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 29日 今定例会、創志会の一般質問最後の質問者、福島鶴子議員が「元気な小諸のまちづくり」に向けての県の支援について質問した。知事は千曲川の旅情に趣があり、商業都市としての思いがある。よき素材を生かして欲しい。まちづくりは新しいものを創るだけでなく、古い歴史を大切にすることが必要。と小諸について知事の思いを聞いたのに応えた。原土木部長は小諸市を支援するには道路の役目は大切だ。その為には複雑な現道の形態の見直しをするなど、市と協議を進めながら支援をしていくと、積極的な支援の姿勢を示した。

 0.1秒の節約の積み重ねを目標に、小諸市の選挙開票事務の改善をし、人数を削減したうえで開票時間も大幅に短縮した事例にならい、長野県選挙管理委員会としても各市町村に改善を進めるべきと、県選挙管理委員長に質問した。委員長は正確さを確保しながら時間を短縮したことは評価できる。小諸市の実例を参考にそれぞれ実情に応じて、改善するべくお願いをしていくと質問に応えた。

 障害者福祉事業で見直しがされようとしている、障害者の社会探訪する「希望のたび」事業について、継続をするべきと質した。藤巻社会部長は福島議員が障害者の家族が『希望のたび』に参加し、その後良い結果となった事例を挙げての質問に対し、非常に応えにくいがと前置きをしながら、支援の見直しの理由などを述べ廃止の方向の考えを示した。福島議員が再度考えを質したことに対し、基本的には廃止の方向であるが、請願も出され各会派も賛同されてもいるので、再度市町村や市町村社協に意見照会をし、意見を聞きなおし判断する。と見直しの見直しがありうると考えられる答弁がされた。

 創志会の各議員の一般質問は質問内容の課題を明確にし、各理事者から前向きな答弁を引き出していた。やはり各議員の学習量の多さと、会派での勉強会が質問に表れていると感じた。今後が楽しみである。

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 地方税財源の偏在を是正するべき

 28日 一般質問3日目は創志会のオンパレードであった。トップバッターに清沢英男議員が、行政改革と財政力格差についてなどを知事他に質した。県も行政改革が進み事務事業の見直しや電子化が進んでいるが、冗費節減の観点で具体的な成果を求めた質問に対し、職員の80人余の削減など削減は進んでいると浦野総務部長は応えていた。また、地方税財源の都市集中など偏在化してことに対する知事の考えを質したのに対し、知事は大都市に偏よりは顕著となっている、地方税財源の偏在の是正は必要だと述べた。更に税源配分は国対県の比率は5:5が望ましいとしながら、地方消費税の見直しが最優先だと従来からの持論を述べていた。

 地方税収の均衡化を図る意味でも、森林県に対する税制上の配慮があっても良いではないか、その為に森林権(利)と言う概念がつくられてもよいではないか。と知事の考えを求めた。知事は森林を持つ長野県としてはそのような権利はある。しかし税制度まで踏み込むことは検討を要すると慎重な答弁であった。新税としての『森林税(仮称)』を500円とした場合はどの程度になるかとの問いに、6億8千万円が見込まれ、ハード面では10年間は間伐が中心となり、持続的維持管理をし、森林を支えていくために県民に理解を求めていきたいと加藤林務部長は応えた。

 そのほか畜産政策と牧場のシカ被害対策、飼料代高騰などで畜産経営は重大な危機に陥る懸念がある、きめ細かい援助が必要だ。また、地域の文化財の崩壊が進んでいるが、文化財の維持修繕費用の補助金の復活が必要だ、などの質問をした。

 カムバック祥ちゃんです

 創志会二番手の佐々木祥二議員は、「4年ぶりに戻ってきた、カムバック祥ちゃんです。夢と希望ある誠意ある答弁を・・・」と爽やかな口調で質問に入った。質問は県産業振興戦略プランや地域活性化について、県内総生産額や県民所得などの数値を示し、それに基づき目標値と達成期限を定めるべきだ。空洞化している市街地を活性化のために、市町村の負担を軽減できる施策が必要だ。とそれぞれ村井知事及び太田住宅部長に質した。

 まず知事は、プランは県経済の再生をするために、県が経済活動をするための方向性を示すものと、環境づくりや再生の道筋を作ることで、数値目標はかなり難しい。ただ、プランの冒頭には県民所得を全国水準に持っていくことを目標として掲げている、と応えた。また、空洞化対策では国や市町村と蜜に連携を取り、空きビルのリニュアールなど積極的に街づくりできるよう対応していくと太田部長は応えた。

