現在位置:ホーム»としみつTime'sトップ»記事一覧ページ

県議会報告 

 27日 9月定例会が開会された。知事は台風9号等の被災箇所の早期復旧に向け、本定例会に補正予算案として必要経費を計上し、引き続き災害に強い県土づくりに全力を挙げて取り組んでいくと、冒頭に災害復旧に対する考えを示す挨拶をされた。続いて念願の中期総合計画の「計画の基本的な考え方」について答申を受けたことを踏まえ、新しい時代に相応しい長野県を築いていく道筋を示す中期総合計画を、県議会のご審議をいただきながら、速やかに策定していきたいと、これからの県政の指針となる中期総合計画の内容に自信と思える考えを示した。

 本年度の財政見通しについては、県税収入は堅調に推移しているが、地方交付税の配分額は現計予算額を27億円程度下回る見込みと、厳しい財政運営が予想されると、苦しい現況の報告があった。その状況の中の一般会計補正予算案は、近年になく約13億円と小額な計上となっている。主な中身は災害復旧への対応に7億2千万円、県内に定着する研修員の確保を図るとして2785万円、子育て相談などを行う地域子育て支援拠点づくりに1億1488万円、障害者の就労訓練に必要な設備等に助成するために1億8千万円などとなっている。中期総合計画策定中とはいえ、やや政策的施策がかけていることは否めない事実である。各委員会での活発な議論展開に期待したい。

 本日の本会議のあと、一般質問の順番を決める抽選が行われた。私は10月2日の午後、同僚宮本衡司議員の次に行うこととなった。初日も初めてであるが発言時間も11分と短時間もはじめてである。質問予定項目は①災害時に応急措置に協力した業者の対応について、②野生鳥獣による農林業等の被害対策について、③仮称森林税の使途について、を土木部長や知事及び林務部長に質問する予定である。ちょっと欲張った質問内容であるが、何とかこなしていきたいと思う。傍聴にお出かけ頂き、ご批判ご指摘を頂ければと思う。

|

活動報告 

 26日 昨日に引き続き創志会では事前勉強会を行った。今日は「森林税について」「長野県中期総合計画答申案について」を学習した。森林税は林業部職員から説明を受け、県中期総合計画は県議会中期総合計画研究会に参加している私と金子議員から説明をし、それぞれ意見交換をした。森林税についての勉強会には他の会合があり席をはずしてしまったが、お互いに活発な意見交換がされたようである。県中期総合計画については数値目標が発表されるまでに、もう一度答申案を熟読し課題を検討しておくこととした。

 今日は長野県医師会と薬品メーカーである米国メルク社から、社会衛生委員会との懇談の申し入れがあり、懇談の趣旨から委員会全体でなく毛利委員長と副委員長の私が応対することとした。医師会側からは大西県医師会長と伊藤県医師会常務理事らから「介護サービス情報の公表」制度について要望がされた。この公表制度は介護保険法の規定に基づき制度化され、「介護サービス情報」を毎年公表することが義務つけられたものである。その調査手数料・公表手数料が1件あたり50,300円となっており、不合理であるので是正していただきたい、と言う内容であった。障害者自立支援法の制定もさることながら、いろいろの福祉施設の経営も困難な状況の中で、調査手数料の徴収手段に違和感があると感じた。県衛生部でも条例の見直しも検討されているようであるが、委員会でも手数料見直しと制度のあり方について検討すべき課題であろうと思った。

米国メルク社はデビッド・W・アンスティス副社長と、万有製薬株式会社の北川祥賢・医療制度情報室障害部長が訪問した。米国メルク社とは医療費が今後高齢化が進んでいく中で、必要となる高い水準の医療サービスを財政上どのように支えていくのか。より健康な高齢化社会のために予防医療が果たしうる役割。などについて通訳を交え意見交換が行われた。米国メルク社は以前から各県を訪れ、県知事や県議会の担当委員会と懇談してきている。今までに北海道他9県に訪問して懇談をされてきている。

