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意を新たにした「国道299号道路整備促進期成同盟会」

活動報告 
 10日 群馬県上野村において、国道299号道路整備促進期成同盟会の平成21年度定期総会名が開催された。この期成同盟会は埼玉県、群馬県、長野県の3県の関係市町村によって構成されている。国道299号の整備促進を始めて40年になる。それぞれの整備進捗率は埼玉県で92%、群馬県が50%、長野県が74%と整備は進んでいるほうである。しかし、進んでいる地域はほとんど市街地を含むいわゆる平坦部が中心となっている。残されている箇所は市街地で用地取得が難航している箇所(群馬県)を除けば、お互いの県境である峠が未改良区間となっている。

 私がまだ中学生の頃、時の先生が、まだ国道に昇格していなかった群馬県との峠(十石峠)を越える道路が改良されれば、都心(池袋)への道路としては最短距離である、と話してくれたことがまだ記憶に残っている。この十国峠をトンネルによって整備ができれば、お互いの生活経済が大きく変わることにもなる。確かに現在の通行量を調査すれば極端に少ない結果である。当然であろう、狭隘で危険な道路では利用しようとする人は限られてくるからである。将来の見通しは計りにくい面は理解できるが、一時予算も順調につけられ整備が進んでいただけに、現在の状況にはむしろ理解しにくいものである。

 「道路はムダだ」という、そもそもの考え方に異論を呈したい。今まで道路を新設したり整備改良をしてきた地域は、圧倒的に都会地である。その整備費を負担して自分たちの整備を待っていた地方の心情をどのように考えているのだろうか。道路の整備は行き届いた、無駄な道路は造るべきでない、という余りにも勝手な言い分は許されない。ムダかムダでないかは地域の人とその道路を使用しようとする物流関係者、行政の地域づくりを進める当事者の意向や判断も重視するべきであろう。

 確かに全国的には中途半端なで政治的無駄な道路もあることは事実である。それらの反省に立ち地域の実情を見極め、国における道路行政を推進していただきたいものである。この夏の総選挙は地方にとっても重要な意味を持つものである。期成同盟会の皆さんのご努力を目の当たりにし、私たちのできることは限られているが思いを新たにした会であった。