 佐々木議員は、予防医学の学びの場として知事が学長となり、老人大学などの延長上で健康大学構想の開設をし、金をかけず予防医学を徹底させ、医師不足対策の一助にしたらいかがか、また長野県民健康長寿宣言を発令し、「ストップ・ザ介護」「寝たきりゼロ運動」を展開し、長寿県として更にリーダーシップを発揮するべきだ、などユニークな提言をした。村井知事は長寿県を維持するためにも面白い発想だ。県民の健康づくりに有力な手法だ、他の組織も加えて検討させていただくと、前向きな答弁をした。
その他に勤務医不足が地域医療の崩壊となっているなど、医師不足の問題も取り上げ渡辺衛生部長にいくつかの例を挙げ質問した。

 中期総合計画は戦略的に

 創志会3番手は金子ゆかり議員が登場した。豪雨のたびに諏訪湖周辺の浸水被害を解消するために、釜口水門の水門操作により水位調節が出来ないか。また、湖底の水が流れないことが諏訪湖の浄化作用を妨げている、釜口水門の下段放流を試験的に実施してみたらいかがか、などを質問した。水門操作による予備放流は有効手段であるが、大量の水が天竜川に一度に流れるなど技術的な課題がある。また、下段放流は水質浄化には良いが、底流部分が流れるため流域の利用者との、情報の共有が必要などと難しい課題があると原土木部長は見解を示した。

 中期総合計画策定にあたっては県民要望を実現するために、戦略的計画にするべきだ。また各部局の既存・新規の各種基本計画との整合性をどう図るのかと、創志会で事前に宮城県の調査結果の例をあげながら質問した。村井知事は5年間の中で一定の成果をあげていくには、部局横断の戦略的計画は重要だ、今後の審議会で検討していただくと提案を受け入れる方向を示された。更に現在策定中の計画は整合性を持たせる、既存の計画は適宜柔軟に直していくとの考えを示めした。

 そのほかに子育て支援について、事業所内保育所の認定基準の緩和策などを質問した。

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 27日 今日の午前中は都合で休ませていただいた。小松千万蔵議員の農業政策と少子化について質問等拝聴したかったが残念である。昼食時に『長野県ガン征圧議員連盟発起人会』が開催され、今定例会中に議連を立ち上げることにした。平成19年4月から、がん対策基本法が施行されて以来、様々な対策が講じられている。しかし、都道府県によるがん対策の取り組みにも格差が生じており、今後は各自治体の創意による総合的ながん対策の推進が必要と考え、県議会としても積極的に取り組みを図ることとしたのである。県民が健康で明るく暮らせる社会に貢献できるような議連となるよう期待したい。

 高校再編に伴い既に総合学科に決まっている中野志学館高校等の、在校生の支援等については、山口教育長は必要な教員は兼務とし、生徒の各高校間の交流に配慮し、生徒が優秀の美を飾れるよう最大限の支援を行うと、小林東一郎議員の質問に応えた。 木内均議員からは県中期総合計画は、村井知事の行おうとする重点施策を掲げるべきとの質問に、村井知事は多様な課題にふれざるを得ない、部局横断的で中長期課題を取り組むため、総花的になることはご理解をいただきたいとしていた。

 また、中部横断自動車道が総合計画の随所に掲載されていることに対し、横断道は県の事業でなく国の事業であるが、と言う問いに対し、村井知事は国の事業であるが県が方向を示していくべきことが必要、と言うような答弁をされた。私も同感である。県が積極的に必要と思われる道路網は、主体が国であろうが県であろうが地域振興の上に立って、計画として示していくべきであると私は常に思っている。今回の県議選にあたっても中部横断道もしっかり中期総合計画に位置づけ、県としての役割を明確にするためにも、策定される中期総合計画の中に明記させますと、約束をしてきたのである。木内議員の再質問を聞く限り、求める県の姿勢は同様であると感じてホットしている。

 木内議員はふるさと納税について、本籍地納税制度を国に進言するべきと質問したが、知事は基本的には寄付納税か本籍地納税は技術的には馴染むが、自ら徴税者の端くれであるが、国への進言はもう少し検討させていただきたいと、慎重な立場を取られていた。

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 26日 一般質問初日、やはり淺川治水対策計画についての質問があった。まず今井議員は「淺川ダムを造るのか」と知事に質問した。知事は河川管理者の責任上、流域住民の安全を考え一日も早く造ると明言した。その上で安全性・効率性・経済性・確実性・環境の影響を考慮した結果、ダム建設が最も合理的であると判断したと、その理由を述べた。昨日も述べたが当然の判断であろうと思う。

