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生き残りをかけた白老町の観光施策

 11日 創志会県外研修、北海道の最後の日は『食を生かした観光』を進めている白老町で視察をした。今、白老町では各雑誌やTV・観光業界で、「食材王国しらおい」「3大グルメ(焼きそば・カレー・ハンバーガー)で町おこし」などと紹介され注目されている。小さな町ではあるが観光客が増加している白老町で、北海道の観光政策の一環として視察をした。白老町を注目させた仕掛け人である、社団法人白老観光協会の田中事務局長さんに、まさに生き残りをかけた白老の観光について話しを聞いた。

 白老町も将来人口が減少していくことが予想されている。白老町の自助努力での自然増・社会増は困難である。その対策として交流人口の増を狙い、色々なアイテムを持って観光産業に取り組み始めたとのことである。行政の担当者が観光を進めるには無理があるので、民間から観光協会の事務局長など職員をすえ、JTB北海道に事業を委託するなど、今までやっていなかったことを改めて取り組みはじめた。その第一は観光資源の徹底洗い直し、資源として使えるとなったら分野の違うものと連携を図っていることが成功の一因となっている。

 白老の観光を宣伝するパンフレットや観光グッズなどは、観光協会で企画制作するが、その費用は利用する商店などの受益者が負担している。ちなみに、JTBへの委託料は約2500万円ほどというが、その委託効果は観光客の入り込み数や関連売上数が増加していることはうなずけられる。そのほかにも多くのアイデアと仕掛けが講じられており、交流人口を増やしての町おこしは着実に成果が出ているようである。しかし、初日に視察した北海道観光振興機構との連携は、設置されて間もないこともあるが今後の課題が残されている感じがした。