現在位置:ホーム»としみつTime'sトップ»記事別ページ

大鹿村で鳥獣被害対策など調査

活動報告 

 22日 県議会山岳環境保全対策議員連盟の現地調査が行われた。今日は有害鳥獣等により山岳自然環境が損なわれているため、その対策に対し防除対策のほか、狩猟や捕獲された有害鳥獣の個体の処理など積極的な取組みをしている大鹿村で調査が行われた。大鹿村において中川大鹿村長をはじめ、猟友会・地元の食外被害を受けている農業委員会長や、将来観光農園を目指す建設業を営みながらブルーベリーを栽培している人や、尽くすべき対策を全て実施したが効果もなく、農業を継続する意欲をなくしつつある農業者、鹿を中心とした鳥獣の加工販売をしている建設業者などの皆さんと意見交換をした。

 意見交換等においては実体験を通した話であり、想像以上の被害状況と対策など知ることが出来た。更に県が示しているハンターの増員などは、ハンターの高齢化に加え、若い世代の新規参入がない現実の情況に相反する施策にクレームをつけるなど、実体験しているからこそ現実的な意見が多く出た。色々な対策を試行錯誤されているが、中々有効な対策が見つからないのが現実である。また、捕獲した鹿の新たな商品開発などに多額な資金も必要であり支援の要請もあった。限られた時間内ではあったが意見交換の中で、多くの課題が浮き彫りされて、今後の施策展開に対し参考になった。

 大鹿村では鹿の大量捕獲柵を設置して鳥獣駆除の取組みも行っている。設置したばかりで、成果はまだ出ていないが今後に期待したい。有害鳥獣駆除報償費を村で予算化して施策を打っているが、財政が厳しい小さい町村では限度であり、国を挙げて抜本的な対策をしていかなければ解決の道はないと感じた。また、高山植物や希少植物なども大きな被害を被っているとのことであった。ジビエ料理なども村や関係者が積極的に取組み、地域産業の振興等に結び付けようと努力されていた。昼食にもジビエ料理を出していただいたが中々工夫され美味であった。