 西沢議員からは技術的な安全性等について質問されたが、原土木部長は自信たっぷりと明瞭に答弁されていた。また、流域協議会の会員が流域以外の住民も入り、入退会が自由となっているが、会の位置づけをどう考えているかと知事の考えを求めた。知事は流域住民以外の人達が会員となることは、会の性格からなじまないではないかと述べていた。

 高校改革の再見直しがされた問題については、適正の規模の検討を願うが、再編の対象校は全ての学校が対象となり、全ての学校が同一のスタートラインとした。定員に満たないで2学級以下となる学校のキャンバス化については、その定数減少の基礎数値は来年度の生徒数が基準となる。など、西沢・太田議員の質問に山口教育長は応えていた。更に高校再編は地域全体の問題として捉えており、時間をかけて多くの皆さんとの意見交換をしていくとしていた。

 本会議場での一般質問は、時に時間帯によっては睡魔に襲われるときもある。私も睡魔に悩まされるときもある。議員側は私の後ろにも多くの議員席があるが、常に後ろを向くことは出来ないが、結構寝ている議員もいると聞いているが・・・。議員席から見た理事者席でも時に「こっくり」する人もあるが、多くは同じ居眠りでも工夫している。しかし、本日はある御仁は議長が開会宣告したと同時くらいに居眠りを始めた。たちまち熟睡状態になっていた。「本日も」と言ったほうが適当であろう。

 しかも自分に関係する質問になってもビクともせず、隣にいる同セクションの答弁者が立って後ろへ回ってはじめて気がついた様子であった。その後も同様であった。午後は自分たちの質問をされている際、お隣さんが体をつつき起こしていた。一番前での熟睡は、一見堂々として太っ腹に見えるが不謹慎極まりない。しかも自分の関係する質問にも居眠りとはけしからんことだ。今後大事な改革を再見直しをしていこうとするセクションだけに、もっと真剣に議員の一般質問に耳を傾け、議員の質問内容も真摯に受け止め、参考された上で県民に理解を求めるべきではないか。大いなる反省をしていただきたいものである。

朗報 我が創志会の保科俶教会長が、自分のホームページをリニュアールした。とてもスマートで見やすくなっている。本日の県議会報告もされています。一度覗いてみたらいかがですか。http://www.hoshina.info

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 25日 いよいよ明日から一般質問が始まる。創志会からは28日に清沢英男・佐々木祥二・金子ゆかり議員、29日福島鶴子議員が一般質問に立つ予定である。中期総合計画が策定されている最中であるが、計画が策定中だからとして核心から逃げないで、理事者側もしっかり議員の質問に応えてもらいたいものである。

 今回の定例会で焦点となる問題の一つは「淺川治水対策」である。私が前回県議会に席を置く前からというより、前田中県政が従来の計画を180度方向展開し『脱ダム宣言』以後、田中知事不信任に至った経緯の発端となった重要課題である。その背景にあるものは淺川流域住民が、長い間淺川の氾濫等で生活を脅かされてきた治水事業をどう解決するかである。これこそが最重要課題であるはずである。

 この問題は以前にも何回か考えを述べてきたが、50年に一度・100年に一度の確立と言うことは、明日あっても不思議ではないと言うことである。技術性・安全性などあらゆる角度から議論は尽くされてきている。6年間「ダムなし」で河川改修案が数回変更されながら示されてきた。しかしどの案も国の安全基準を満たすものでなく、いたずらに年月を費やしただけである。

 ダムは危険であると言うならば、技術面も安全性についても大多数が認め、納得できる現実性のある代替案を持って反論するべきであろう。これ以上流域住民の不安な生活続けさせることは避けなければならないと思う。理事者側も今までのような自信のない、仕方なしに辻褄を合わせるような答弁でなく、技術者のプロとして自信を持って堂々と答弁してもらいたいものである。

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 21日 改選後初となる6月定例会が開会された。村井知事から議案説明に先立ち、県内経済も総じて回復の動きが続いているが、業種や地域によって回復感が乏しい状況と県内経況の認識を示し、この経済情勢を注視しながら県政運営に取り組むとの姿勢を明らかにした。続いて長野県産業振興プランや長野県観光基本計画など、策定および策定に着手し、新しい長野県づくりを計画的・総合的に進めるための中期総合計画も着々進めていることなど、新しい県土づくりに意欲を持って取り組んでいることを強調していた。

 浅川の治水対策については、河川法で定める手順に従って流域住民などから意見を聴取し、長野市長や小布施町長にも意見照会を行い、今議会での議論を頂き、自然の脅威から流域住民の生命財産を守るために、一刻も事業実施に向け国に河川整備計画の認可申請を行っていきたいととその決意を表していた。次に産業廃棄物に関する最終処分場も、将来のために公共関与により整備ができるよう、阿智村の建設予定地は県が取得・管理することを言明した。また、高校再編についても県教委が進める改革に対し適時必要な支援を行っていくと、県の考えを示した。

