境省では平成9年から「ごみ処理の広域化計画について」当時の厚生省から、生活衛生局水道環境整備課長通知として指針が示された。その通知に基づいて国の考え方や現況について、県の立場など質問しご指導を仰いだ。特に地域要件や人口要件など長野県では、要件をクリアできる地域が少ないためどうしたらよいのかもご指導をいただいた。

 国では人口・面積の要件の特例地域を設け、交付金の対象地域としているなど配慮はされていた。しかし、循環型社会づくりのための社会整備は、市町村間や地域間で連携した取り組みが合理的で望ましいと考えられるため、広域化を図る事が今後ますます重要となっている、と都道府県の担当課に事務連絡として通知がされている。さらに市町村を中心にとしながらも、県の立場から市町村の広域化に向けて働きかけをお願いしたいと呼びかけていた。

 長野県では田中県政時代そのような働きかけをされたのか定かでない。むしろ歪んだ条例作成に異常なる力が注がれていたように思えてならない。国が求めていたように市町村が作成した循環型社会形成推進地域計画に基づき、循環型社会形成推進協議会を市町村の呼びかけによって開催しなければならないとされているが、県ではどのように進んでいたのだろうか。現時点でいささか記憶が乏しいため調査をしてみたい。

 そのほかにも盛りだくさんの調査をしたが、特にこれからの一般廃棄物処理施設は、以前のように単なる焼却だけでの従来型処理には補助金が交付されないこととなっていた。今後はごみ発電など「ごみからエネルギーを回収」する事など「効果」を求める事となっている。長野県の市町村の状況は、広域化も進まずごみ処理の現況は極限を超え苦しんでいる。これ以上既存施設への無駄な投資をさせないよう適切な指導をしていくべきではないかと強く感じた。飯山岳北センターについては速やかに処理されるとのお答えをいただいた。

 厚生労働省では介護保険の問題点や老人医療費など「社会福祉関連制度の改革の動向」について、社会保障制度改革の肯定と主要課題について説明を受けた。制度の改正は国の財政状況を考えると、改革を進めようとする趣旨は十分理解が出来るが、やはり末端の現場との乖離は否めない事実である。それらも質問をしながら予定した時間も延長しての調査活動であった。これらは改めて整理して委員会を通じて県のあり方についてお聞きしていくつもりである。

 たまたま本日、村井知事も総務省などへ来年度予算のための要請行動をされていたが、田中県政で失われた国から県への支援策は即来年度には反映されないようである。確かに今までは国からの情報は満たされていなかった。県の国に対する信頼回復には時間がかかりそうである。しかし、各省庁の職員は確実に長野県を見る目線は変化しているように見て取れた。引き続き県民の利益のために、知事による粘り強い要請行動に期待したい。

|

 13日 志昂会の東京現地調査を行なった。今日はつくば市の筑波大学・産業リエゾン共同研究センターで調査というより学習をしてきた。志昂会の保科会長が前身の東京教育大学の後輩である田中名誉教授のご案内で素晴らしい学習ができた。長野県が目指さなければならない「産学官」の共同研究について、まさに大学内でベンチャー企業を起こした経緯など、日本でも名だたる教授陣による本音の講義をお聞きした。

 最初にセンター長でもある油田センター長に「筑波大学の産学連携について」講義(説明)を受けた。大学から見た産学連携の大学の役割は、「貢献でなく連携だ。大学は常に社会に目を向いていなければならない。」またまた私の大学に対するイメージが根本から覆らせられた。

 産学連携の方法は、産業界とのコミュニケーションそのもの、友情ベースの信頼関係が強力に結びつく。などなど1時間の上講義を受けた。そこで官の役割は何かとの質問に対し、「県が仲立ちし(産と学を)うまく話を持ちかけ、大学と産業界との連携を図る事だ」「地域として何かやらなければならない事(プロジェクト)の仲立ちを、今までの行政は少なくとも一律にの考え方であったが、これからはどこの企業でもなく、出来る企業1社でも良いから選んで伸ばす事だ」。確かにそうであるべきかもしれないと思った。

 そのほかにも松村教授のプロジェクトの「バイオディーゼル」、山海教授の「ロボットスーツ」の講義を受け、学生のベンチャー企業の様子など見学したが、延べ3時間を超えたが全く苦痛もなく感動した学習をさせていただいた。バイオディーゼルは長野県でも取り組みが可能かなとも思えた。又、ロボットスーツはNHKで何回も取り上げられているが、福祉の分野など幅広い分野で応用できる。終始感動しながらお話を聞いた。いずれのプロジェクトも奥の深い研究でもあり、実用化も限りなく裾野が広く活用が出来る事に驚いた。
久振りに充実した調査活動が出来た。親切にご対応していただいた教授陣に感謝申し上げたい。今後県の取り組み次第では又お世話になる事もあるであろう。

|

 12日 移動志昂会in飯島町が飯島町文化会館で行なわれた。今回はを板倉副知事の防災についてミニ講演をいただいた後、各議員から所属会派の課題を中心に県政報告を行なった。次に合併について、合併が出来なかった町村、合併した町村、それぞれの問題点と件の方向性などを、清水洋議員の流暢な司会によってパネルディスカッションを行なった。

