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多摩川精機で学ぶ::創志会県内調査::

【活動報告】 
 8日 本日と明日の2日間創志会の県内調査視察が行われる。初日の今日は南信地区の民間企業2社と飯田市役所の調査視察を行った。最初に品質に対する強いこだわりを持って「ものづくり」をして、世界に制御のトップメーカとして名を知らしめた、多摩川精機株式会社を視察した。本社及び第一工場の外観はおよそ世界的トップ企業とは思えない、昔からの木造建築である。しかしその中は世界の技術が追いつけない製品を作り出している。それらの説明を仕事が趣味であるという、二代目社長で現在会長をされている萩本博幸氏から伺った。

 多摩川精機で学んだことは多くあるが、ものづくりは人づくりと人材育成に力を注いでいた点に注目された。2008年に創立70周年記念事業として信大寄附講座を開設した。会社内に信州大学大学院工学系研究科モバイル制御講座、通称多摩川・萩本講座を、萩本氏の寄附によって開設されている。「人や技術を育てないと世界的な技術競争には勝てない」との萩本会長の一念による。

 未知の技術というものは、ないと考えると絶対にないものになってしまう。しかし、更にもうひとつ先があると考えれば間違いなくあり、未知の世界へ踏み出すことができるのである。と会社概要の巻頭に記載されている。現在ではハイブリット車や新幹線から遊戯施設、そして宇宙まで幅広い分野にその技術が活かされている。人づくりと限りない技術の探求の心がけは、他の企業ばかりでなく行政の世界においても全てに通じるものがある。ひさしぶりに、情熱的な萩本会長の熱弁を聞き実が引き締まる思いになった。

 飯田市役所では定住圏構想と環境モデル都市について調査をしたが後日報告をしたい。