 昨年度の決算見込みでは、法人関係税などが当初予算を上回る県税収入が確保でき、実質収支は32億円の黒字決算の見込みとなり、県債残高も前年度から370億円程度縮減できるとの見通しを示した。今年度は景気の拡大により引き続き税収の増加を見込むものの、いわゆる団塊の世代の職員の退職手当の増加等により、依然として難しい財政運営が予想されるとしていた。一般会計補正予算等についての概略の説明をされ、9億9千万円ほどが提案となった。明日からの一般質問や委員会等で議論展開されることになる。

 本会議後に今期初めての県議会野球議連の練習が行われた。久しぶりのハードの練習にいささか疲労感を感じた。その上何ヶ所か夜の店を渡り一層疲れを増した。しかし、体を限界に近いほど動かし、疲れはあるものの不思議と満足感と言うか、さわやかさを体験できた。チームメイトは以前より充実できているように感じた。この秋(9・8)長野県オリンピックスタジアムで、県議会の北信越の大会が開催される。勝てるための選手が多数入部し期待が出来そうである。遅いかもしれないが体力づくりに努力していきたい。

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 20日 創志会で6月定例化前の勉強会をし、その後会派総会を開き先に行われた議会運営委員会の報告を受け、6月定例会中に報告する事案を協議した。更に年間スケジュールや政務調査費の扱い方などを協議した。

 勉強会ではまず『長野県環境影響評価条例の一部を改正する条例』について環境政策課から説明を受けた。近年日本でも風力発電施設の導入が急速に進んできている。建設適地である海岸線の立地が一段落し、山間部など県内への立地が急増する可能性があると、現状が報告された。そのため、本県の自然環境や景観等に少なからず影響を及ぼす恐れのある場所への、中・大型風力発電施設の建設に対し慎重に検討するため、従来の条例に「風力発電所の建設」を条例の対象事業にし、一定規模以上の風力発電施設の建設には、環境影響評価を実施するものとするものである。

 原子力発電所はだめ、火力発電所はだめ、水力発電所のダム建設はだめ、ならば風力発電をということも、厳しいアセスの網をかけるとなると、日本の電力源は何に求めればよいのだろうかと疑念に立つ。もちろん環境や景観は守らなければならないことは理解できる。まったく相反することだけに複雑な心境である。これが日本ばかりでなく世界の実態である。無駄なエネルギー消費の削減に努めることは、国民の当然の義務の上に立つことは言うまでもないが、単純に自然や景観を守るためにはあれもだめ、これもだめでなく、また、あの発電所はだめ、この発電所はだめと、全て否定するのでなく、私たちの生活に欠くことのできない電力源を真剣に考えるときでもあろう。 

 そのほかにも、今定例会に提出される「長野県男女共同参画社会づくり条例」「長野県人権政策審議会条例」などの案件などについても説明を受けた。

いよいよ明日から6月定例会が始まる。しっかり議論展開をしていきたい。

 

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 19日 佐久行政連絡会議が佐久合同庁舎内で、管内の県現地機関の23所署長と、地元県議と意見交換が行われた。木曽茂佐久地方事務所長は『現地機関との情報交換の場として有意義な会となることを願う』と挨拶の後、各所(署)の行政課題について概要説明が行われ、各議員との意見の交換となった。例年行われている会ではあるが、今回はどことなく質問する側も応える側も、素直と言うか本音での意見交換がされていたように感じられた。やはり両者とも信頼関係が基にあり、その上で地域の課題を何とか良い方向にしていこうとする姿勢の現れであろう。

 一つ気になったことは、私は野生鳥獣被害対策について質問したが、被害を受け苦しんでいるのは生産者、いわゆる農家の皆さんである。従って質問の矛先は農政課となるが、捕獲駆除となると林務課となり、その連携が今ひとつスムースにいっているとは感じられなかった。県民が求める課題解決に対し課題を共有し、農政課でも林務課でも同様な回答が出来るようにするべきではないか。佐久地方事務所の農政課と林務課が、全く連携が取れていないということを強調しているのでない。課題解決に向けて一つの例として挙げさせてもらったまでである。

 組織再編が行われ農業立県長野を活かし活性化させようと農政部を復活させたが、組織の悪い面が出ているように思える。横の連絡を密に取り被害を最小限に食い止めるため、農政と林務が一体となってプロジェクトを組んで対策を講じることが必要ではないか。他の部局も他人事と思わないで、常に関係部局との連携を念頭に入れて施策の執行に当たっていただきたいものである。

