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創志会県外研修2日目、基本の大切さを学ぶ

 10日 創志会県外研修北海道の2日目は、政令都市札幌市で自治基本条例について、北海道立水産孵化場で外来魚対策について視察研修をした。
札幌市では、市民がまちのことをみんなで考え、まちづくり活動や市政にもっと参加していけるようにと、「情報共有」「市民参加」をポイントに、市民が主役のまちづくりを進めるための、みんなのルールとして作成された『自治基本条例』について学習した。政令都市となり市民と市との距離が離れつつあるため、市長の強い意向で条例制定に向けて、市民や議会ときめ細かに協議をして制定に結び付けたという。

 この条例の位置づけとして、市および市民は、本市のまちづくりの最高規範として、この条例の趣旨を最大限に尊重しなければならないとしている。しかし、その最高規範は一番偉い条例ということでなく、偉いというより「基本」になる条例と位置づけている点が、市民とともに住みよい札幌を次の世代に引き継いでいかなければならないという意思が現われているのが伺える。中には議会からの提案により、まちづくりセンターを拠点とした地域のまちづくりを行うために、地域住民と協働で地域の特性を踏まえたまちづくりを進めるとして、センター長にある程度権限を与え実践している点は評価されるものであった。議会基本条例を目指す長野県議会としても、自治基本条例の制定とその後の取り組み(制定後の現状)は、大いに参考になった。

 北海道立水産孵化場で外来魚対策については、2000年にブラックバスを確認したが、即対策を打ち2006年にはすべて駆除に成功したという。長野県と北海道との気候的や地理的条件こそ異なるが、取り組む姿勢は毅然として漁業組合、釣り人、業界、学識経験者等と検討委員会を設置し、ブラックバスは排除しようとした点は大きな違い点であると感じた。希少魚類や既存の魚類を守り残していくためにも、北海道が取り組んできた姿勢は学ぶべきであると思った。