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広島県のがん対策を視察:28名の議員が参加

 9日 長野県がん征圧議員連盟は総勢28名の議員が、広島県立病院・緩和ケア支援センターにおいて、広島県のがん対策推進計画等について現地視察を行った。先進的な取組みを行っている広島県は、がん征圧への取組みと同時に、がん患者の視点に立った相談支援体制や、がん患者の緩和ケア等に力が注がれていた。

 がん征圧への取組みとしては、近年多くのがんが減少傾向にある中で、「乳がん」では増加傾向となっている現況を捉え、早期発見・早期治療を目指して、検診受信率と検診精度向上に向けて積極的な医療体制を確立している。更に、疾病・事業ごとの医療体制に対して、乳がん医療ネットワーク構築への取組みは目を見張るものがあった。

 緩和ケアの取組みも、がん患者の精神的ケアなど学ぶ点が多かった。がんは2人に1人が何らかのがんにかかり、3人に1人はがんで死亡していくと説明された。その為に治療の初期段階から緩和ケアの推進が必要であると強調され、広島県では積極的に医師・看護師・ボランテイア・家族などの研修をしている。その取組みには異論がないが、私は初期段階から緩和ケアが必要であることは理解できるだけに、医療従事者や患者の関係者だけでなく、地域の一般の住民にも緩和ケアのための情報をもっと提供するべきと感じた。

 私の周りにもがんで苦しみながら通院のみで日常生活を送っている人がいる。しかし、最近弱気の発言が多くなっているが、どのような会話で接してよいのか迷うときもあるからである。緩和支援センターの施設等も視察したが、複雑な気持ちで施設を見させていただいた。