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小海高校創立100周年記念事業に参加して

活動報告 

 20日 小海高等学校創立100周年記念式典に参加してきた。何回か校名が変わり、学び舎も4回変わったと言う。昭和50年に現在の小海高等学校と改称されている。その間、地域農業の担い手としての人材を輩出し、現在の南佐久地域の農業(高原野菜等)の基盤を創出されてきた。人材育成は学問のみでなく、インターハイ・スピードスケート競技においては9連覇と、その名を全国に知らしめたものだ。  

 小海高校は以前から「地域に信頼される学校」として、学校関係者はもとより地域ぐるみで実践されてきている。そのことが100周年の歴史を常にプラスに塗り替えてきてこられた要因であろう。南佐久郡で唯一の高等学校である。今後高等学校の再編等論議されている中であるが、南佐久地域で唯一の高等学校だから存続したいでなく、個性豊かで特徴のある魅力ある高等学校として、「存続させなければならない」と、誰もが納得できる高校として飛躍を図っていただきたいものである。それだけの要素を持つ内容ある高校であると、本日の生徒や教職員や同窓会等の関係者の姿から見て取れた。  

 記念講演では佐久総合病院小海分院の理学療法士である松本武志さんの講演であった。「小海から世界初への挑戦」~仲間と共に目指したスイスアルプス登山~と題した、松本先生が実体験をした話であった。既に新聞でも紹介されたが、小海町に在住の交通事故で下半身が麻痺している車椅子の青年と、筋肉が萎縮していく病を持つ小海高校の生徒の夢を実現したのであった。4000mを超えるアルプスに、下半身不随の身体障害者の青年と生徒を頂上まで挑むと言うものだ。通常であれば100mも背中に負ぶって山を登るだけでも大変のところを、4000m超のアルプスに挑むことは考えられないことである。1時間の講演の全てを紹介できないが、それを可能にしたのが筑波大学のロボットであった。昨年「志昂会」でその研究室を視察したばかりである。  

 小海高校の生徒も一緒に講演を聞いたが、障害者が健常者以上に前向きに、積極的に社会の中で活躍していこうとする姿に、大きな感動と勇気を与えたことであろう。将来に向けて生きることと、挑戦し続ける人生の実体験の話は、生徒諸君が実社会で活躍していく上で大きな糧になることであろう。他にもイベント等あったが最後まで参加して、私も今後の活動をする上にも得るものが大であった。