 各議員とも持ち時間を越えての熱弁で、財政問題なども計画されていたが入る事が出来なかった。私も時間をオーバーしてしまったが、合併問題では合併した町村の立場から自分の町の課題を触れてみたが、生みの苦しみ・生まれた直後の苦しみについて紹介した。苦しみを乗り越えて初めて希望のもてる町が自立していく事になる。ただ、時間ばかり気にしてしまい大事な事を落としてしまった。

 生まれた直後の苦しみとは、合併した町村間の長い間の仕組みや慣習の違いを調整していかなければならない。単なるハード面だけでなく、あらゆる面の調整に費用が掛かってしまう。そのための県の合併支援金の増額を各町村は望んでいる。しかも、ひも付きでなく、何にでも使用できるよう町村に使途を任せてもらいたいとの要望も出ている。支援金を有効に使用することによって、苦しみを乗り越えていくことが出来る。その事を落としてしまったため、合併しても大変だなという印象を残してしまったかなと反省しているところである。

 明日から、筑波大学で「産学共同研究について」環境省では「廃棄物問題について」厚労省で「介護保険の問題点」などを調査してくる予定である。

|

 久しぶりに佐久地方事務所へ足を運んだ。今まででも何回か行こうとしたがなぜか気が進まなかったのである。組織も戻され、どうしても尋ねたいことがあり事務所に入った。全く雰囲気が変わっているのではないか。職員のみんなさんが活き活きと仕事をされていた。笑顔も戻っていた。気持ち良く声もかけてくれた。この姿が県の現地機関として当たり前の姿なのに、今までが何であったのだろうかと思うと同時に、素直にうれしさが体中みなぎってきた。

 県会閉会中のOF期間は各町村長や職員の皆さんとも話をする機会も多くなる。ほとんどの皆さんがこの6年間の遅れを取り戻したいと言わんばかりの意見が多い。財政的にすぐに出来ないということも承知の上である。今まで声を大にしていいたくても、聞く耳を持たないトップのため我慢をしていたからである。言えば逆に事業が進んでいる箇所もストップしてしまう。まして要望しようとする箇所ですらNOといわれれば日の目に出なくなってしまう恐れもあった。だから一気にどこの町村もこの際一斉に要望をしておこう、と思うのも無理ないことかもしれない。

 今負託を受けている私たちも何から何まで安受けし、執行者でもないのに出来もしない約束手形を乱発しないようにしなければならない。来年を控えどうしてもそうなりがちであるが、ここは地域の状況や実態をよく把握して行かなければならないであろう。そうは言っても自分も弱さが出てしまうかもしれないが、出来る限り対話を心がけ理解を求める努力をしなければと思っている。

 選挙区の問題も、ここへ来てにぎやかな議論がされている。何故この時期にしなければならないのか、その理由が理解できない。私の考えも述べたいが、特別委員会で真剣に議論されていることであろうから、まずは特別委員会の議論結果を尊重していきたい。いずれ近いうちに「私の意見」として述べたいと思っている。

|

 定例会以降、様々な調査活動やイベント、委員会の県外視察など、結構息すうまもなくこの3連休を迎えた。今日約2週間ぶりに議会棟での調査活動を行なった。やはり久しぶりという感じであった。調査活動の中で協力してくれた職員は、以前にも触れてみたが、自分の説明に自信がみなぎっており、聞く私もつい力が入ってしまったが気持ちよく調査が出来た。

 今日の調査でもそうであったが、事業の進め方にメリハリがある。内容により早い決断を下したり、改革する事業に対し余裕を持った期間設定をするなど、県民サイドに立った形で事業の改善が進められている。田中県政の時のように県側(知事が)が言い出したら一切「問答無用」であったが、そうではなくなった。だからこそ改革も一歩前に進められることなり、県議会も後押しが出来るようになる。良いことである。

 来年度の予算編成にあたり県の指針が示された。9月定例会中は取り巻きが知事自身相談できる職員配置ではなかったが、この11月1日からは村井人事によって最低限度の異動により相談者を迎え、いよいよ村井県政のカラーが見えてくると思うので期待したいものである。

 財政が逼迫していることには代わりがないので、大判振る舞いは到底出来るはずはないが、ここは市町村の要望意見を良く聞き、必要な事業の優先順位を明確に説明できるようして頂きたいものである。迎えた部長たちに全幅の信頼を置いて決断させていくようであるので、事業の決定や推進にスピード感が出てくると思われる。新しい部課長さんたちの腕の見せ所というところか。これまた期待を持って12定を迎えたいものである。

|

 2日 社会衛生委員会の県外視察の最終日は福島県へ移動しての視察を行なった。福島県庁では「福島県における医師の県内定着に向けての取り組み」「障害者等の地域生活移行の取り組み」などの視察調査を行なった。その後「福島県庁内保育所」の現地視察を行なった。福島県としても知事問題で困惑している中にも拘らず、丁寧にご対応いただき感謝するところである。

