現在位置:ホーム»としみつTime'sトップ»記事別ページ

委員会の現地調査での陳情に思う

 県議会も定例会が終わり来週からは各委員会ごとの現地調査となる。現地調査は議員にとっても大切な政務調査活動の一環である。現地の現況を知り現地の声を聞き、現地の職員と懇談してこそ、地域の課題が明確に知ることが出来る。その上で地域の課題に向けての対策を含め、長野県全体の施策の方向を見出すことが出来ることとなる。

 一期経験をさせていただいて感じることがある。現地調査に合わせて各市町村から陳情を受けることが多い。陳情は各地域の発展のため、地域づくりのための願望が強く読み取れることが出来るので、陳情を受けることは非常に大切なことでもある。ただ、陳情を受ける委員会(県議会)側の受け方に、いささか違和感を感じるものである。長い間市町村長を待っていただいた上に、陳情の趣旨説明を受けた後、若干の質問もあるときもあるが、陳情の多くは聞き及ぶだけである。

 議会は市町村と県は対等・県民の視線に立ってと常に言いながら、その委員長の口上も、実は県議会の立場から聞いてやると言うように聞こえてならない。私ですらそのように感じられるとなれば、陳情に来た市町村長さんたちは、なおさらそのように感じているのではないか。しかも、その後、委員会としての審議過程なり結果なり、どのように対処したか報告はされているのだろうか。少なくともわが地域ではないと聞いている。

 確かに議員個々においては、一般質問で県の考えをただしたり、各部局の担当職員に直接話したりして、地域の課題を伝え対応している。しかし、委員会として公式に陳情を受けたからには、しっかり後の対処を行い、誠意を持って答えるべきではないか。今の陳情の受け方は委員としても、地元議員としてオブザーバー出席している場合においても、素直に賛同できるものではない。むしろ時間を十分取りお互いに課題解決に向けて活発な意見交換をするほうが良いと思う。この辺で根本的に考え改める時期ではないか。私も社会衛生副委員長の任を頂いたので、他人事と思わないで真剣に考えていきたいと思う。