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部局横断の施策運営に?

 9日 環境委員会の2日目の審査が行われた。審査の中で改めて常日頃感じていた、部局横断のあり方について疑問が浮き彫りされた気がする。今回も一般質問の中で触れたが、野生鳥獣被害対策の件である。農政部においては農産物の被害対策、林務部では立木の皮をはがれる被害、環境部では希少高山植物などの食害、一端を挙げただけでも共通した被害対策が必要とされている。その最も効果があるとされる「個体数管理」いわゆる捕獲である。しかし、環境部においては一定の保護をしていかなければならない。

 現在のニホンジカ等の生息実態の把握も定かではない。捕獲計画とニホンジカ等の増殖とのバランスですら正確な数値を持ち合わしていない。対策の中心となっているのが林務部とされており、対策本部長は腰原副知事である。対策会議は行われ熱心に検討は進められていると思われるが、具体的な実効性のある施策が今一つ見えにくい。そのうえ施策の実施はそれぞれの課で行われており、その実施効果が見えにくいのも否めない事実ではないか。

 ニホンジカの繁殖力は驚くほど多いことは知られているところである。希少動物でないニホンジカに対する対策は、もう少しスピードと積極的に対策を実施するべきと思う。私も一般質問して理事者の考えを質したところであるが、質問する議員にとっても、どこの委員会での質問がベストなのか分かりきれないようでは困る。保護も大切であるが被害は営農・営林・生活に大きく影響が出ているだけに、部局横断の施策実施に対して効率よい運営をしていただきたいものである。