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医師不足問題・古いデータに驚く

県議会報告 

 23日 社会衛生委員会の現地調査が東信地区で行われた。上田市の介護福祉養成施設「上田福祉敬愛学院」は、時代の要請とされている介護福祉の養成や、多くの福祉施設等を経営されている。しかしその経営は非常に厳しいとの説明であった。しかもこれから益々必要とされている介護福祉士を目指す学生が定員割れしていると言う。何故か国が目指す方向と現実が大きく乖離していることがここでも感じて取れた。介護福祉士など介護に携る人達の給与アップにつながる福祉事業の抜本的な見直しが必要ではないか。

 県営の菅平薬草栽培施設も現地調査をした。過去2年間田中県政の際、今まで管理人をおいて整備していた事業を廃止されていた。その間ボランテアとして草刈等お手伝いしてこられた人から、このままではせっかくの施設が本来の機能が果たせなくなる、と声をかけられたのをきっかけに昨年一般質問をし管理人を置いていただくことになった。何故か我が家に帰ってきたような気がした。

 昨年と比べてさすが手入れが行き届いていた。管理人をはじめ管理委託を受けている「長野県薬草生産振興組合」の皆さん、そして県衛生部薬事管理課の職員の皆さんの熱心な整備をしていただいた結果である。2年の放置は即元には戻らないが、懸命に復活させようとしている姿は見て取れた。本来の姿に戻すには数年の年月がかかると思う。それにしてもかけている経費は他の事業から見れば少なすぎると思う。至れり尽くせとは言わないが、ボランティアだけを頼ることは無理があると思う。しっかりとした将来ビジョンをたて、当分の間かけるべき必要な予算は注ぐべきと感じた。決して多額な金額を傾注しなくても出来ることだと思う。

 上田合庁では関係所管から概況説明があった。いくつか質問したいこともあったが限られた時間内で出来なかったが、説明の資料の中で一つ理解しにくいものがあった。終了後担当課長に私の考えを触れておいた。それは、上田保健所の概況説明の中で医療従事者等数の資料に、医師や看護師、歯科医師、薬剤師、保健師などの市町村別の従事者数が掲載されていた。今、医師不足・看護師不足など、まさに時の注目されている重要課題である。

 その数値の調査日が平成16年12月31日となっていた。これで現在所管する管内の現況を把握していると言えるだろうか。この頃は少なくても現在より医師等は充足されていたはずである。これだけ注目されている深刻な課題を、なぜ調査できなかったのだろうか。3年も前のデータで地域の医師不足を語り、その対応などできるのだろうか。

 本庁への報告はどうなっているのだろうか。本庁の衛生部もそんな古いデータを受けて医師不足云々を言えるだろうか。平成16年度と平成19年度と数値が仮にそっくり同じであっても、今これだけ全国的に大きな問題となっている現実をどう感じているのか。少なくとも管内の数値を調査するにしても一日あれば把握できるはずだと思う。上田保健所は所長以下猛省をし意識改革をするべきである。もし、あえて平成16年度の調査数値を掲載した事に、特別な理由があるならばいつでも説明を受けたい。納得が出来ればこのブログで皆さんに改めてお知らせしたいものである。