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地域の崩壊にもつながる病院の閉院

県議会報告 

 10日 県議会社会衛生委員会の県内現地調査が北信地域で行われた。調査は今までの地域と大きな変化は見られなかった。ただ、長野赤十字上山田病院では複雑な思いでの調査であった。医師不足や老朽化した病院の修繕費などによる経営継続が困難なため来年4月に閉院の方針が発表されている。そんな現況を質問するほうも応えるほうも分かっていながら、その対策案が明確に提案できず、現況を何とか打破して病院の継続が出来ないだろうかとの思いだけが表に出てしまう。何ともやるせない現地調査であった。

 病院内の調査でも老朽し雨漏りをしている廊下の天井が壊されている現況、たちまち使用不能となっている貯湯槽、病床を減らしたため容量が過大となりすぎた受水槽、至る所に施設の不備が見られ修繕改修というより建て替えが余儀なくされている。原因が単なる医師不足だけなのだろうか。医療制度の改革によるものだろうか。それ以前に改善の余地はなかったのだろうか。色々と現況になるまでの過程に問題がなかったのだろうかと思わざるを得ない。日赤上山田病院だけの問題ではない。地域の病院がなくなるということの重要性を真剣に考えなければ地域の崩壊にもつながりかねない。既存の病院も早めにその問題の解決に向けて根源を明確にする必要があると感じた。