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 宮城県の視察調査の続報を紹介したい。宮城県では今回の総合計画策定に当たって、従来の考え方を変えて策定したと言う。宮城県の総合計画策定に当たっての主な考え方はつぎのとおりであった。
前回までの考え方
・ 経済成長が8.5兆円だった
・ 計画策定に2年かけてきた
・ 県民に夢を与えるために、バラ色の美辞麗句を並べた
・ フルセット型、地域振興型
・ 数値の基礎、人口増を想定
 福祉、教育、観光を柱
今回の考え方
・ 経済成長を10年で10兆円を目標
・ 計画策定は1年でまとめた
・ 計画内容をコンパクトで現実的な、等身大よりやや上位を目指した
・ ビジョン型、方向性を明確にした
・  数値の基礎、人口減少時代
 財政力を高めるため経済基盤確立を柱

 総合計画の内容の特徴は、各施策項目に数値を随所に示している。(農林水産関係の数値は難しいので姿勢を示したと言う)また、周辺隣接県との連携を強化している。議会に示したのは骨子案・中間案・最終案など本編のみで、行動計画など具体的取り組みは示さなかった。常に10年後を目指し取り組みを行っている。ざっとこのようなことが説明され質疑に入った。

 質疑では8.5兆円を10年で10兆円にする目標を立てた根拠、10兆円の目標達成は可能かなどをお聞きした。伊藤政策課長は「当初知事からの強い要望があった。達成は非常に難しい数字だ。その為の内訳なども示すことは出来ない。実際は難しいだろう。ただ、県が旗振りをして施策を立ち上げれば、経済界も産業ごとや地域ごとに目玉を作り、それぞれ目標に向かって取り組み始めてもらえる。総体的に産業界では歓迎している、とのことであった。

 アドバルーンを揚げることによって、関係者の奮起等を期待すると言うことかもしれない。確かに、宮城県も財政的に逼迫している段階で、数値目標を書くべきではないとの意見もあったが、産業界はむしろ『福祉や教育』からシフト替えしただけでも活気が出始めた。とも言っていたが、本県ともやや似通った面もあり、何故か心なしか納得してしまうところがあった。

 東北大学との連携利用など、どうマッチングするかが重要であるとも述べ、観光などのゾーン化、人づくり(学校や産業界との連携)、宮城県地震(秋田県と取り組み)など3本柱を中心に、今後実施計画で具体的に示していきたい。と語っていた。一見当たり前でどこの県でも取り組む工程ではないかと思われるが、言語には表せない意欲のようなものが感じられた。更に、宮城県政と仙台市政とある程度方向が同じであることが大切である。と強調されていたが、県庁所在市と県政と施策の違いが大きいことは決してよいことではないことは理解できる。このことも何故か浅川ダムなど長野県と長野市と重ねあって聞いていた。

 遊佐雅宣宮城大学客員教授(元宮城県議会議員)の講演は、遊佐氏が県議時代に取り組んだ議会改革について、自分の体験を通した話は、私どもにとっても受けたインパクトは大きいものがあった。宮城県で多くの条例を議員提案で制定したきっかけは、海外視察を行った際、諸外国の議会制度の実態を知ったからだと言っていた。条例づくりの大切なことは協働作業であり、決して独善的になってはならない。行政・県民・大学の先生などとの協働であり、このプロセスが大事だ。宮城県議会でも立法者としての実感を得た。やればできると言うことが議員間に植え付けられたのではないか。と達成感と議員としての自信が伺えた。

 長野県の高校再編問題で、反対のための単なる勢いだけで、高校設置条例の改正をした本県と大きな違いがある。条例制定・改正は、あらゆる想定を考え慎重に審議をし、条例制定・改正後に考えられる事案を十分考慮しなければならないことであると、改めて強く感じた。

 議会は県をどのように進めていくかが本来の仕事であり、チェック機関ということはマイナーだ。と議員が積極的に県政に参画することが大切であることを強調された。また、知事と議会は二元代表制であるので、決して車の両輪であってはならない。むしろ、別々の車で別のルートで、同一目標に向かうべきである、と主張されていた。まだまだ盛りだくさんの内容であったが、今後の議会活動の中で生かしていきたいと思う。

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 12日 濃密な宮城県での視察調査が終了した。宮城県議会第4会議室で午後1時から4時半まで、宮城県の将来ビジョンの策定プロセスと内容について、宮城県議会の議員発議条例について等を調査した。調査に入る前に高橋長偉議長から歓迎の挨拶を受けた。

