現在位置:ホーム»としみつTime'sトップ»記事別ページ

実態と法との乖離に苦しむ現実

活動報告  

 先週から地域の皆さんが何かと相談にこられた。私だけでは判断できないような相談も多かった。専門的知識を持っている皆さんにつなぎ回答を頂いたりして応じてきた。皆さんいろいろの悩みをお持ちである。かつて私もそうであったが、相談できる相手がいることは良いことだと思う。そのとき満足できる解決策がなくても、必ず相談することによって結果は表れてくるものである。

 相談のなかには県も絡む話もあった。詳しい話はご報告できないが、過去にTさんに関わる土地交渉もほとんどまとまらなかったことがある。それが県にとってもその所在町村にとっても重要な箇所が多かった。そのTさんが理由あって土地を処分したいとのことである。一瞬話を疑ったが事実であった。何とか協力してやりたい。その事によって他の懸案事項も解決できれば、と思いつつ関係部署と協議をさせていただいた。法を曲げてまで無理させるつもりはないが、知恵を絞ることで解決の糸口が見出されるのであれば、そう願いたいと思う。

 行政書士会の農地部会の研修会に参加させていただいた。県職員や市職員が講師となり研修が行われた。農地法や農振法は当然ながら日本の農地を守ることが主眼に置かれている。しかし、後継者がいなくなり荒廃農地となっていたり、農家の空き家に定住を希望する県外者が、周辺の荒廃農地を利用して農業したいと思っても、法の壁で希望を叶えることはできない。このことは2月定例会の代表質問で触れた問題であるが、未だにその矛盾を晴らすまでに至っていない。これも法を無視してまで農地を解放するべきとか、農地の処分を緩和するべきとは言わないが、知恵を絞れば第三者の手(田舎暮らし希望者等)によって、農地を守っていくことは可能であろうと思う。田舎の自然の原風景を守るためにも、団塊の世代の人達のリタイヤ後の生きがいを手助けするためにも、やはり工夫はしていかなければいけないと思う。大いに色々な立場の人達と議論を高めていきたい。