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爽やかだった、柳平議員の一般質問

 一般質問2日目、我が志昂会から柳平千代一議員が登場した。「何事も自分の目で確かめないと、気がすまないのが志昂会です」と、十分な調査活動をしたうえでの質問は迫力があった。県民応援減税は田中康夫前知事が思い付きと言うより、知事選目当ての施策だけにその効果が注目されていた。柳平議員は5億円と設定した当初予算の算出根拠の不備や、制度の取り組みの実態など関係部長に質問をした。

 いずれの関係部長も成果について十分な感触を得る事はなかったと、制度が始まったばかりで実態が明らかでないことも明らかにされた。今後については効果を見極めていくと知事も答弁していた。問題は応援減税と言えども該当企業や、障害者・母子家庭の母の雇用など対象者はあるものの、申告しなければ対象にならないなど課題が多い事を指摘し、来年度に向けて応援減税より奨励金などの支援事業などが、より効果が上がるのではないかと指摘をしていた。

 最近の消防団は高齢化傾向にあるほか、構成はサラリーマンが圧倒的に多く、団員の減少化が進み有事の際に支障が出ていると、茅野市の消防団にアンケートをとった結果を紹介した。その上で今後企業側の理解が必要であるとしながら、これからますます進むサラリーマン化に対処するために、企業に対しての意識付け(社会貢献・社会的責任)に、何らかの支援が必要ではないかと危機管理担当の板倉副知事に県の考え方を質問した。福知事は事業所の協力がなければ、住民の安全を確保するための団活動は出来ない。協力企業に対し何らかの措置があるか考えると、前向きな答えを得る事が出来た。

 本日の質問の極め付きは淺川治水対策の質問だった。前知事の「脱ダム宣言」以来迷走を続け、未だに方向性を示していない事を指摘した。その上で本年3月に国内初の「穴あきダム」が完成した島根県益田市の「益田川ダム」を、「自分の目で見ないと気がすまない志昂会は、ここも視察に行ってきました」このブログの12月6日に紹介済みと、現場の写真をパネルで紹介しながら、淺川治水計画に対する県の考え方を質した。その結果村井知事から「穴あきダム」も選択肢の一つであることを、改めて本会議場で知事の考え方を引き出した。

 柳平議員は治水対策は県が責任もって取り組まなければならない事業だと指摘しながら、「このような事業は理想があり現実もある」そのギャップを埋め、どのように具現化していくかは知事の決断と熱意がそれを可能にする唯一の道だと訴えた。更に住民サイドに対しても住民参加の治水は大切だが、ただ議論しているだけでは本当の意味での住民参加にはならない。「かたち」になって初めて「住民参加の治水」が実現できると、住民の立場にも協力を求めると言うか、住民運動のあり方に警鐘をならしていた。

 本日の質問の中にも地元茅野市の「蓼科ダム」が実際に工事が始まり、途中で工事が前県政により事業が中止され放置されたままであるため、この予定地をどうするかと、それとなく県の考え方を尋ねていた。議場から茅野市長に転出がうわさされている事から、今から茅野市のための課題を県に認知させようとしてる柳平議員に「茅野市長」とのヤジも飛んでいた。場合によっては最後となる柳平議員の一般質問は爽やかであった。