 総合計画策定関係は伊藤和彦政策課長から説明を受け、質疑の時間を十分取り宮城県の将来ビジョン策定に至る諸課題について質問をした。さすが先進県だけあって私たちの質問に対しても的確にお答えをしていた。策定作業と目指すべき目標と視点を明確にしていたことが、答えにも自信が溢れていた。さすが期待通りの調査が出来た。詳しくはもう少し整理して報告をしたいし、県の中期総合計画策定の課程で提言していきたい。

 宮城県では議員発議により制定した条例が、今年度予定している条例(可決する見込み)を含めて19本にもなる。この議員発議条例については、宮城大学客員教授でもあり宮城県議会を3期務められ、数多くの条例の策定に関わった、遊佐雅宣氏から40分にわたり体験談を中心に、議員としての役割についての講演をしていただいた。この結果も後日整理してお伝いしたい。実のある調査と研修が出来た。
(宮城県三井アーバンホテル仙台にて)

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 11日、本日から13日まで創志会の初めての県外視察を行う。初日の今日は千葉県で「中期総合計画」に関する視察調査をした。説明者の総合企画部政策室長の石田晶久氏から千葉県の総合計画の位置づけ、長期計画の中の中期計画か、策定過程の状況、議会への説明等他の概況説明を受けてから質疑に入った。

 千葉県においては議会に対し事前に説明がなく、12月定例会で政策の方向を示し、2月定例会で議決を受けたとのことである。どのような議論がされたかについては、余り議論展開はなかったように伺えた。ただ、中長期計画かとの質問に対し、理事者側は中長期的な方針であるとの答弁に留まったと説明された。

 確かに340ページ余にもなる計画書は職員がそれぞれ立案し、そのまま冊子にまとめてあった。今までは道路や学校など地域の課題解決型計画であったが、現在は県民の参加型計画となっていると説明を受けたが、県民の参加は一部は参画したが、後はパブリックコメントの際意見を求めたと言う。県と市町村の関係も分権により市町村と県が対等になった分、県と市町村は疎遠になってきているとも言っていた。

 立派な計画書は出来ていたが策定過程では、私たちが求めるような参加型とはいささか異なる感じを受けた。千葉県でもいまだに知事と県議会とは良好な関係ではないと伺えた。以前の本県と同じように、このような状況は県民にとってもマイナスになってもプラスになる要素はない。ちょっと拍子抜けの感じであったが明日の宮城県に期待したい。

 千葉県のあとは総務省自治行政局、久元喜造選挙部長を訪問し、県議会の選挙区と定数に関する問題について学習した。結論から言えば、行革だけで定数問題は論じるべきでない。合併が進んで郡・市の関係がどうなるかは一票の格差をどの程度許容できるかである。法定数の撤廃を含め議員定数の削減は、地域の声が届きにくくなる。ある程度のバランスは必要だ。とも語っていた。議員定数や選挙区の問題については会派に戻り、もう一度議論が必要であることを認識させられた。そのほか合併の状況や今後の市町村合併と、市町村のあり方なども意見交換してきた。
 (東京千代田区 ホテル・ルポール麹町にて)

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 暖冬が過ぎたら雹や雷雨など県民生活に大きな被害をもたらしている。これから迎える梅雨や台風シーズンも、異常気象とならないよう穏やかに過ぎてもらいたいものである。

 先ごろ、平成18年度の志昂会の政務調査費がまとまり、収支報告書を県議会議長に提出し公表された。18年度は上伊那支部が従来と同じように活動はしたものの、政務調査費に計上しないで自費でまかなった部分が多く、329,014円を返納することとなった。収支報告結果は「18年度政務調査費」  をご覧ください。

 19年度新しい会派となった創志会では、更に政務調査費のガイドラインの按分率を下げるなど、活動する議員にとって厳しさが増したが透明度をより高めることとした。私のガイドラインは「南佐久事務所ガイドライン」 をご覧ください。これからも活動には手抜きはせず、今まで以上に課題の現場に足を運び、県民の皆さんの声を聞き県政に反映できるよう努力したい。これからも皆さんの声やご意見をお寄せください。

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 7日、羽田から一寸したアクシデントがあり、予定帰宅時刻より約1時間遅れて夜遅くに自宅に到着した。アクシデントのその1は、私が羽田空港ロビー内で、もう一人の乗り合いタクシーに乗る人を待つために、仲間とお茶を飲んだ場所に大事な手提げカバンを置いてきてしまった。途中から引き返しカバンは店員が気つき保管していてくれて助かったが、早く帰りたい仲間に大変迷惑をかけてしまった。その2は高速道で事故があり渋滞に巻き込まれてしまった。乗り合いタクシーも自宅そばまで送ってもらい、荷物を持ち歩かなくも良いが不都合なこともある。