今回は特に糖尿病や子宮頸がん等の予防医療に伝の必要性を特に強調されていた。私も今までのご経験からして予防医療の実益をあげるためのポイントは何かを質問してみた。副社長は社会において一番重要な病気が何かを特定すること。統計学上なんでもやるだけでなく、医療費が一番かかっているものを特定すること。などをアドバイスとしてお応えになられた。短時間ではあったが有意義な懇談が出来た。ただ通訳を介さないで自由に話し合いが出来ればもっと理解が深めたのにと思ったが、今更悔いてもどうしようもないが残念であった。

|

活動報告 

 25日 本日から創志会の9月定例会に向けた事前勉強会が始まった。日程の都合で今回は2日間だけであるため濃密な勉強会となっている。今日は先週開催された議会運営委員会の報告に続き、一般質問予定者の質問概要の報告を受けた。それぞれ重複する内容はないが、時間が短いため質問内容に工夫が必要となりそうである。その後県内中南信方面の現地調査や、県外視察訪問先など政務調査会長から説明を受け、大筋決定をした。

 事前勉強会では「廃棄物の適正処理の確保等に関する条例(案)」、いわゆる廃棄物条例について担当職員から説明を受け、意見の交換をした。廃棄物処理の問題は、今後廃棄物の処理業務がなくなることがないだけに、処理業者の規制も必要であるが、反対のための反対により処理施設が出来ないことも困る。両者の立場を考えた質問が多かった。今後会派内においてしっかり議論をし、県民の皆さんに説明が出来る条例が策定できるよう努力していきたい。

 最近の青少年を取り巻く社会環境と、青少年の行動は目に余るものがある。色々な媒体を通して無差別な有害情報が蔓延している中で、様々な角度から意見の交換がされた。県では制定に向けて積極的な姿勢は見られていないが、県下の各市町村では独自に制定の動きが拡大してきている。創志会では他会派の皆さんと共に、県議会内に研究会を設置し、条例を必要とする背景・課題等の検討を含め、早速協議することが必要であると意見の一致を見た。友党関係の会派の皆さんとまず協議を入ることとした。

|

活動報告  

 6月定例会閉会後お盆を挟み委員会の現地調査や、会派の現地を調査などのほか、何故か落ち着かずあわただしい日々であった。その間に新しい事業の立ち上げなどもあり気が休まる日がなかった。政務調査活動も目標どおり出来なかったことが悔やまれるが、9月27日から県議会9月定例会が開会される。今回は補正予算規模も例年になく小規模となっている。主要事業では中越沖地震・台風4号及び9号による災害への対応、医師確保対策・障害者自立支援対策臨時特例基金を活用して、施設改修や支援体制の整備等の事業費など福祉充実に向けた補正等が目立つ。更に野生鳥獣による被害防止に向けた対策費などが提案されている。

 目新しい政策的事業予算は盛り込まれていないが、現在長野県中期総合計画を策定中においては止むを得ない感じがする。しかし、来年度に向けて中期総合計画を軸として、急速に進む少子高齢化と人口減少時代の到来の中、県民の生活レベルを全国平均に向上させるべく諸事業の立ち上げが注目されている。県議会議員としてどのように判断していくべきか、調査活動を同時進行しながら議論展開していかなければならない局面を迎えている。9月定例会は補正予算規模が小規模と言えども、他会派間との連携も深め県民のための事業推進に汗を流さなければならない重要な会期であると思う。

 一般質問も行う予定であるが、今定例会では創志会から7人が意欲を示している。私もその一人であるが会派に割り当てられた時間からして10分程度となる。いくつか調査検討してきたが1~2点に絞らざるを得なくなった。少ない時間であるが精一杯県の見解を求めていくつもりである。定例会の会期日程は次の通りです。多くの皆さんの傍聴をお待ちいたしています。

 平成19年 9月定例会日程
  月 日   曜日   議 事 内 容
 9月27日  (木)   開会、知事提案説明
 9月28日  (金)    議案調査のため本会議なし      
 9月29日  (土)    (休日)                 
 9月30日  (日)       
10月 1日  (月)    議案調査のため本会議なし        
10月 2日  (火)    一般質問及び質疑
10月 3日  (水)    
10月 4日  (木)       
10月 5日  (金)    
10月 6日  (土)    (休日)      
10月 7日  (日)           
10月 8日   (月)          
10月 9日   (火)    各委員会  
10月10日   (水) 
10月11日   (木)
10月12日   (金)     議案整理のため本会議なし  総務委員会              
10月13日   (土)   (休日)            
10月14日   (日)            
10月15日   (月)    各委員長報告・採決、閉会     

|

活動報告 

 創志会による県内現地調査が東信地区において実施された。最初の調査箇所の「南佐久ふるさと応援ステーション」が小海町庁舎内の一角を借りて設置されているため、集合場所を小海町役場となった。地元のため少しでも早く行きお出迎えしようかと思っていたが、残念ながら遠方からの議員のほうが早く到着していた。「南佐久ふるさと応援ステーション」の概況説明を受け質疑に入った。主に旅券申請業務が多く、次に県税の収納・納税証明となっていた。消費生活相談などが続いていたが、行政相談等は地方事務所に直接行くことが多いとのことであった。

