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課題の多い福祉施設の現況

県議会報告 
 26日 社会衛生委員会2日目は、諏訪湖健康学園・諏訪児童相談所に続いて、諏訪合庁で諏訪津法事務所・諏訪福祉事務所・諏訪保健所を、次に諏訪地区小児夜間急病センターを、午後には駒ヶ根病院、身体障害者入所授産施設「高森荘」の現地調査を行った。今日も高森荘の調査を終了したときは5時を回っていた。

 県の施設はいずれも老朽した施設で今後建て替えなど予定されている施設である。私も数年前から調査に行きたい施設であっただけに楽しみにしていた。しかし、よくも古いと言うより、使い勝手の悪い施設を長年使用してきたんだなと感心させられた。諏訪湖健康学園・諏訪児童相談所、駒ヶ根病院も立替に向けて準備がされているが、早期に施設の改善は必要であると感じた。

 諏訪地区でも乳幼児から児童生徒の虐待が多いが、特に母親が子供に対しての虐待が多いのに驚いた。少なくとも20年ぐらいから以前は、子育ては母親の義務と言いながらも、家庭や地域全体で育ててきた。その上子育てを体験してきた両親が同居して、子育てからしつけまで実践の中で指導してきた。若い母親にしてみれば身近に指導者がいて、なんでも相談をすることが出来た。

 しかし現在はアパートなどで、夫は勤めで母親一人で子供を見て、泣き叫ぶこどもをどうしていいのか分からず、次第にストレスがたまって虐待が始まったことも要因のひとつであるという。社会的感覚(子育てのみだけでなく女性が仕事を持つなど)が違ってきていると言っても、母親が自らお腹を痛め出産した子供を、虐待するなどとは考えられないことである。対策を急がなければならない。

 高森荘では県の施設では出ないような、切実な現状の課題が出されたが、施設の運営などを取ってみても、国や県、市町村などが今後の福祉医療の問題を、もう一度改善を加えていかなければならないと思う。