 さて、7日の訪韓団の報告をしよう。ホテルでの食事が高いため朝食を市内で食べに出かけ、韓国観光公社と懇談組と第三トンネルの現地視察組と分かれた。第三トンネルとは板門店の国境近くに、北朝鮮側が地下トンネルを掘ってきたもので、韓国によって発見され、韓国側の部分にあるトンネルのことである。詳しいことは機会があったらお知らせしたい。

 私は韓国観光公社訪問に参加した。(人数制限があり全員が参加できなかった。)公社では公社の仙台支店長も務めた経験がある、金栄湖・海外マーケット支援室長、金萬眞・日本チーム長、申瑞京・日本チーム課長の出迎えを受け懇談をした。いずれも流暢な日本語で対応してくれた。金室長は20年前に長野県のアルペンルート観光に行ったことがあるだけだが、直行便がないため韓国ではなじみは薄いです。と正直に現況を話してくれた。しかし、今韓国のツアー客は地方に人気があり日本の文化に満足感を持って帰ってきている。これからの高齢化社会で必要なものは山などの自然だ、とも言っていた。

 萩原団長もまつもと空港も今後届け出制でチャーター便の運航の可能性もある。日韓両国の一層の交流を期待したい。長野県のスキー場をもっと利用していただきたいと誘客要請をし、県も韓国に向けて客を送り込む努力をしたいきたいと、相互での協力をしようと語った。金室長は、韓国は今スキーブームで特に若者に人気が高い。また温泉のある旅館は満足度が高い。更にゴルフは余り韓国ではやらないが外国(現在では中国が多い)でプレーを楽しんでいる。需要があれば航空会社は企画するとも話をしていた。

 長野県も観光部を設置して誘客等に積極的に力を注いでいる。連携を深めていただきたいと服部議長も要請をした。金チーム長は韓国観光公社名古屋支店で受け入れをしている。新潟県の「越の寒梅」米の「こしひかり」などの例を挙げ、これからはイメージづくりも必要だとも語った。最後に長野県は観光の宝物を持っているので紹介していきたい。と心強い言葉を頂き公社を失礼した。

 丁度7日の午前11時から韓国国際観光展が開催され、懇談している皆さんも開会セレモニーに参加するとのことで、大変忙しい日程の中対応を頂いた。私たちも急遽視察させていただきたいと願ったが、時間的に帰国に間に合わず断念した。日本からも宮崎・福岡・新潟など10箇所の県が参加すると言われた。クレア(日本の実態を紹介する組織)にある共同事務所にも10県参加しているとのことであった。ちなみに静岡県と沖縄県は公社の10階にフロアを持っているという。

 長野県も前県政で韓国などの観光客誘致に掛け声は高かった。金支援室長もその点は評価をしていた。しかし、トップのスタンドプレーに終始してしまったことは残念で仕方がない。韓国の観光客に人気が高い、自然・温泉・ゴルフ場など全てが揃っている長野県、今後は県も観光部を設置し積極的に長野県観光を推進するにあたって、職員をもっと現地に送り実態を把握させ、自らの目で見て体験をさせるべきであると感じた。また県も名古屋事務所の復活もしたことである。韓国観光公社名古屋事務所と連携を深め、まつもと空港を生かした観光施策を韓国など、積極的に展開することが必要であろう。2004年の冬季オリンピックも期待されるだけに、一日も早く行動に移すときであると感じながら韓国を後にした。

 今回の訪韓は全て参加者の自費であることを念のためお伝いしておこう。清水洋君のブログにも意見が述べられていたが、海外視察について県会もしっかり議論し、県民の皆さんに堂々と報告できる視察を再検討するときでもあると思う。このことは後日考えを述べたい。

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 5日の後半を報告したい。江原道議会と昼食懇親会をし、来春長野へ訪れたいとの議長の挨拶があった。お互いに意見交換の中で日韓の親善を深め合うことが出来た。春川市内を見学しながらソウルに戻り、韓日親善協会中央会会長の金守漢・元韓国国会議長と夕食会をした。夕食会の前に金守漢会長の講演を聴いたが、韓国と日本との親善交流を心から願って活動していることが理解できた。日韓親善の交流は正に人と人の草の根の交流があって、はじめて叶えると強調されていた。

 同僚宮本さんは飯山北高校の大先輩である朴泰俊POSCO名誉会長と面談した。朴泰俊さんは本来会えることが出来ない人物であるという。それもそのはずである。ちょっと経歴を紹介しよう。大韓民国国務総理・前大韓民国国会議員4期・前自由民主連合総裁・前民主党最高委員・前韓日議員連盟会長3期・前韓日経済協会会長・POSCO(製鉄会社)設立、社長・会長・名誉会長、浦須工科大学校設立理事長という経歴の持ち主である。しかも韓国の陸軍少将までの経験のある人である。