 南佐久出身の県議会議員としてこのステーションは、それなりに利用されており継続してもらいたいと思う。しかし、行革や組織再編が進むほか、来年度には住基ネットの導入も提案されるようでもあり、費用対効果だけで行政事務は語れないが、今後の方向の中で考えざるを得ないのかなとも感じ取れた。引き続き同会議室を借用し、県住宅部による県有施設耐震化整備プログラム概要の説明を受けた。

 そのまま小諸へ行く予定であったが、メンバーの了解を得て急遽先の台風9号で被害を受けた佐久市の滑津川災害箇所の現地調査をした。たまたま本日土木住宅委員会が災害調査に佐久へ来ると言う、忙しい中にもかかわらず対応していただいた佐久建設事務所に感謝したい。一箇所を見ただけであるが佐久地方の被害は近年になく大きいことが察し取れた。今後の復旧に全力を注いでいただきたいものである。

 小諸では長野県農業大学校の現地調査を行った。農業大学校の教育内容等は評価できるものであった。キャンバス内及び農業圃場用地等を踏査し、老朽化した施設も多く、今後松代キャンバスとの統合も視野に議論が必要かなと感じた。県動物愛護センターを視察後、小諸でも狭隘な県道の拡幅や、市内の商店街でありながら大雨には、排水路からの益水により水害を受けた箇所など現地調査をし、小諸市副市長や市・佐久建設事務所職員から説明を受けた。特に排水路と同時に歩道整備などは市の計画にあわせ整備は難しくないと思えた。まずは市・県職員等関係者の努力に期待したい。

|

活動報告 

 来週創志会のメンバーで県内現地調査を行う。今回は東信地区の県施設関係を調査することになっている。私の地区南佐久には県の施設といえば、小海町にある「南佐久ふるさと応援ステーション」と「小海高等学校」である。建設事務所も警察署も南佐久の冠はあるが、現在は合併により所在箇所は佐久市となっている。そのため南佐久ふるさと応援ステーションは、小海町役場内に間借りであるが、状況調査をしてもらうこととした。業務内容からしても多くの時間は必要としないがそこそこの時間を用意した。

 管内では佐久穂町に小諸養護学校の分室が、佐久中学校と佐久西小学校に設置されていることを気がついた。県の施設ではないが関係する分室であるので、私は急遽事前の調整もなく失礼とは思ったが、今日佐久中学校に訪れ校長先生に、当日分室の様子だけでも見させていただきたいとお願いに行った。私の最初のお願い口上が確かに小海の時間が余りそうだから、ついでに調査をさせていただきたいと、とらえられるような言い方であった。校長先生もいきなり「ついでの調査は迷惑である」というような話を遠まわしながらされた。私はそういう考えなら結構ですと校長室を後にした。

 県議会議員の仲間が小諸養護学校の分室といっても、わざわざ佐久穂町まで調査に来ることの機会は少ないので、調査に対しても説明を仰々しく聞かなくも、現況調査だけでもお願いしたいと話をした。私の言い方に誤解を招くような点はあったが、決して時間調整のつもりはなかったが、こちらの真意も確かめないで断ろうとしている校長先生の姿に憤りを感じざるを得なかった。私だったら「それはご苦労様です。少ない時間であっても現況を見てやってください。先生方も励みになることでしょう。」と応えたであろう。