 福島県では県立の医科大学を設置されている。そのため県立医科大学の医学部に「地域医療支援センター」を設置し、地域医療支援担当の教員を15人配置している。要請により僻地診療所の医師が不在の緊急時には大学より常勤医師を派遣している。また、常時「県立医科大学➡へき地医療拠点センター病院➡へき地医療拠点病院➡へき地診療所」という玉突き方式で医師の支援を送っているとのことであった。更に、「医師派遣調査監」を設置し、県内の医師確保策や支援病院・派遣医師に関して助言指導を行なっている。まだ制度も始まったばかりであるが順調にスタートしている模様である。長野県では大学が県立でないだけに即イコールとは出来ないが、大いに参考になる視察であった。

 特別養護老人ホーム『アリヴァーレ宝生園』の視察は感銘を受けた。施設そのものは国が方向を示す前から全室個室以外は他の施設と大差はない。しかし「人としての尊厳を大切に、安心と喜びと生きがいのために仕えます」とキャッチフレーズにあるように、利用者さんが心から喜んでいただける施設運営を実践されていた。言葉だけでなく、昼間は個室から利用者さんをベットのまま広場に出し、みんなと触れ合いさせるようにしていた。

 何よりも職員が「私たちが年を経て施設に入る時、こういう施設なら入ってもいいね」と思えるような施設運営をしようと心がけていた。言葉で発しても体で実践することは容易ではない。それを若い職員全員(平均年齢32歳)が率先して行なっていたことは、素晴らしい施設運営であることが感銘した所以である。ちなみに『アリヴァーレ』とは「行き着くところ」という意味だそうである。だから毎日を大事にしなければとも言っていた。

 今までの社会衛生委員会が実施した県内現地調査、県外視察等の結果を踏まえ、医師不足の問題や障害者自立支援法施行以来の、利用者負担増・施設者の経営悪化など現場の声を、厚生労働省へ17日に善処を求め陳情に行く予定である。

|

 県外視察2日目、9時から宮城県庁で小児救急電話相談事業を取り組む、宮城県の小児医療対策について視察をした。「こども休日夜間安心コール」はようやく県民に知り渡り、利用度が多くなったとのことである。核家族化が進み経験のある親と別に住む傾向にあり、夜間等こどもの病気等に即応できない若い夫婦の心配を少なくしている。

 事業主体は県であるが医師会に業務委託している。医師会では看護師2名を雇用し対応している。長野県でも今年度から実施予定となっているが、小児を持つ保護者の不安解消に期待されている。
 また、医師確保対策では宮城県独自の事業を行なっていた。「ドクターバンク事業」などは、3年を1単位期間とし、原則として2単位期間は病院勤務をすることとなっている。1単位期間中2年間は自治体病院に勤務することとなっており、1年間は有給研修が可能となっている。優遇待遇に対しても既存の医師からのクレームは今のところないとのことである。1年に5人を目標にしている。

 宮城県立こども病院では、設置されている「総合診療科」の役割について主に視察をした。担当医局部長の説明によると、訪れる小児は複数の疾患を持っている場合が多いため、総合診療科ではコーディネーター的役割をしている。総じて、病院の窓口的役目でもあると説明された。心配されている院内感染については、感染症患者については隔離すれば問題は解消される。県内の病院からの紹介患者がほとんどのため、あらかじめ対応が出来るとのことである。また、緊急の場合は総合診療科を経てから治療にあたるので、感染症の患者に対しては特に問題はないとの答えであった。

 ただし、外来(一般診療)を受けると、初診だけで他の病院に戻らず、どうしても最後まで受けることになるケースが多く、高度専門医療を要する患者への診療に影響は出るとのことであった。県立こども病院の一般診療導入については、メリット・デメリット両面があり、まだまだ研究の余地ありとの感じである。やはり大いになる議論が必要であろう。

 その他、知的障害者入所施設「ひかり苑」を視察した。この施設は主に自閉症の人たちが入所されていた。自閉症の人は精神異常者や、単なる知的障害者と違って、生まれながらの脳障害はあるものの、自尊心のような意識を持っているという。そのため、ここの現状に合わせてステップを踏みながら、自立の取り組みを行なえば本人も生き生きしてくると説明されていた。ここの施設は 自閉症の子を持つ親の会が中心に設立されたそうである。私も自閉症に対する考え方を根本から改めさせられた視察であった。今までの浅はかな知識に赤面の至りである。やはり福祉・医療・健康の世界は奥深いものと改めて知らされた。

|