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今後に期待される「定住自立圏構想」

【活動報告 創志会現地調査パート2】
 飯田市役所では「定住自立圏構想」の取り組みについて調査をした。平成の大合併の際もこの飯伊区の合併は思うように進まなかった。現在でも飯田市の周辺町村では清内路村が阿智村と合併したものの、人口1000人未満の村が、未だ2村ある。その他1000人台の村が4村あるなど小規模村が、全国小規模村下位30位までに4村も入っている。合併が進まなかった要因は失礼ながらそれぞれ陸の孤島とまでは行かないが、村と村が急峻な山に遮られ合併後の地域的な繋がりが見込めないなど物理的悩みを抱えていた。

 これらの町村が全てどこの市町村と同じように、フルセットの生活機能を整備することは困難なことである。そのために、中心となって地域を牽引できる都市(この地区では飯田市)の生活機能の整備をし、中心市の機能と周辺市町村に確保されるべき機能が有機的に連携して、「定住」のための暮らしに必要な機能を確保と、「自立」のための経済基盤の確保をし、地域全体を魅力溢れる地域を形成していくことをめざし「定住自立圏構想」計画が立てられた。

 人口が急速に減少することが予測されている現状で、地方圏から都市圏への人口流出は今後も考えられるだけに、小規模村と周辺地域の持続可能も一層困難となるなど大きな問題とされている。だからといって、1000人未満の小規模村も都市部と同様な機能を整備することは不可能である。それだけにこの構想は長野県のような地形の中に存在する地域にとっては朗報である。飯田市は全国でも最初に取り組む地域として注目されている。趣旨は理解できるので国から指定を受け、今後の事業推進に、どのように飯田市がリーダーシップを取れるかその技量が試されるが、結果を出していただきたいものである。県としてもその動向を注目し、合併を考えていてもできない同様他地区の自立に向けて、適切なアドバイスなど支援をして欲しいものである。