 このような相手の気持ちも確かめないで不誠実な対応する校長先生が、不登校児童生徒を始め、悩みを抱えている生徒をどのように指導するのか心配である。教育者はその場の感情を抑え、適切な指導をすることが大切であろう。その為には相手の話を聞く努力を惜しんではならないと思う。校長室にお邪魔し3分も経過しない出来事であったが、大変不愉快な思いをした。

|

県議会報告 

 10日 県議会社会衛生委員会の県内現地調査が北信地域で行われた。調査は今までの地域と大きな変化は見られなかった。ただ、長野赤十字上山田病院では複雑な思いでの調査であった。医師不足や老朽化した病院の修繕費などによる経営継続が困難なため来年4月に閉院の方針が発表されている。そんな現況を質問するほうも応えるほうも分かっていながら、その対策案が明確に提案できず、現況を何とか打破して病院の継続が出来ないだろうかとの思いだけが表に出てしまう。何ともやるせない現地調査であった。

 病院内の調査でも老朽し雨漏りをしている廊下の天井が壊されている現況、たちまち使用不能となっている貯湯槽、病床を減らしたため容量が過大となりすぎた受水槽、至る所に施設の不備が見られ修繕改修というより建て替えが余儀なくされている。原因が単なる医師不足だけなのだろうか。医療制度の改革によるものだろうか。それ以前に改善の余地はなかったのだろうか。色々と現況になるまでの過程に問題がなかったのだろうかと思わざるを得ない。日赤上山田病院だけの問題ではない。地域の病院がなくなるということの重要性を真剣に考えなければ地域の崩壊にもつながりかねない。既存の病院も早めにその問題の解決に向けて根源を明確にする必要があると感じた。

|

活動報告 
 8日 第2回北信越県議会議員野球大会が長野オリンピックスタジアムで開催された。昨年石川県で開催されたが雨で大会は中止となり、事実上今回が最初の大会となる。新潟県は中越沖地震があったため今回は不参加となったが、石川県・福井県・富山県・長野県の4県が参加した。7日は開会式をホテル国際21で、村井知事と服部県議会議長を迎えて行われた。かつては、政務調査費なり県費などが使われたようであるが、実行委員会を構成し、全ての経費を個人負担及び県議会議員の有志協力金で運営されている。
 
 宮沢敏文長野県議会野球部監督が実行委員長として、「北陸5県は各県を超えた北陸新幹線などの整備等の課題が山積し、今まで以上に連携がもとめられている。スポーツを通じお互いの親睦を深め、共通の県政課題を語り合うことは意義深い機会である」とあいさつをされた。村井知事もこのような大会に多少なり県費の使用も良いと思うが、職員にも経費削減をお願いしている折ご理解をと、挨拶の中で思いを述べておられた。開会式のあと同会場において前夜祭を行い、各県議間で親睦が深められ所期の目的が達成された。

 大会当日は抽選の結果第1試合、わが長野県議会は一昨年全国大会でブロック優勝した富山県と対戦した。新戦力となった諏訪投手(県ク・公)の立ち上がりを、強力打線の富山県チームに捉えられ、打者一巡の8点を与えてしまった。今までの長野県チームはこれでほぼ試合の結果が見えてしまったであろうが、今年は改選後新戦力が加わり粘りの試合展開となった。その後両チームとも点の取り合いとなり、長野県チーム佐々木(創志会)選手の3点タイムリーのランニングホームランなどで、4点差で最終回の攻撃を迎えた。後攻の長野県は最終回に3点を追加し、2アウトランナー2塁3塁で私の打順となった。

 バッティングはもともと自信がなく低アベレージが続いている私に、吉池コーチが「四球で出る気持ちを持たずに、積極的に打っていきなさい」とアドバイスを頂いた。何とかくらいついていこうとだけ思ってバッターボックスに入った。カウントは定かではないが多分2ストライク2ボールだったと思うが次に絶好球が来た、思いっきりバットを振りぬいた。凡打であれば万事休すだが、確かな手ごたえは感じた。ボールはセンター方向にライナーで飛んでいったが、富山チームのセンターはこの試合もほとんど好捕しており、やられたかなと思いながら一塁を目指した。ちょっとランナーを見たら2塁ランナーも3塁を回り始めた。ひょっとしたら抜けたのかなと思い1塁ベースを回ったとき、私にとっても初めての逆転サヨナラヒットが出ていたのである。16対15で激戦を戦い抜き決勝戦進出となった。

