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暫定税率問題で仲間と議論

私の意見 

 国会では21日から代表質問が始まった。いつの国会においても私たち国民は国会の論議には関心を持っている。今国会は特に民主党が「道路特定財源見直しや暫定税率廃止」に向けて党決定し、政権交代を訴えている。生活者を重視するため、ガソリンが1リッターあたり約25円安くなり、道路は全てきっちり造る、高速道料金は無料にする、などと国民にとっては願ってもない政策を主張されている。私もその通り実現できるものなら大いに期待したいものである。

 しかし、その財源はどうなるのだろうか、どこから捻出されるのか、その点は明らかではない。暫定税率が30年も継続していることの批判は、政府与党ばかりでなく全ての国会議員に責任がある。現在の財政事情から地方の道路(都市部の道路建設のほうが延長距離は短くても高額な事業費を必要とされているが)を計画通り推進するために、必要な財源がこの暫定税率しかないとするならば、暫定税率でなく本則を改正するべきではないか。むしろこのような議論を与野党で真剣に取り組むべきではないか。

 少子高齢化時代を迎え年金問題や医療福祉政策は避けて通れない問題である。その支援策と負担割合はどうするのか。その財源はどうするのか。消費税は上げないで暫定税率は撤廃し、道路特定財源は一般財源化するというが、国民の生活を本当に考えて主張しているのだろうか。暫定税率を廃止した際の地方の財源不足による弊害となる数値が示されているが、しっかり打ち消すことが出来る施策をもっているのだろうか。それらを国民が納得できる根拠ある説明がなされて始めて受け入れられるのではないだろうか。この問題で政局にするべきではないと思う。国民が迷惑である。

 二大政党だからこそ責任ある政策を主張され、国民の理解が得られ、国民が納得し期待がもてると判断されたとき、初めて政権交代となるのではないか。そのときは支持政党を超越し拍手を送ることになるであろう。党利党略で国民のための政策を議論してもらいたくない。

 先日ある会議に出席し雑談となった。参会されている人達は全て私を支援いただいている皆さんである。当然ながら暫定税率について質問が出され、私なりに説明をさせていただいた。私に最初に話しかけた人は、どちらかと言えば旧社民党系の人であったが、暫定税率の廃止に非常に不安があるので廃止するべきではない、語っていた。するとその前にいた私と同年の人は、「俺はガソリンが25円安くなったほうがいい。暫定税率は撤廃すべきだ。」と語り始めた。私も25円安くなったほうが良いが、その財源はどうするのか。それ以上に地方の行政も経済も成り立たなくなることを説明した。最後は「俺は民主党を支持しているから」と言い出した。

 私はその彼が昔から民主党支持者であることは承知しているし、私の後援会の役員でもある御仁である。(民主党と言うより、元自民党のある代議士の支持者である)◯◯さん民主党を支持することは、あなたの意志で選択すればよいが、私は自民党がよいとか、民主党がいけないといっているのではない。どの政党を支持していても、国民にとって不利益になるかならないかよく見極めていこう。少なくともこの問題は25円安くなるから良いという問題で片付けられない、地方にとって奥深い問題を抱えているんです。と概ねこのような会話を大勢の前でやりあった。

 険悪な雰囲気になりながらも議論はせざるを得なかった。私の知りえていることが一方的な内容かもしれないが、県議会議員として知りえて、知らせなければならない立場であるからである。その上で友人も判断していかれることは彼の責任において行えばよいことである。もちろん会の終了時には、喧々囂々と議論はしても友好な関係は壊さないで別れた。1人区の議員として、このような議論をすることや、ブログにこのような考えを述べることは正直勇気がいる。しかし自分が議員を意識する余り何も言わないで、その場だけ取り繕うだけの議員にはなりたくない。知りえた知識と情報は県民に等しく伝え、その意見を聞き、議論を重ね、共に地域づくりが出来るものと信じている。

 あらためて国会の与野党の先生にお願いしたい。国民の生活にとって大事な施策については、党利党略だけで議論するのでなく、本当に国民のことを考え議論をしていただきたい。県議会も県民の皆さんと県議会と大きく乖離するようなことのないよう、しっかりまともな議論をしながら、説明責任を果たすために、今後も積極的に日常活動をしていきたい。