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村井知事に反省を求める厳しい決議を議決~12月定例会を閉会~

 25日 最終日の12月定例会は各委員長報告の後、知事提出議案の全てを原案通り可決した。教育委員長がらみの教育委員選任について、元中野市長の綿貫隆夫氏を選任したいと追加提案が提出され、全会一致で同意すべきものと可決された。その他「砂防事業整備促進について」「中部横断自動車道の早期実現について」などの陳情や請願を採決し、それらに基づき関係省庁へ意見書提出の議会提案もそれぞれ可決した。更に「元秘書の任期付職員としての採用に関し反省を求める決議」等を可決し閉会した。

 特に村井知事に対しては、「度重なる元秘書の登用は、任期付職員制度の趣旨を逸脱した、公私混同の側近政治になりかねないとの懸念を抱かせるものである」「危機管理のためのポストを新設してまで採用する必要性が合うのか甚だ疑問だ」「任期付職員の採用については制度の趣旨を踏まえ、県民の理解が得られるものとするよう配慮するべきと、繰り返し指摘したにもかかわらず受け入れられなかったことはまことに遺憾である」との要旨を述べた上で、村井知事に対し「元秘書の任期付職員としての採用を反省し、本制度の運用にあたっては、本来の趣旨を逸脱することのないよう強く求めるものである」と反省を求める厳しい決議を可決した。

 丸山勝司前代表監査委員の不適切な行為に対しては、「前代表監査委員は、この事実が発覚する前に真実を明らかにしないまま突如として辞職したが、自身を政争の犠牲者であるかのように装うって責任を他に転嫁しようとした態度は許しがたいものである」と厳しく指摘をした。更に「こうした監査委員にあるまじき公費濫用等の不適切な行為があったにもかかわらず、制度上1,228万円支給されることについては、県民感情としても到底納得できるものではない」との県議会の意思を加えたうえで、速やかに県民および議会に対して納得のできる説明と謝罪をするよう強く求める」と決議を可決した。

このことによって村井知事が一般質問等で「議会の判断を待つ」と答弁してきたことに対して、本来知事の執行権の範疇であるこの問題を、改めて知事に判断のボールを投げ返したことになった。ちなみに村井知事は議会終了後の記者会見では、「丸山氏が自主的に退職金は辞退しますと言ってくれれば一番よい」と本音と思える発言があった。私も丸山氏がそうした判断されることが一番望ましいことと思う。丸山氏自身多少でも名誉回復となるのではないか。

本日の本会議冒頭で萩原議長から、同僚小林宗生議員(自民党県議団)の逝去の報告があり弔詞の議決をし、全員が起立し議長により弔詞が朗読された。小林宗生議員の議席には白い生花が置かれた。まことに惜しい仲間を失い残念至極である。小林議員はよく志昂会控室に出かけてきていた。物知りで県下のあらゆる情報も細やかに知りえていた。一見、話も飄々とし、ぶっきらぼうで「取っ付き難い」が、行動力もあり、付き合えば付き合うほど、面倒見もよく味のある議員であった。これからも一期生の柱となり私たちを牽引してくれる議員として期待されていただけに、重ね重ね残念の一言である。亡くなられた宗生議員も志し半ばでさぞかし無念であったことと思う。今となっては、心からご冥福をお祈りするのみである。