 決勝戦は過去2回とも勝っている石川県であった。優勝間違いないと思いながらも。結果は開催県の立場もあり優勝を石川県に譲ることになった。(?)諏訪選手が太ももを故障したため木内選手(自民)が先発をしたが打たれてしまった。リリーフに宮沢監督自ら疲れを押してマウンドに上がったが、打線の援護がいま一つ及ばず敗退してしまった。捕手の私も途中で体力つきて交代を申し出ることになってしまった。しかしベンチにいた全選手が出場し大会を楽しむことが出来た。来年は福井県で開催されることが決定し大会を閉じた。応援に駆けつけてきていただいた県議の仲間の皆さん、議会事務局の皆さんなど炎天下の中、熱心な応援をありがとうございました。

|

私の意見 

 4日 長野地方検察庁の検察官検事から一通の「処分通知書」が届いた。被疑者 ①岡部英則・②田附保行・③田中康夫、罪名 ①につき公用文書毀棄教唆・②につき公用文書毀棄・③につき公用文書毀棄幇助、処分区分 不起訴。あくまでも地検の判断が「罪」にまで至らなかったということである。正直「残念」の気持ちである。処分通知書だけでは前述のような文言が項目的に記載されているだけで、その不起訴の理由は明らかではない。

 報道機関で知る内容を見る限り、いくつかあったメールの判断は「証拠上、田中康夫前知事の指示も認容もなかったのは明らかと結論づけた」(信毎)、破棄した文書も「手持ちのコピー」であったから、嫌疑不十分であると判断されたと報じられた。刑罰に値するか否かを、それらの証拠のみで判断すれば嫌疑不十分となったのであろう。しかし、当時の県庁内の異常と思われる知事の振る舞いや、全く不信感が溢れた職員間の状況、県民を見ないで知事のみを向いていた知事取り巻き職員など、それらの情況を間近で見たり議論を交わした私たちとしては悔しい思いでいっぱいである。

 100条委員会の設置をとやかく言う輩がいるが、明らかに聞いていながら聞かぬふり、見ていながら見ないふり、度々の思いつき施策変更指示、更には長野県の将来や真の県民のためを思った進言は受け付けず、告げ口やお上手を言う職員は手厚く受けいれ、前代未聞と思われる私的感情丸出しの頻繁な異動が行われていた。このような中での一連の田中前知事の言動・行動は、職員のやる気を喪失させるばかりで、知事の顔色を伺いながら仕事をせざるを得ない環境を作り出していた。働きかけの文書にも記されているような、外部の民間人が知事秘書のごとく振舞っていた状況、戸惑いながらもVIP並みの扱いをしていた状況なども明らかであった。

 このような背景の中で、たまたま将来起こりうる出あろうと思い原本が残されていたが、当時コピーであったといえども本人は原本と同様な思いで、困った末に破棄していた事実。それらを破棄させたと自ら証言した事実。苦しみながら決断も出来ずメールをやり取りした上で「黙り」通し、責任を職員に押し付けて知らん振りをしていた田中さんなどの情況などは、明らかに言外での指示であり、一連の不祥事を容認していたことになる。100条委員会で判断したことは間違っていなかったと信じている。

 その結果現在の県庁内は、当時から見れば風通しもよく、職員の仕事振りも明るく生き生きしている。県民にとってどちらが県民益と思うだろうか。日本の司法の判断は、人を残虐に殺めた殺人犯を、私たち一般人が明らかに極刑厳罰にするべきと思っていても、そうでない判断事例が多いことを考えれば、今回の地検の判断は受け入れざるを得ないであろう。しかし、この結果を踏まえ我々県議の仲間の中で「政争の具にした」「告発した県議は辞職するべきだ」とコメントしている人もいる。

 もっとこの問題の本質を見極めるべきであろうと言いたいが、一人の為政者を盲目的に崇愛している人達には理解できないであろう。私は今回の地検の結果は残念であったが、多くの県民の皆さんに調査の協力を頂き、長野県の醜い膿を出すことが出来たことは、田中県政の闇を明らかにし、その後の県政の改善にも大いに生かされ、決して無駄ではなかったと思う。100条委員会の設置と委員会においての証人尋問や調査は間違いなかった。長野県の将来に向け偽善的為政者が居座る重い扉を開け、開放にすることが出来た委員会の一員であったことに誇りに思う。改めて寝食を共にした仲間の労を心からねぎらいたい。きつかったが良い体験をさせていただいたが、二度とこのような100条委員会を設置することがないことを祈りたい。

|