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人間性の違いを感じた、山口県教育長との懇談会

 27日 本日、山口県教育長との懇談会が佐久市で、野沢南高校全日制・定時制を守り発展する会の主催により開催された。岩岡会長は冒頭「多部制・単位制を絶対反対をしているのではない。なぜ野沢南高校なのか。通学区全体の中での検討をされ結論を出していただきたい。」との挨拶をされた。会場に訪れた人たちも以前の県教育委員会を迎えた時と違い、穏やかな雰囲気の中で山口県教育長を迎えていた。

 山口県教育長も「当時現場の校長として進め方に危惧していた。」と素直に高校教育改革の推進方法に対して謝罪の意を示しながらも、「少人数の高校問題を考えた時、20年・30年後に当時の人たちは何をしていたのかと問われても困る(中学校卒業生の減少を踏まえて)」と、高校再編の必要性もしっかり時間をかけ説明を加え挨拶をされた。

 その後の意見交換会も以前のような激しいやり取りでなく、建設的な質問がされ、質問に対し参集者が理解できるように丁寧に答えていた。ここでも誠意を持って意見を聞こうとする姿勢(県教委側が)が見えればこそ、誠意ある紳士的な質問をしようと(県民側も)言葉を選んでいた。「最初から結論あり気の方式はとりません」との山口県教育長の言葉に尽きるように、話し合いの原点を改めてみさせていただいた感じである。又、人間性の違いもつくづく感じさせられた。

 岩岡会長が会を閉じる際の挨拶で、「今までは防水加工された布に水をかけていたようだったが、今日はスポンジに水をかけているように、しっかり受け止めていただいて感謝します」と話されていたが、まさにその形容に尽きる懇談会であったと思う。本日のような懇談会や説明会をしていく限り、県民の信頼と理解を得られていく事と思う。

 今までの2年間が全く無駄な時間のように思える。しかし、前県教育委員会とのやり取りは無駄な労力や時間は費やし、意見のすれ違いと言うより受け付けてもらえなかったが、各地域で議論をされてきた事は決して無駄ではなかったと思う。お互いに母校や地域の高校のあり方について、少なからず「魅力ある高校」に向けて意識を注ぐ事になったことは効果があったと思う。これからも時間をかけて理解し合える議論展開をしていくべきであろう。