 でも、先輩後輩の中で久しぶりに飯山の同級生などの話が出たそうである。中曽根元首相や元竹下首相などと何回も行きあったそうである。よく行き会えたと思うが、民団の関係者を通じて実現が出来た。宮本さんご苦労さんでした。
6日は朴前大統領の娘でこの冬の大統領候補者に訪問する予定であったが、相手の都合が付かず残念ながら実現できなかった。その為オプションでそれぞれ国民民族博物館・国立中央博物館・西大門刑務所歴史館などを視察した。

 明日は韓国観光公社を訪れ、長野県と韓国との観光による交流などについて意見交換をする予定である。韓国の食文化もしっかり親しんできた。あっという間の3日間であった。韓国の人達は日本の歴史認識について、色々認識の違いがあるように聞こえているが、決してそのような人達ばかりではなかった。日本を理解している人達も多いことも分かった。明日は帰国するため長野県議会日韓親善促進議員連盟の現地からの訪韓報告はこれで失礼する。最後までお読み頂き感謝します。

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 5日 今日はホテルを午前8時30分に出発し、江原道・道庁所在地である春川市へ向かった。江原道議会では李基準議長ほか、江原道議会議員及び事務職員のお出迎えを受けた。同議員は40人で宮城県議会には何回か訪問しているとのことであった。また道庁は鳥取県と連携を深めている。

 人口200万人の江原道は2014年に冬季オリンピックを招致に向けて努力している。李基準議長の歓迎の挨拶の最後に、冬季オリンピックは夢度でもあり希望でもある。あと約2ヵ月後となった2014年の冬季オリンピック開催地決定に努力しているが、長野県議会も心より応援していただきたい。といいながらも意欲と手ごたえのある挨拶であった。

 萩原訪韓団長は2004年江原道と長野県と類似しているところと聞いて訪問した。2014年のオリンピックには長野県にある「ボブスレー施設」を使用していただいても良いのではないか。サッカーのワールドカップ大会のように、日韓で共同開催して成功もしている。お互いの施設を活用することも良いのではないか。2014年に向けて協力させていただきたい。と提案しながら挨拶をした。

 意見交換会の中で7月4日に発表を予定されている2014年冬季オリンピック開催地の発表がされるが準備の状況はどうか、との質問に対し、現況は厳しいがIOCの政治的判断になるであろうと李基準議長は応えていた。意見交換会の前に村井知事から授かった親書を服部議長から手わされた。内容は知事から伺ったが、是非スキー場などまつもと空港を利用されながら長野県の観光にも積極的に考えていただきたいと、村井知事の意向を伝えていた。

 非常に見識の高い意見交換会であったと思う。その後も公式行事もあったが、明日また続編をお伝いしたい。今日はこの辺で失礼したい。韓国と日本は時差がなく、気候もほとんど同じである。現在丁度6日の午前2時になろうとしている。(ソウル・ロッテホテルから報告しました)

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 4日 県議会日韓親善促進議員連盟訪韓団で、韓国ソウルにきた。朝5時に自宅を出て乗り合いタクシーで羽田に向かい、アシアナ航空にてソウル・金浦空港に到着した。議員団は18人、民団側は15名が参加した。ソウルに来て感じたことは、ハングル語の標識や看板を除けば、ほとんど日本と変わらない。ソウルの人口も東京の人口とほとんど変わらない。今日はともかく民団の皆さんと懇親を深めた。明日は江原道議会(日本の県議会と同じ)を表敬訪問し、同議長他と懇談する予定である。
(ソウル・ロッテホテルにて)

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 31日 社会衛生委員会が事実上スタートした。県民の福祉医療と安全安心な生活を守るために重要な委員会である。理事者側も一部新しいスタッフも入れ替わったが、委員側も意欲ある議員が集まり、活発な議論展開が期待される一年となりそうである。もちろん議論のみで理想を追うだけでは県民益とはならない。お互いが理解を深める努力をし、施策を具現化することが求められると思う。

 社会部も衛生部も20年度から5カ年計画として、様々な施策の基となる計画が進められている。県が進めている中期総合計画にどのように反映されていくか注目されるところでもある。医師看護師の問題など即結果が出ない課題を多く抱えている。それだけに県民の福祉と医療と健康を守り推進するために、慎重に審査・議論をしながら県民の身近な生活が、安全安心して営まれるための委員会活動が出来ることを期待したい。

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