現在位置:ホーム»としみつTime'sトップ»記事別ページ

鹿児島中央助産院を視察

県議会活動 

 2日 県外調査の最終日は、正常産のプロである助産師が運営して45年の経験がある鹿児島中央助産院で視察調査を行った。ここでは助産師だけで運営しているので、法律上、正常産以外の出産を取扱ったり、医師が行う医療行為は出来ないこととなっている。長野県でも産科医不足ばかりでなく、分べんできる施設が減少している中で、助産師の応援協力が必要となっている。助産院での業務内容や概況はともかく、長野県でもこのような施設で運営できていかれるか重点的に調査をした。

 緊急時の対応については、当然嘱託医と契約しているので相談しながら、場合によって緊急搬送等適切に行われていた。過去の事故例についても質問してみたが、やはり自然出産などが中心のため、異常分娩等リスクのある出産は医療機関となるため特に事故例はなかった。助産師の研修や経験なども尋ねてみたが、病院での勤務経験もあり概ね7~8年の経験者であった。むしろ、本県で同様なシステムで可能となるためには、法律上の問題や通常の運営は法の遵守など基本どおり行えば出来るが、経営的にどうかも考えなければならない。

 検診や産後ケアなど出産以外の事業も行っていたが、本体事業の経営的にはかなりボランティアに頼っている面があった。嘱託医についても協力を頂いているようであった。根本にボランティア的発想からスタートされているようで、失礼ながら経営的には決して十分とはいえない様子である。県下の助産師会や勤務助産師、産科医などの協力を得て、いろいろな角度から検討し、県及び市町村などの支援がどこまで出来るか、システムと運営には更に研究が必要であると感じた。